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 2017年10月30日
 

平成29年10月28日(土)、けいはんなプラザで行われたまほろば・けいはんなSSHサイエンスフェスティバルで、サイエンスリサーチ科1年生の4グループが発表しました。ポスターは、夏季実習プログラムでの実験についてまとめたものです。来場者とのセッションを通し、改めて実習の成果を振り返ることができました。また、他校の生徒のポスター発表を通して、これから始まるサイエンスⅡへの刺激を受けることができました。

 
 
 
 
 2017年10月04日
 

平成29年10月2日(月)5,6限、サイエンスリサーチ科の1年生を対象にサイエンスプログラムを行いました。

演題 「グループ研究の手法を学ぶ」 

講師  京都大学 国際高等教育院附属データ科学イノベーション教育研究センター

木村 里子 氏

サイエンスリサーチ科1年生は夏季実習を終え、いよいよ二年次のサイエンスⅡでの探究活動に向け、取り組みを始めます。サイエンスⅡでは、3~5人のグループにおいて独自に研究テーマを設定し、1年間、活動を行います。これに先立ち、木村先生には、「研究とはどのようなものなのか」、「どのようなことに留意して進めていけばよいのか」など、ご自身の経験を踏まえ、丁寧にご説明いただきました。

「わかっていること」が書いてある教科書での勉強と異なり、「わかっていないこと」を調べ、明らかにすることは大変だけれども、とても楽しい。ぜひ、研究の楽しさを味わってほしい、とのエールをいただきました。

 
 
 
 
 2017年09月26日
 

平成29年9月19日にサイエンスリサーチ科の1年生が夏季実習プログラムの内容について、ポスター発表を行いました。演題は以下の通りです。

① 超伝導体の磁化率測定

② ヤブミョウガからみえてくること

③ 底質と底生生物の関係

④ シロイヌナズナの花の突然変異体の観察と遺伝子の同定

⑤ JICAとごみ問題

⑥ 将来を見据えた理想的なマイホームの設計

⑦ 三浦梅園の命題を解釈 「人道を以て人と為る。天道に順って人と成る。」

生徒からは、「聞き手の立場に立ち、説明を行うことの難しさを感じた」、「プレゼンテーション能力や質疑応答の力をもっと伸ばしたい」との感想が数多く述べられました。今後、第2回京都サイエンスフェスタなどでの発表も予定されており、今回の経験を生かしていきたいと思います。

 
 
 
 
 2017年09月19日
 

9月7日、8日に開催された文化祭にて、

サイエンスプログラムⅡで、難民の支援活動について学んでいる生徒たちが

難民支援のための募金活動を行いました。

募金は29,628円、衣類は39着集まりました。

この募金額を救援物資に換算すると

毛布345枚

調理器具1式16家族分に相当します。

募金は国連UNHCR協会へ、

衣類はユニクロへ寄付しました。

たくさんのご支援ありがとうございました。

 
 
 
 
 2017年08月31日
 
 
 

 夏季実習プログラム「超伝導実習」として、サイエンスリサーチ科1年の10名が、前回に引き続き、京都大学で実験・発表を行いました。

 7月28日に、2班に分かれ、超伝導体の抵抗測定と磁化率測定を行いました。実験に用いる試料の準備やコイルの作製等、大学院生にご指導いただきながら、自分達で実験を行いました。実験が始まってからは、超伝導体が冷えていくのをみんなで見守りながら、超伝導になる瞬間を観察しました。

 また、8月8日には、実験結果をまとめ、考察を行った内容を発表しました。初めての発表に、緊張しながらも、10分間の発表および質疑応答を終えることができました。研究室の先生方からは、考察に関する新たな視点や発表に対するコメントをいただき、今後の課題が見つかりました。

 3日間、熱心にご指導いただいた、京都大学理学研究科固体量子物性研究室の先生方、大学院生のみなさんには、この場を借りて熱く御礼申し上げます。ありがとうございました。

 
 
 2017年08月23日
 
 
 

サイエンスリサーチ科1年生8名の生徒たちが8月1~3日に京都府農林水産技術センター(生物資源研究センター)と京都府立植物園に出掛けてきました。今回、実習を担当してくださったのは京都府立大学大学院生命環境科学研究科(細胞工学研究室)の武田征士先生です。7月8日(土曜日)の事前学習では、武田先生に本校にお越しいただき、講義を通して花器官のABCモデルを学習しました。また、実際にバラの花をバラバラに分解し、バラエティーに富んだ花の形作りの仕組みを学習しました。

実習の内容はモデル植物シロイヌナズナを用いて遺伝子解析技術を学びました。実習に参加した1年生たちは、高校では体験できないバイオ系の基礎的な実験(DNA抽出、PCR法、制限酵素処理、電気泳動法、走査型電子顕微鏡の操作など)に取り組みました。実験の待ち時間には、圃場見学を行いました。眺望のよい研究室からは奈良の若草山や高円山が見られました。

ユーモアセンスに長けた武田先生の講義と解説には絶えず笑いを誘うものがあり、研究を楽しむ姿勢だけでなく、研究者としての強い情熱や使命感が伝わってきました。引率した本校の教職員もそのお人柄に魅力を感じて学校に戻りましたが、最先端の研究内容だけでなく、科学者としての在り方や生き方に触れることができることもサイエンスプログラムのおもしろさだと感じています。

また最終日は、京都府立植物園で多種多様な植物を観察してきました。観覧温室では、「食虫植物展」が開かれていました。いろいろな植物の花器官のホメオティック突然変異体を観察することができました。

現在は実験データをまとめる作業に入り、9月にポスター発表ができるように準備を進めていきたいと思います。

 
 
 2017年08月22日
 

平成29年7月31日~8月2日、サイエンスリサーチ科の1年生18人が京都大学フィールド科学教育センター舞鶴水産実験所を訪れ、2泊3日の臨海実習を行いました。

まず初日には、舞鶴水産実験所の船「緑洋丸」に乗り、若狭湾の海洋データ(海水の水温、塩分濃度、濁度、クロロフィル蛍光度)を収集すると共に、地引き網で海底に生息する生物の採集を行いました。

2日目は採集した生物のソーティング、種の同定、数の計測を行った後、生物を解剖し、胃中を調べることにより、餌生物の同定を行いました。また、京都大学の先生のご指導のもと、生息環境と生物種や個体数との関係について考察を行いました。

最終日の3日目には実習の結果をまとめ、その内容を班ごとに発表しました。

 

実習中には水産実験所で行われている研究内容について紹介していただくとともに、施設見学もさせていただき、日頃の授業では体験できない貴重な時間を過ごすことができました。お世話になりました京都大学の先生方ならびに事務や宿泊施設の職員の方々に改めて御礼申し上げます。

 
 
 
 
 2017年07月24日
 
 
 

 昨年に引き続き、サイエンスリサーチ科の生徒2名(2年生)が、アジアサイエンスワークショップinシンガポール(平成29年7月30日(日)~8月5日(土)6泊7日)に参加します。

 この研修プログラムは、将来、研究者として国際的な共同研究等を実施するのに必要な資質能力(コミュニケーションへの積極性や英語運用能力、異文化コミュニケーション能力等)の基礎を養うと共に科学的教養を深めること、また、広範な学校からの参加者との科学的交流における国際的リーダーシップの育成を目的としています。

 シンガポールでは、現地校の生徒と共に科学実験授業やワークショップに参加し、リサーチ成果のプレゼンテーション交換を行ったり、シンガポール国立大学や科学関連施設等を訪れて研修を行います。

 現在AETのロリ先生の指導を受けて、現地校で発表する英語でのプレゼンテーションの練習に取り組んでいます。後日活動の様子が分かる写真や参加者のコメントをHPでお伝えする予定です。

 
 
 2017年07月20日
 

サイエンスリサーチ科1年生夏季実習「超伝導実習」グループは、7月8日(土)に京都大学大学院理学研究科米澤先生のご協力のもと事前学習会を行いました。

次回からの実験に向けて、液体窒素の基礎知識や取り扱い時の注意点、超伝導現象の理論についてを学んだ後、実際に液体窒素を用いて 77 K の低温の世界を体験しました。

バラを粉々に砕く、バナナで釘を打つ、ゴムボールを砕くなど、実験1つ1つに驚きの声が上がっていました。また、代表的な超伝導現象であるマイスナー効果やピン留め効果を利用した浮遊実験もでき、生徒にとって貴重な経験となりました。

 
 
 
 
 2017年07月19日
 

平成29年7月15日(土)に、(株)国際電気通信基礎技術研究所(ATR)を訪問し、fMRI(機能的核磁気共鳴画像法:functional magnetic resonance imaging)を利用した脳活動イメージングについての研究を紹介していただきました。

まず講義ではMRIおよびfMRIの原理について説明があり、これらの装置では超高磁場を与えた状態での体内における「水素原子核の状態変化」(ささやき声)を検出し、そのデータをもとに画像化が行われていることを分かりやすく説明していただきました。

また、講義後には実験をされている様子を見学し、実際に解析結果が得られる様子を間近で見ることができました。

 参加したサイエンスリサーチ科の生徒からは、「右手を動かす際には左脳が活発に働いているなど、日々の生活の中で脳のどの部位が活動しているのかを知ることができ、脳についてさらに興味が増した」、「ドラマなどで登場してくるMRIの原理を知ることができて良かった」などの感想が述べられました。脳科学という最先端の研究に触れることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。

 
 
 
 
 2017年07月11日
 

 サイエンスリサーチ科1年生は7月末から8月初旬にかけ、本校と連携している大学等で実施される夏季実習プログラムに参加します。それに先立ち、7月8日(土)に行われた事前学習会では、各分野の専門的な研究内容について講義・実習等を受けました。各プログラムと連携先は以下の通りです。

① 超電導実習・・・京都大学大学院理学研究科

② 植物園実習・・・京都大学大学院理学研究科

③ 舞鶴臨海実習・・・京都大学フィールド科学教育センター舞鶴実験所

④ 生命科学実習・・・京都府立大学大学院生命環境科学研究科

⑤ グローバルコミュニケーション実習・・・JICA

⑥ 社会実習・・・(株)ゼロホーム

⑦ 哲学実習・・・国際高等研究所

 
 
 
 
 2017年06月23日
 

平成29年6月23日(金)5・6限、サイエンス研究「口頭研究発表会」が実施されました。

昨年度から1年間取り組んできたゼミ活動の成果を発表しました。

これまでの研究でお世話になった外部機関の先生方や、近隣の方、保護者の方などにも参加していただきました。

また、サイエンスリサーチ科2年生も見学し、自分たちが取り組んでいる研究の参考にしようと、積極的に質問を行なっていました。

 
 
 
 
 2017年06月18日
 

平成29年6月18日(日) 京都大学吉田キャンパスで実施された「第1回 京都サイエンスフェスタ」に参加しました。本校からは3年生の生物ゼミのメンバーが発表しました。

また見学した1年生は、今後サイエンスリサーチ科で実施される探究活動への展望を持つ機会となりました。

 
 
 
 
 2017年06月09日
 

平成29年6月9日(金) 3・4時間目、サイエンス研究「口頭研究発表会 事前練習会」が実施されました。

6/23(金)5・6時間目に、サイエンスリサーチ科3年生が、昨年度の「サイエンスⅡ」から取り組んできた探究活動の成果を発表します。今回は、その事前練習会の位置付けで、分野ごとに分かれてプレゼンテーションを行いました。

発表を通して得た意見、気づきを本番へ向けた改善へつなげていきます。

 
 
 
 
 2017年06月09日
 

6月6日(火) 6・7時間目、サイエンスⅠ「夏季実習プログラム説明会」が実施されました。

今年は、住宅展示場を訪問して住まいのデザインについて考える「社会実習」や、国際高等研究所で思想・文学・政治・経済・科学・技術などについて議論する「哲学実習」などが新たなプログラムとして実施されます。

前年度から継続のプログラムは、2年生の体験者からも概要の説明がありました。

夏季実習は「サイエンスⅠ・Ⅱ・研究」における探究活動の導入部分にあたります。

企業や大学、研究機関での実習をポスターにまとめ、サイエンスフェスタや南陽フォーラムで発表します。

 
 
 
 
 2017年05月29日
 
 
 

平成29年5月30日(火) 3・4時間目、京都教育大学の植山俊宏先生によるサイエンスリサーチ科1年生対象「俳句の授業」が実施されました。

17の少ない字数に、詠み手独自の感性を持たせること、また、鑑賞する側はその作品の情景についてイメージを膨らませていくことといった、俳句の楽しみ方について講演頂きました。

その後、サイエンスリサーチ科の生徒たちが実際に俳句を作り、句同士をつき合わせて植山先生に評価して頂く「俳句相撲」が行われました。

高校生の自由な発想から作られた秀作の数々に、笑いが起こり、感嘆の声があがる取組でした。

 
 
 2017年05月19日
 

平成29年5月19日(金) 7限、サイエンスリサーチ科第2学年を対象に、オーストラリアについてより深く多角的に知るための事前学習が実施されました。

事前学習では、在大阪オーストラリア総領事館 商務官(教育)の冨永さおりさんからの講演と、オーストラリア中期留学に参加した生徒からの体験談の2本立てでした。

富永さんからはオーストラリアについて、また今後の働き方や進学のあり方について、熱く語っていただきました。

6月の研修旅行に向けて、オーストラリアへの理解を深めるとともに、期待を高めることができました。

 
 
 
 
 2017年04月27日
 

平成29年4月25日(火)7限、サイエンスリサーチ科の1年生を対象にサイエンスプログラムを行いました。

演題 「サイエンスリサーチ科に期待すること」 

講師  京都大学 特任教授

    けいはんな文化学術協会 理事長

    高橋 克忠 氏

本校のサイエンス・アドバイザーでもある高橋先生からは、サイエンスリサーチ科の新入生に対し、科学(サイエンス)には自然科学、社会科学、人文科学の3種類があり、これらの分野はお互いに独立しているのではなく融合領域があるとの説明がありました。そして、この融合領域を学ぶことこそがこれからの世の中とても大切になるとのお話がありました。高橋先生からは、南陽高校にはそのような環境が育っており、高校3年間の中で多くを学び羽ばたいていってほしいと、エールが送られました。

 
 
 
 
 2017年04月27日
 

平成29年4月22日(土) 関西文化学術研究都市にある「国立国会図書館関西館」において、本校サイエンスリサーチ科2年生が活用ガイダンス/資料探索実習に参加しました。

本校と国立国会図書館関西館との連携は3年前に始まり、関西館の文献提供課のみなさまのご協力を得て、図書部やサイエンスリサーチ科を中心としたガイダンスや実習が行われています。


今日は国立国会図書館関西館を活用するためのガイダンスに加え、「サイエンスⅡ」において探究活動を進めていくうえで重要となる「資料探索」について実習を行いました。

実習は、いくつかの例題について、実際に複数のデータベースを活用し必要な情報を集めるというものでした。


参加した生徒からは、複数人で使用できる研究室などもあることから、今後「サイエンスⅡ」のゼミ活動において、是非利用していきたいとの声が聞かれました。

 
 
 
 
 2017年04月18日
 

平成29年4月18日(火) 7限、1年生サイエンスリサーチ科対象のオリエンテーションが実施されました。

「サイエンスⅠ」では、情報処理技術や各種実習などを通して、探究活動の基礎を学び、夏季には実習プログラムへ参加、ポスター作成・発表を実施していきます。



越野泰徳校長のプレゼンテーションでは、「普段の授業をピアノの練習曲であるとするならば、サイエンスでの取り組みは演奏曲である」として、ISEF の様子なども紹介しつつ、探究活動をのびのびと楽しく、取り組んでほしいとのメッセージが送られました。



奥西邦弘学科長からは、サイエンスリサーチ科の概要、サイエンスⅠ・Ⅱ・研究の流れやサイエンス講座、ポスターセッションの紹介等の説明がありました。



1年生は次週、本校サイエンスアドバイザーの先生の講演を聴く予定です。