部活動

 毎月恒例の京都大学フィールド研主催の『里山おーぷんらぼ』に参加してきました。

 まずは昨年中に山頂付近を切り拓いてクリ、コウゾ、ウルシ等を植樹して作った雑木林の手入れを行いました。それぞれ生長しシダ類などの下草に背丈で負ける時期は通り越しており作業も簡単に済みました。
 次は山を下りて、これも昨年開墾した畑の手入れです。さつまいもは収穫時期を逸したためちょっとムシに食われていましたが焼きイモにするとホクホクしておいしくいただけました。他にも藍や紫蘇など種をつけたものもあり来年の為に種の採集も行いました。
 植樹のために育てていた数種の広葉樹は植え替えのための掘り出しにかかったのですが生長しすぎていて(根が張り過ぎていました!)作業が難航しました。タイミングって難しいもんです。
 その後、竹炭作りのための竹割り作業にそれぞれ取り組みました。竹を割る専用の道具で作業を進めるのですが割れる瞬間は気分爽快!「竹を割ったような......」という慣用句の意味が体感としてダイレクトに理解できます。

 今回は三重大学、京都薬科大学の1回生も参加しており高校生含めて非常に若いパワーで次々に作業が進み、かなり早く予定していたメニューが終わりました。作業後はみんなでピザを焼いて昼食タイム。畑から採ってきたバジルの葉を使い、里山マルゲリータの完成です。おいしかった!!

 楽しみながら協働して里山づくりに取り組み、人が生きる環境について思いを馳せる。毎回のことですが今回も高校生にとってたいへん良い学びがありました。 

 
 
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