10月6日(日)に洛再Links同好会のメンバーで、京都大学上賀茂演習林にて、イオンチアーズクラブの子どもたちへ向けて、ネイチャーゲームや工作体験などのイベントを実施しました。
約三カ月近くかけ、準備してきたイベントの本番!!週間天気を見ているときは、曇りや雨の予報でしたが、本番が近づくにつれどんどん天気は回復へ向かい、なんと当日は最高の快晴に恵まれました。
生徒たちは約20名が参加し、朝8:30からみんな走り回りながらセッティングを行いました。10:00前くらいに子どもたちが到着すると、さすがLinks同好会の会長というべきか、会長を中心に子どもたちに優しく声をかけ、セミナー室へ誘導しました。前半のプログラムはネイチャーゲーム!高校生で、子どもたちが冒険へ出発するための空気感を作るため、寸劇を行ったり、山のところどころにチェックポイントをもうけ課題をクリアーしないと通れないような設定にしたり、しっかりと準備をしてきたことを如何なく発揮していました。最初は小さかった子どもたちの声も、徐々に大きくなり、山を登り戻ってくることろには、遠くからでも子どもたちの楽しそうな声を聞くことができました。
お昼ご飯は、大人たちで作った渾身のカレーを子どもたちにふるまいました!!子どもたちからは「めっちゃおいしい」との声をもらえました。
お昼からは、子どもたちに高校生が付いた状態で自分で檜をコースターの形に輪切りしてもらいました。「かたい」「疲れた」「大変」と言いながらもどの子どもたちも最後は一人で切ることができました。その後ははんだごてを用いて木のコースターに絵を描いたり、森で拾ったたくさんの素材を使って工作を行いました。
最後は、高校生も子どもたちも、名残惜しそうに別れを惜しんでいました。子どもたちのバスが見えなくなるまで高校生は手を振り続けていました。
すべてが上手くいったわけではありません。予想できていないトラブルもありました。その失敗に肩を落とす高校生もいました。上手くいった部分も、高校生の力だけでは到底できるものではなく、今回の取組に関わっていただいた多くの大人の方々の支えによるところが大きかったです。ご迷惑をおかけした方もたくさんおられますが、高校生にとっては成功も失敗も大きな経験と財産になりました。
このような大きなイベントを大人の方々と一緒に一から作り上げられる機会と言うのはそうそうあるもではありません。このような機会をいただいたイオンチアーズクラブのみなさま、普段からお世話になっております京都大学上賀茂演習林のみなさま、里山オープンラボのみなさま、他にもご協力いただいたたくさんの方々に心より感謝しています。
(記:洛再Links同好会顧問)