6月15日(木)~18日(日)に、第70回全国高等学校陸上競技対校選手権大会近畿地区予選会(近畿インターハイ)が行われました。全国の切符を手にするのは、2府6県から、地区予選を勝ち抜き出場した選手のうち、各種目6位までに入賞した選手です。近畿ブロックは、全国11地区のうちでも、最もハイレベルな地区です。地元京都開催ということもあり、西京極陸上競技場は4日間熱気につつまれました。
京都インターハイを突破し、本大会に出場したのは、3年生の片平海雅(自然科学科)です。最終日4日目の110mHに登場しました。約50名近くの本校陸上部の仲間の声援をうけ、力走した片平は、予選を危なげなく2着で通過し、準決勝までコマを進めることができました。準決勝はあいにく向かい風の中でのレースとなりましたが、今までで一番良い走りを見せ、4着でフィニッシュしました。
全国大会出場はなりませんでしたが、中学時代に府大会の決勝すらかなわなかった片平が、この3年までの間に、近畿大会の準決勝まで進出するだけの力をつけることができました。残る1・2年生の後輩にとっても、大いに感動し、勇気づけられる試合であったと思います。
引退した3年生が、これからは入試という大きな試合に、陸上競技同様に攻めの姿勢をもって、挑んでくれることを願います。3年生、本当にお疲れ様でした。
〔近畿IH結果〕
110mハードル 準決勝3組4着:片平 海雅(自然科学科3年)
記録:14秒92(向かい風0.4m)
※予選6組2着 記録:14秒92(追い風0.2m)
↓写真は準決勝のレースです。片平は左から3番目です。