みらいカップにむけて最後の練習です。
2時間ほど登ってから、クライミング壁を水平移動する練習を行いました。3週連続のクライミング練習でずいぶん上達しました。あとは本番です。
川湯野営場を幕営地に、熊野古道で近畿高等学校登山大会がありました。
桃山高校男子が出場してきました。登山大会は100点満点で競う競技です。今年は何故?どうして?というミスがでて、89.2点となり、6位となりました。今回の失敗を糧に次の大会では雪辱をはらしますと部員たちは熊野本宮大社で誓っていました。
夏合宿が1日短くなった分、近畿大会コース2日目の小雲取越を小和瀬から請川まで歩いてきました。あいにく台風接近のため、テント泊を諦めて、日帰り強行の登山活動となりました。
「伊勢へ七旅、熊野へ三度、愛宕山へは月参り」と京都ではいいます。近畿大会のコースは、その熊野本宮近くにあります。小雲取越にはたくさんの外国の方が歩いておられました。何より整備されていて歩きやすかったです。
下山後、熊野本宮を参拝して帰路につきました。
9月22日のみらいカップ(クライミングの大会)に向けて練習が続きます。
この日も文化祭練習の合間をぬって、やまびこクラブで練習です。最初はなかなか登れなかった部員たちも、だんだんと登れるようになってきました。「継続は力なり」です。
8月25日、高体連主催の初級リードクライミング講習会に、女子部員が参加しました。
いつもはトップロープで登っているので、リードクライミングは全員未経験者です。初めに、エイトの結び方、ハーネスへの装着の仕方、そして、クリップへのつけ方などを教わりました。
そのあと、リードでクライミングを体験しました。慣れないリードクライミングに苦戦です。全員ほどよい筋肉痛になりました。
台風接近のため、残念ながら撤収です。それでも、室堂始発のバスに乗車する前に、浄土山を登ります。朝3時テントから出ると流れ星が見えました。ペルセウス流星群です。
室堂にメインザックをおいて、サブザックで浄土山へ向かいました。浄土山からは立山雄山から富士の折立の稜線からのご来光を眺めることができました。
8月12日、立山三山、真砂岳(内蔵助氷河含む)、そして別山を一周しました。この日もサブザック行動です。
室堂から一ノ越へ歩いていると、夜が明けてきました。一ノ越から雄山へと駆け上ると、そこからは、槍ヶ岳、富士山、それに昨年登った北岳などが雲海の上に浮かんでいました。雄山神社で参拝して出発です。
大汝山・富士の折立を越えて真砂岳に到着です。そこから内蔵助山荘へ下り、そして、2018年にに氷河と認定された内蔵助氷河に向かいました。真夏の雪を楽しんだ後、別山への登り返します。剱岳が見えました。その後、剣御前小屋前で休憩してから、ゆっくりと下山しました。
今年の桃山高校山岳部は夏合宿を立山室堂で行いました。残念ながら台風の接近で、1日予定を早めて撤退になりました。それでも、雷鳥さんに出会い、温泉につかり、好天の下で素晴らしい景色を楽しむことができました。
8月11日夜行バスなどを乗り継いで、立山室堂に到着です。途中見た雷鳥沢キャンプ場はカラフルなテントでちりばめられていました。分け入っても分け入ってもテントの山、何とか6張のテントを張ることができました。
そのあと、サブザックを担いで奥大日岳をめざしました。お花畑の高山植物がきれいに咲いています。雷鳥さんもでてきてくれます。心地よい風が吹いてきます。そして、標高2400mの室堂は涼しいです。
あっという間に閉会式です。
残念ながら、結果は37位でしたが、全国でがんばる他校の部員を見て何かを学んだことでしょう。高いレベルを求めるためには何をどうすればいいか学んだことでしょう。それらのことは今後の人生に役立つと信じています。
2年半前に、桃山高校山岳部に入部して、いろいろな山を登り、テントで眠って、クライミングにチャレンジして、美味しいものを食べ、最高な景色を眺め、そして、顧問の語りに爆笑し続けてきました。この閉会式をもって部活も引退となります。
閉会式前には、いろいろな学校と計画書の交換会がありました。最初は交換を頼むのも恥ずかしがっていましたが、だんだんといろいろな仲間と話している内に交換用の計画書がなくなったようです。
高千穂町のみなさん、宮崎県の山岳部のみなさん、ありがとうございました。
8月5日(月)、台風接近のため、祖母山コースは大幅にコース短縮となりました。それでも、スタート地点の旧五ヶ所小学校前では、地元の方々の熱い応援がありました。感謝感謝です。
下山後、体育館で3日間一緒に行動したA隊3班の高校と交流会がありました。桃山高校のキャプテンたちも何かを語っていました。最後はみんなで記念写真です。また、どこかの大学で、どこかの山で再会できればいいですね。