1月31日(金)3年生9名が加悦中学校を訪問し、中学1年生の総合的な学習の時間「与謝野町の魅力動画制作」のアドバイスを行いました。
まず高校生から、3年間の総合的な探究の時間でそれぞれが取り組んだことを紹介し、中学生たちはメモを取りながら真剣に話を聞いていました。次に中学生8グループにそれぞれ高校生が入って、事前に中学生からもらっていた質問に答えたり、動画制作の方向性についての相談にのったりしました。大江山、丹後ちりめん、農業など幅広いテーマに対して、生徒たちは事前に下調べを行って、中学生と一緒になってアイデアを考えていました。
最後に中学生から、「自分たちの質問に丁寧に答えてもらい嬉しかった」「これから頑張って動画を作って色んな人に観てもらいたい」という感想を伝えていただきました。
総合的な探究の時間で地域探究に取り組んできた生徒たちだからこそ、伝えられる内容がたくさんあったと感じる交流の時間でした。動画の完成が楽しみです。加悦中学校1年生の皆様、ありがとうございました!
1月22日(水)放課後、2年生総合的な探究の時間でちりめん街道のPRを検討しているチームが、与謝野町観光協会様にお話しを伺いにいきました。
6月に行ったフィールドワークで、観光協会の中野様から魅力や課題などを教えていただいた生徒たちは、中高生など若い層にもっとちりめん街道の魅力を知ってほしいと考え、2月末から開催される「ひなめぐり・街道市」のPRに関わりたいと動画作成やスタッフとしてコンテンツに関わることを提案させていただきました。観光協会の方々は、こころよく受け入れてくださり、昨年の様子や高校生に関わってほしいポイントなどを教えてくださいました。
2月25日(火)から始まる「ひなめぐり」に向けて、告知用のショート動画の作成を進めていく予定です。
1月24日(金)1~3限、国の重要文化財である旧尾藤家住宅にて、1年生全員が茶道体験と建物の見学を行いました。茶道体験では、先生からは茶道の心得やマナーを教えていただきながら、「寒梅」という季節を感じる可愛らしいお菓子とお抹茶を、美味しくいただきました。
与謝野町観光協会から語り部の方に来ていただき、尾藤家の歴史や当時の暮らし、和と洋の世界が融合した建築の魅力について、お話を伺いました。「このような建物が残っていることは全国的にもめずらしく、一度壊してしまったら元には戻らないため若い人たちが価値を感じて残していってほしい。」という言葉を聞いて、すぐ近くにある文化の価値を改めて考える時間となりました。
お世話になった皆様、ありがとうございました。
1月15日(水)3,4限目に、アスリートスポーツコース3年生によるスポーツ交流を行いました。山田小学校でのスポーツ交流は初めてでした。
山田小学校の体育館は高校の体育館とは広さが違うため、全員が安全かつスムーズに参加できるようにレイアウトやトレーニングメニューを検討し、今までの交流会とは少し違った形で実施しました。今までは交流の最後に行っていた高校生による部活動のパフォーマンスを最初に実施したり、呼んでほしいあだ名を書いて胸元に貼ったりすることで、小学生と打ち解けやすくしようと工夫しました。
昨年、総合的な探究の時間で企画したドッチボール大会に参加した小学生もいて、再び交流できて良かったです。小学生からは「高校生の筋力や瞬発力などを見ることができてすごかった。自分ももっと運動を頑張ろうと思った。」などの感想が聞かれました。山田小学校の皆様、ありがとうございました!
今回で今年度のスポーツ交流は最後となりました。与謝野町内の全小学校にお世話になり、合計7回の交流会を実施することができました。アスリートスポーツコースの生徒たちにとって貴重な学びの機会となりました。御協力いただきました全ての皆様に感謝申し上げます。
1月14日(火)3,4限目に、「和菓子づくり技術講習会」として、御菓子処大槻菓舗店主の大槻喜宏様を講師にお招きして、調理実習を行いました。
生徒たちは、新年のお菓子である花びら餅といちご大福を作りました。家でも作ることができるように蒸し器ではなくタッパーを使う大福生地の作り方を学び、手軽に和菓子づくりを楽しめることが分かる実習でした。
花びら餅は、うっすらと紅色が透けて見える可愛らしさと白味噌餡と牛蒡の甘煮が香ばしさもあってとても美味しいお菓子です。いちご大福は、いちごを包む形と上に乗せる形があり、生徒たちは思い思いにいちごを飾り、お茶と一緒に美味しくいただきました。大槻様からは、花びら餅の由来やそれぞれの食材を使用する意味、和菓子の定義なども教えていただき、学びを深める時間となりました。
大槻様、ありがとうございました!
12月21日(土)に国立京都国際会館で「京都探究エキスポ」(主催:京都府教育委員会・京都市教育委員会)が開催され、2年生の総合的な探究の時間でビオトープについて探究しているチームが参加しました。
このイベントは今年度初開催でしたが、「生徒自身が主体的に作り上げる場」であることを目指し、熱意ある生徒たちの手によって具体的な企画を検討・準備されており、その様子にも刺激を受けました。ポスターセッションでは、大学生や大学院生、また他校の教員や生徒の方々から質問やアドバイスをいただき、生徒たちは改めて探究活動へのモチベーションが高まったと話していました。
3年生の夏まで、探究活動は続きます。この経験を活かして、さらに学びを深めていってほしいと思います。
高校卒業後の進路で就職を希望する2年生を対象に、冬休み期間で地元企業・団体へのインターンシップ「Kayadani仕事体験」を実施しました。与謝野町や宮津市、京丹後市の接客、飲食、土木、製造、福祉、行政など分野もさまざまな13ヶ所の事業者の皆様にお世話になりました。
昨年度に引き続きインターンシップ受け入れをしてくださったり、今年度から新たに受け入れをしてくださったりした事業所もありました。3日間という短い期間で、高校生に仕事の魅力や大切にすべきことを伝えようと創意工夫をしていただきました。見学やお話を聞くだけではなく、実際に作業を体験することで、生徒たちはその仕事の難しさややりがいを大いに感じられたと思います。お世話になりました事業者の皆様、本当にありがとうございました。
2月7日(金)には、事業者の方々や1年生に向けての成果報告会を実施予定です。
12月18日(水)3~4限にアスリートスポーツコースの3年生が、岩滝小学校6年生の皆さんとスポーツ交流を行いました。昨年も交流を行った小学生が6年生に進級し、再び一緒にスポーツができて嬉しい時間となりました。
全員でランニングやダッシュ系のトレーニングをしたのち、3つのチームに分かれて「ダッシュトレーニング」「ラダートレーニング」「ボールトレーニング」を行い、最後に高校生が専門競技のパフォーマンスを行いました。高校生の顔ぶれはもちろん、メニューの内容も昨年とは変わっているので、小学生たちは新鮮な気持ちで楽しんでいました。特にメディシンボールを積極的に遠くに飛ばそうと頑張って工夫している姿が印象的でした。高校生たちのパフォーマンスを見て、来年からの中学校の部活動を楽しみになったという声もありました。
岩滝小学校6年生の皆さん、ありがとうございました!
12月17日(火)3~4限に3年生フードデザイン「茶道文化と日本料理技術講習会」をかや山の家の青木博様にお世話になりました。茶道の歴史や茶懐石について教えていただきながら、羽釜でごはんを炊き、里芋と菊菜の味噌汁、向付、猪肉団子の入った煮物椀を作りました。白米は、茶懐石での一汁三菜のように横一文字に盛りつけました。できるだけ地元の食材を準備していただき、自家製の山椒の塩漬けなどの手仕事にも触れることができました。
美しく盛りつける方法や出汁を注ぐタイミング、お盆の持ち方など、茶懐石で意識するポイントを教わった後に、床の間のある座敷にて全員で実食しました。食事の後には、茶道部の生徒の協力のもとでお抹茶とお菓子をいただきました。
参加した生徒からは、「日本の文化に触れてみて、今まではあまり知らなかった日本文化の良さや素晴らしさに気づき良い時間になった。」「和室の雰囲気が落ち着いてとても良かったし、掛け軸や椿の花、イノシシの置物を見ながら楽しく食事をいただいた。器の蓋と絵柄を合わせるということを知った。」「特に羽釜で炊いたごはんが美味しかった。来年から1人暮らしをするので青木さんから教わったことを活かせるように頑張りたい。」などの感想が聞かれました。
青木様、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました!
1月8日(水)、3学期始業式を行いました。
校長式辞では今年の干支の「巳(へび)」は「変化と再生」という意味をもつことを紹介し、「変化には決断が伴う、しっかりと決断できる人間になってほしい。挫折することがあっても乗り越えて再生できる人間になってほしい。」と話しました。
その後部長訓話として、進路指導部長と生徒指導部長から充実した3学期にしてほしい、令和7年を迎えるにあたっての心がけについての話がありました。