11月7日(木)、講師として大学ジャーナリストの山内太地さんにお越しいただき、2年生に向けて進路講演が行われました。
講演は休憩をはさみつつ、日本の将来と求められる力、大学と学部ごとの特色、進路の決め方についてお話していただきました。行くことができる大学ではなく、自分の行きたい大学を選び、さらに大学を出た後のことまで考えて進路を決めようという言葉に、生徒も心を打たれていました。
講演後には4名の生徒からの質問に答えていただきました。ただ質問に返答するだけでなく、話を深堀して進路決定に向けてどのように考えるべきか、どのような行動をとるべきか、具体的に答えていただきました。
講演全体を通して、ユーモアと力のあるトークで、生徒たちも自分事として話を捉え、全員が顔を上げて、真剣なまなざしで話を聞いていました。
2年生も後半に入り、進路決定の日まで近づいてきていることに焦りを感じているかもしれませんが、まだ1年もあると捉え、進路実現に向けて今から行動していきましょう!
11月1日(水)5・6限に2年スポーツ科学コースの授業において「エアロビクス実習」を実施しました。
講師には(株)THINKフィットネスの山根幸子先生をお迎えし、基本のステップから教えていただきました。多くの生徒が初めてエアロビクスを体験しましたが、複雑なステップの組み合わせに苦戦しながらも音楽に合わせて楽しく声を出しながらノリノリで踊っていました。
後半は、トレーニングやバランス感覚(体幹)の要素も含まれる動きへと変化していきましたが、さすがスポーツクラス!日頃の鍛錬の成果を発揮しながら、必死に頑張って先生の動きについていっていました。その様子をみた山根先生からもお褒めの言葉をもらっていました!!
2時間動きっぱなしの中で、エアロビクスの特性を理解し、リズミカルな身体運動を楽しむ態度を養い、また今後も生涯スポーツの1つとしてエアロビクスやトレーニングダンスに親しむ資質を養う貴重な機会となりました。
また、11月20(水)には3年選択科目「スポーツⅠ」の授業においてもエアロビクス実習を実施します!!
10月31日(木)、11月1日(金)
2年人文科学、文科科学コースの総合的な探究の時間で「現代の嵯峨嵐山を知る」というテーマに基づいて、校外にフィールドワークに出かけました。2日間お世話になったのは京扇子伊藤常、京みやげ洛楽、自家製麺新渡月、嵐山大市、渡月亭別館、清涼寺(敬称略)のみなさんです。
「商店街」をテーマにしている班は、商店街の副会長を務めていらっしゃる「自家製麺新渡月」の店主木村さんにインタビューをしました。インタビューでは商店街が取り組んでいるインバウンド、ゴミ、マナー、環境といった問題の対策から嵐山地域で商売をする者としての心意気、若手が支える商店街の在り方など課題から将来の展望まで多岐にわたる質問にお答えいただきました。
お聞きした内容をまとめて、生徒は12月に発表活動を行います。
御協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
10月28日(月)から11月1日(金)は、人権週間です。
各学年で人権問題について考えるための取り組みが行われました。
10月30日(水)には、3年生全体でハンセン病患者との関わりを描いた映画『あん』を鑑賞しました。鑑賞を通じて、社会における様々な問題や「ひとの心、ものの心を思う気持ち」の大切さを学び、これからの生き方について考える時間となりました。
10月31日(木)には、講師として康玲子(カンヨンジャ)さんをお招きし、1年生が「在日外国人問題」について学びました。実際に在日韓国・朝鮮人としてこれまで様々な問題と向き合ってこられた康さんのお話を聴き、国際社会における人権について考えました。
また、2年生は映像教材を視聴し、「部落差別問題」について考えました。部落差別について正しい知識を学び、自分たちにできる事を考えていました。
人権問題について考えながら、人権学習で得た学びをこれからの人生にどのように生かすのか、どのように生きていくのか、考えることのできた1週間でした。
1年生の「家庭基礎」の保育分野の授業で「赤ちゃん先生」を実施しました。ママの働き方応援隊京都校のご協力で、オンライン(Zoom)で乳幼児が家庭で生活する様子を見たり、保護者から直接話を聴いたりしました。
名前を呼びかけたら手を振って答えて、「何歳ですか?」と質問すると指で教えてくれるお子さんもいました。かわいらしい仕草に生徒たちから思わず笑みがこぼれていました。
生徒からの質問にも答えていただいて、保護者がどのような気持ちで子育てしているのか直接話が聴けて、乳幼児に対して愛情を持って接することの意義や保育の重要性について理解を深めることが出来ました。ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました!
10月23日(水)
本日、嵯峨広沢児童館よりお母さんと赤ちゃんをお招きして、3年選択「保育基礎」の授業を行いました。生徒はこの日のために赤ちゃんに親しんでもらえるように各自キャラクターの名札を作成しました。到着した赤ちゃんたちと歌ったり、手遊びをしたりしながら交流を深めました。グループに分かれた後は、とった足型に羽の形をつけてそれに絵を描いて、とんぼの形にして記念の作品に仕上げました。参加した生徒は、同じ月齢でも成長の速度が違うことや、人の成長の速度の不思議などさまざまに感じとっているようでした。最後は口をそろえてもっと一緒に遊びたかったと感想を述べていました。御協力いただいた赤ちゃんとお母さん、児童館の職員の方々ありがとうございました!
今後、嵯峨児童館、嵐山東児童館からも親子が来校されます。
10月21日(月)より、創立50周年「50祭」の企画で、音楽フェス週間が始まりました!
お昼休みの時間に音楽系部活動が中庭で演奏や演目を披露します。
1日目の21日には、吹奏楽部による演奏が行われました。星野源の「恋」と松平健の「マツケンサンバⅡ」、そしてアンコールにフィンガーファイブの「学園天国」を演奏しました。中庭だけでなく、1棟や2棟の教室や廊下からも生徒が顔をのぞかせ、大盛り上がりとなりました!
音楽フェスは25日(金)まで続きます。22日(火)は郷土研究部が、24日(木)にはダンス部が演奏、演舞を行います。
50周年も後半に差し掛かりましたが、まだまだ盛り上げていきましょう!
10月4日(金)
2年人文科学・文科科学コースが学ぶ「総合的な探究の時間」では、学習内容も後半に入りました。対象とする時代が過去から現代に移り、「現代の嵯峨嵐山地域について学ぶ」と題し、生徒たちは環境、観光、伝統工芸、伝統芸能、商店街、祭りなどのテーマに取り組みます。
本日は嵐山商店街会 会長 石川さんにお越しいただき、現在の嵐山の現状についてご講演いただきました。嵐山商店街には現在年間約800万人の観光客が訪れるそうです。その中でこれまで商店街が取り組んできた観光客を増やすための方策、そしてインバウンド客が回復した現状の課題や対策、今後の計画などをお話いただきました。内容はゴミ箱の設置を巡る問題から観光客を分散化させること、1980年代にあった松並木を復活させることなど多岐にわたり、また将来のことも視野に入れて街作りをしなければならないなど、人気商店街が考えるべき問題の多さに気づかされました。
お世話になっている地域に、高校生がどんなことを還元できるのかを考えながら探究学習のテーマに取り組みたいと思います。
9月30日~10月4日は第2回生活週間です。
朝の登校時にPTA、地域の方、教職員で協力して交通指導をしています。遅刻ギリギリの時間になるとスピードを上げて走行している生徒も見かけます。余裕を持って行動出来るように、見直す期間としてください。
また、3日(木)の6限は全校集会を行いました。右京警察署の交通課の越島さんに来校いただき「自転車の安全利用について」という講演をしていただきました。スライドを用いて自転車の交通ルールを分かりやすく教えていただき、再確認する機会となりました。
本校は約8割の生徒が自転車で通学しています。今一度交通ルールとマナーを遵守し、安全走行を心がけるようにしましょう。
さて、学校祭も終わり、次週からは中間考査も始まります。この期間中に一人ひとりが自分自身を見つめ直し、よい形で考査に臨むようにしましょう。
9月27日(金)曇り空ですこし暑さがやわらいだ中、第50回体育祭が行われました。
文化祭の時に制作したクラスTシャツを着用していたため、色鮮やかでカラフルな体育祭となりました。
開会式後は3年7組のサプライズのダンスがあり、名物の団長種目で始まりました。お昼からの部対抗リレーでは、各部活の応援合戦も繰り広げられて、あちこちで声援や歓声がとび、盛り上がりました。
順位は優勝 黄団、準優勝 赤団でした。
お楽しみのキッチンカーが本日は6台も来て、PTAの皆さまにジュース販売もしていただき、生徒たちは競技の合間に楽しんでいました。
たくさんの部活動の生徒たちが、早朝から準備をし、競技の運営、後片付けまでしてくれました。みなさんのお陰で無事終了することが出来ました。ありがとうございました。
これで学校祭は終了しました。来週からは生活週間になります。気持ちを切り替えて頑張りましょう!
9月24日(火)
「総合的な探究の時間」において、2年生人文科学コース・文科科学コース 計231人を対象に京都先端科学大学人文学部教授の山本淳子先生をお招きし、「源氏物語はどこがおもしろいのか」と題したご講演をいただきました。
本校がある、嵯峨の地域がどう「源氏物語」の世界と関係しているかを、作品世界に表現された大覚寺や野宮神社といった建物を例に教えて下さいました。また、光源氏がなぜ恋を繰り返すのか、といった作品の核心部分にも、光源氏の生まれ育ちから考察し、「光る」とつけられたあだ名に対し、埋められない心の穴を母の身代わりでもある女性たちによって埋めようとした彼の内実は、暗いものであったと述べられていました。最後に恋をし、愛す人の行いを人生の普遍であり、それが表現された「源氏物語」が長きに亘り愛読された理由であろう、と結んでおられました。
歴史的に嵯峨地域がどんな役割を果たしてきたのか、「源氏物語」とはどんな作品なのか、一端を知ることができたとても有意義な講義でした。山本先生、ありがとうございました!
9月17・20日と1年生家庭基礎の授業にて「防災クッキング」を実施しました。
講師には、五感で学ぶ料理教室・ククラボ代表 きょうと食いく先生・栄養士・防災士・和食文化継承リーダーの松尾 美知枝 氏と他2名の補助の方をお迎えしました。
始めに災害時の注意点も踏まえた上で、ライフラインが止まった場合に有効なパッククッキングとアルファ化米の調理体験を実習で行いました。その後、災害時や避難時に起こる様々な問題への対応・食事についての講義を受けました。
今後も第1学年全クラスで実習が行われていきます。いつ起こるか分からない災害時にも欠かせない食事を通して防災への意識を高め、節水や備蓄への工夫や避難時での行動例を学ぶ機会となりました。
令和7年度に大学等へ進学を予定している者を対象として、(独)日本学生支援機構から奨学金の予備回の募集案内がありましたのでお知らせします。
なお、今回は対象者が限られた募集です。
別添のお知らせを確認していただき、申請を希望する方は申込書類を配付しますので、事務室まで申し出てください。
書類配付期間は、令和6年10月3日(木)までです。
提出期限に間に合うよう、事前連絡のうえ余裕を持って取りに来てください。