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2024/07/12
 
 

7月8日(月)に3年生全員を対象にSSHキャリアプログラムを実施しました。

この取組は、グローバルサイエンス人材を育てるGS人材育成プログラムの一環としての行事で、様々な業界で活躍する社会人を講師に迎え、3年生の生徒が講師と交流することを通して、生徒が社会に出てからの自身のキャリアイメージを描くきっかけを作り、本校が掲げるキャリア形成の視点からのグローバルサイエンス人材の育成に必要な資質・能力を育成するものです。

参加した生徒からは「憧れていた職業の話を聞いて、改めて絶対なりたいと思った」「開発という業種でも海外に行くことも多いので、様々な力を付けることが大切だと思った」などの感想が出ました。

参加した生徒にとって、高校卒業後のキャリアについて新たな視点からの気づきを得ることで、今、自分が何をするべきかを改めて考えることができ、大変意義のある取組となりました。

 
 
2024/06/28
 
 

6月7日(金)と21日(金)に、自然科学科1年生を対象に、京都教育大学教授・田中里志先生によるSSH講座「化石から地球環境を探る」が行われました。

この講座では、巨椋池に堆積した粘土層から珪藻化石を抽出し観察することで、過去の巨椋池の古環境を探りました。古代の地球環境を理解することで、現在を理解することは過去を知る手がかりであり、未来の環境や諸現象を推定することが可能になることを学びました。

天候不良により今年度は試料採取を行うことができませんでしたが、昨年度に採取した試料を用いて観察を行い、顕微鏡で発見した化石を図鑑で確かめたり、生徒同士で見せ合ったりと活発な活動が行われました。

楽しみながら大学レベルの研究に触れることで、科学に対する興味関心や知識理解がより一層深まる取組となりました。

田中先生および学生のみなさんには大変お世話になりました。ありがとうございました。

 
 
2024/06/17
 
 

化学班に1年生がたくさん入ってきました。

このグループでは、食器用洗剤が生物に与える害について研究をしています。

数週間薄めた洗剤に浸した水草と、蒸留水に浸した水草の表面にいるプランクトンを顕微鏡を用いて観察しています。

活発に活動しており、今後が楽しみです。

 
 
2024/06/14
 
 

6/9(日)に京都大学で行われた「令和6年度みやこサイエンスフェスタ」にGS部が参加しました。

桃山高校からは気象班「京都府南部に発生する積乱雲『田辺五郎』の発生予報」、鳥班「桃山丘陵地域におけるカラスの音声コミュニケーションと行動の関係」の2テーマについて発表を行いました。

1年生にとっては初めての大きな発表会、2年生にとっては初めて先輩として参加する発表会であり、聴衆からの鋭い質問も、他校の発表から受けた刺激もきっと良い経験になったと思います。

この経験を糧に、今後も研究活動を続けていきます。

ご声援をお願いいたします。

 
 
2024/06/06
 
 

6月5日(水)、語学スクールのBerlitzより講師の先生方をお迎えし、自然科学科3年GS探究Ⅲの授業の一環として、英語ポスター発表会を実施しました。2年生の時に各自が1年間かけて取り組んだ課題研究の内容をグループ毎に英語のポスターにまとめ、講師の先生方に英語で発表しました。発表は複数のグループが同時に行う形をとることで、2時間の時間の中で各グループが複数回発表できるようにしています。10分間の持ち時間の中で最低3分間は質疑応答の時間になるように設定しており、生徒達は時に言葉に詰まりながらも、メンバーと協力しジェスチャーも交えながら熱心に質問に答えていました。

GS探究Ⅲでは、これからキャリア探究を進めていく予定です。

 
 
2024/05/10
 
 

5月1日(水)2日(木)に、自然科学科1年生を対象にスーパーサイエンスキャンプを実施しました。

初日の午前は明石海峡大橋の足元にある橋の科学館を訪問し、世界一のつり橋の構造や建造方法について学びました。

午後はSPring-8を訪問して施設見学を行いました。また、川上恵典研究員から、光合成中心の構造の研究についてと自身のこれまでのキャリアについての講演を行っていただきました。

夜は西はりま天文台を訪問し、本田敏志准教授から元素の起源や星の一生についての講演を行っていただきました。また、一般の人が覗ける望遠鏡としては世界最大級のサイズを誇る「なゆた望遠鏡」を見学しました。あいにくの空模様で十分な天体観測はできませんでしたが、一瞬の雲の切れ間からアークトゥルスを見ることができました。また、希望者には専門的な観測室の見学もさせていただきました。
2日目に訪れた人と自然の博物館では田中公教准教授から生物の分類と系統樹について講演を行っていただきました。午後は展示見学を通して、生物学を中心とした幅広い自然科学の知見を得ることができました。

高校生活最初の宿泊学習でクラスの親睦を深めるとともに、教室での学びでは体験できない"ホンモノ"を見て、感じ、考えることのできた貴重な時間だっとのではないでしょうか。

 
 
2024/05/08
 
 

5月3日の夜から4日の朝方にかけて、本校で天体観測会を実施しました。

肉眼による春の代表的な星座や夏の星座の観察や、天体望遠鏡を使った火星や土星などの惑星やリング状星雲などの観察を行いました。また、日の出を観察することもできました。

星座の見つけ方や天体望遠鏡での観察のポイントなどの講義も行いました。総勢40名で雲一つない夜空を眺め、非常に貴重な経験をすることができました。桃山城とともに見る朝焼けが非常に印象的でした。

天文班を中心に定期的に観測会を実施していく予定です。

 
 
2024/04/30
 
 

4月28日(日)鴨川デルタで、グローバルサイエンス部の新歓フィールドワークを行いました。
生物班はプラナリアの採取、岩石班は岩石のサンプルを採取・観察、化学班はパックテストを用いた水質調査、鳥班は双眼鏡で野鳥の観察、気象班は空や雲の観察等を行いました。

南陽高校・附属中学校自然科学部からもフィールドワークに参加してくれ、総勢60名以上で大いに盛り上がりました。また鴨川デルタで合流する2本の川、賀茂川と高野川の岩石の違いやその理由、雲から分かる上空の大気の状態など、顧問の先生からの特別講義もあり、自然の面白さを感じた1日でした。

新メンバーを迎え、今年のGS部の活動も充実したものにしていきましょう!

 
 
 

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