11月10日(日)市営住宅内の遊具のペンキ塗りと、その横で高校生たちによる様々なイベントを行いました!そして、長岡中学校の先生と生徒の計7名が、今回のイベントに興味を持ってくださり、丸1日参加してくれました。あっという間に高校生と意気投合し、一緒に運営を行ってくれました。
まずは遊具のペンキ塗りについて!7月頃からイラストレーション部の生徒を中心に、暮らしランプの吉田まりもさんからご指導いただき、何色を塗るのか、何を描くのか、どんなデザインにするかを0から考え始めました。そしてこの日が子どもたちと一緒に塗り、デザインを完成させる本番でした。高校生が子どもたちに「あそこは何色でこんなふうに塗ってね」など指示を出しながら完成を目指しました。その中で子どもたちから「ペンギンを塗りたい」「くじらもいてほしい」など、どんどんとリクエストが入り、高校生はそれに合わせてどんどん下絵を描いていきました。大きい壁を森のデザインにするとろこでは、ほとんど一人の高校生で下塗りを完成させ、そこへ子どもたちが花や果実に見立てたスタンプを押しました。作業をしている全員から笑顔が溢れ、暖かく、和やかで楽しい雰囲気の中で作業ができました。
続いて、イベント企画について!こちらは、何をするかから、すべてを高校生が企画運営を行いました。服のリユース活動、万華鏡づくり体験、重さ測りコンテスト(商品付き)、竹弓体験、ゴミ工作広場、昔遊び体験、そして全員が期待に胸を膨らませた焼き芋配布など、公園すべてを使った一大イベントになりました!小さな子どもたちや、その保護者の方とブルーシートの上で和やかに作業をする姿が、とても微笑ましく、とても暖かい空気が漂ていました。焼き芋配布でも、火をおこした段階から「焼き芋ちょうだい」と言ってくれる子どもたちに囲まれ、あっという間になくなりました!
自分の考えたデザインがその場所に残り続けること、自分の企画したアイディアで誰かが笑顔になってくれること、こういう経験が高校生にとってはとても大切だと感じます。人は経験によって成長しますが、学校の中で過ごすだけでは、得られる体験機会というのは多くはありません。だからこそ、これからもこのような機会を増やし、高校生とともに活動していきます。
ただ、これらの活動は高校だけでは実現できません!!今回も京都市役所のみなさま、暮らしランプのみなさま、エルデのみなさま、このような機会をいただきありがとうございます。高校生にとって、貴重な、自らを成長させる機会になりました。今後も引き続き、よろしくお願いいたします。
(記:洛再Links同好会顧問)