加悦谷学舎

 令和6年度の卒業生が、大槻菓舗様の御協力で考案、販売をした桜ロールケーキについて、パッケージデザインの改良を行い、プロモーションしたいと2年生がその活動を引き継いでいます。

 大槻菓舗様と相談し、まずは土から商品ができるまでを体験しようということで、6月4日(水)の午後に、百商一気様にお世話になり、与謝野町の「食べる桜」の葉を摘み取る体験に参加しました。大島桜という種類がやわらかくて食べる葉に向いていること、逆に桜の花の塩漬けには寒山という種類が向いていることを教わりました。実際に圃場で綺麗な葉を選び、手作業で摘み取りを行いました。

 翌週の6月11日(水)の午後には、百商一気様の加工場に伺い、葉の選別や塩漬けの工程を見せていただきました。国産の桜の葉が少ないことや、中でも無農薬で桜を育てている地域はかなり少なく、手作業かつ完全無農薬で実施して収量があまり多くない分、付加価値を付けて販売していることを学びました。桜の葉の良い香りが広がっていて、これから半年ほど漬ける期間が楽しみになりました。

 御協力いただいた百商一気様、大槻菓舗様、ありがとうございます。これらの体験を活かして、デザインの制作に向けて探究活動を続けていきます。

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