今年も佛教大学教育学部教授、原先生を講師にお迎えして、「ネットいじめはなぜ痛いのか」という演題で人権学習の講演会を実施しました。お話が始まると、あっという間に原先生の世界に引き込まれ、 「自分の好きなものを写真に撮る行為と、それをSNSに投稿する行為とは同じではない。」「自分に悪意が全く無くても、誰かの心を傷つけてしまえば、それはいじめになる。」というお話にハッとさせられた生徒も多くいたようです。
また、後半には、「夢を叶えたいなら、自分から動くことが大切だ。自分が大切にしている思いは直接伝えた方がいい。」という原先生のメッセージに応えて、自ら手を挙げた3名が前で将来の夢を語りました。
生徒からの、「自分の進みたい道に行くにはどうすればよいか。」という質問に対しては、「今はいろいろなことに挑戦して自分の可能性を広げるときだ。この科目は自分に必要ないから、という理由で学ぶことをやめてしまうのではなく、どの科目の学習もこつこつと真面目に勉強することが自分の力になる。部活動やボランティアなどにも挑戦し、自分の経験値を上げていくことが、これからの世界で生きていく力となる。がんばれ、桃高生。」という励ましのお言葉もいただきました。
これから三年間共に学ぶ仲間を大切にしながら、自分の将来の夢に向かって頑張っていこう、という勇気をいただいた講演会でした。