学校長挨拶

学校長挨拶

「知」「徳」「体」「自」「和」       

維孝館学園 宇治田原町立宇治田原小学校
校 長   芦田 浩章 

 本校は、「人がつながる 未来につながる お茶のふるさと 宇治田原」を標語とする宇治田原町の東部に位置し、一面に緑が広がる茶畑と南山城地域の最高峰である鷲峰山(じゅぶざん)をはじめとする山々に囲まれた豊かな自然に恵まれた環境にあります。
 校区内には、「青製煎茶製法」を発明した日本緑茶の祖「永谷宗圓翁」の生家や、藤原定家が京都・小倉山の山荘で選んだといわれる小倉百人一首第5番「奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋は悲しき」を詠んだとされる猿丸大夫を祭神とした猿丸神社があります。今年度で創立150年目の歴史と伝統に輝く学校です。また、本校には、学校所有の茶畑(500平方メートル)があり、子どもたちは毎年「茶摘み」を体験したり、摘んだ茶葉を製茶したお茶をおいしくいただいたりしています。
 町内には、小学校2校と中学校1校があり、3小中学校が一体となって小中一貫教育を推進しています。平成28年度末には愛称名「維孝館学園」を決定し、平成29年度より新たな歴史を刻みはじめ6年目を迎えました。
 全校児童数は208名。子どもたちはたいへん明るく素直で、元気な歌声を響かせながら学校行事などに一生懸命取り組んでいます。
 また、本校の教職員も、子どもたちの成長を心より願い、以下の本町の「育てたい子ども像」と教育目標等を掲げ一丸となって教育活動に取り組んでいます。
 
<本町 育てたい子ども像>
・夢に向かって自ら学ぶ人
・人とのつながり(絆)を大切にする人
・誇りを持ってふるさとを語れる人

<本校の教育目標>
「生涯にわたる学習の基盤を培い、心豊かな人間性と責任感を持ち、主体的に生きる力を育てる。」
「心身ともに健やかで知・徳・体の調和のとれた児童の育成を目指す。」

特に
「知」(確かな学力をはぐくむ)
「徳」(道徳性を養う)
「体」(健やかな体をつくる)
「自」(自己を見つめ将来を展望する力をはぐくむ)
   【周りから認められ必要とされていると感じる、自立、職業意識や考え方の変化等】
「和」(人権尊重を基盤とし共生する力をはぐくむ)
   【コミュニケーション、おもてなし等】
の5つを中心に、取り組んでいます。

 子どもたち一人一人が、ふるさと宇治田原町を見つめ、理解し、誇りを持てる人となり、町の人たちとの交流をはかり、様々なことを体験的に学び、本町、そして世界にはばたけることを願っております。

令和5年4月

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