目 的
地域の財産(ひと・もの・こと)への理解を深め、新たな価値を創造する
活動内容
巨樹の調査、在来タンポポの調査、大手川の生物調査と環境作り
スタディーツアーの企画運営、宮津市上世屋での里山学習、子ども向け自然体験イベントの運営
活動時間
平日放課後、休日(土日のどちらか)
活動場所
平日:宮津学舎生物実験室等、休日:丹後各地
年間の予定
全国ユース環境活動発表大会(1月)
全国高校生マイプロジェクトアワード(1月)
各種学会(通年)
部長より一言
「ホンモノを感じろ!」「地域で科学、地域を科学」をモットーに丹後全域をフィールドに活動しています。誰も知らない丹後の魅力を見つけたい。誰かにそれを伝えたい。地域の方々からの強力なサポートを得ながら、そんな思いを形にする活動を展開しています。未だかつて1人の退部者も出ていない、みんなが輝ける部活動です。
活動実績
【令和3年度】
全国高校生マイプロジェクトアワード京都サミット 地域特別賞
全国高校生マイプロジェクトアワード全国サミット ベストマイプロジェクトアワード
全国ユース環境活動発表大会近畿大会 優秀賞、高校生が選ぶ特別賞
全国ユース環境活動発表大会全国大会 先生が選ぶ特別賞
森林林業交流研究発表会 審査員長賞
日本自然保護大賞(子ども・学生部門) 大賞
【令和2年度】
全国高校生マイプロジェクトアワード関西サミット 出場(2チーム)
全国高校生マイプロジェクトアワード全国サミット 全国優秀賞
全国ユース環境活動発表大会近畿大会 協賛企業特別賞、先生が選ぶ特別賞
森林林業交流研究発表会
日本森林学会高校生ポスター発表 最優秀賞、特別賞
日本自然保護大賞 入選
令和4年3月26日(土)、27日(日)、「マイプロジェクトアワード2021」全国Summitが開催され、藤本 和奏さん(橋立中・2年)、石野 優衣さん(伊根中・1年)、 八木 美咲さん(伊根中・1年)が、フィールド探究部の活動「丹POPO女子が見つけたこと」について発表しました。
1日目となる26日(土)には、地域SummitおよびオンラインSummitから招待された48プロジェクトの1つとして発表を行い、その結果、2日目となる27日(日)、ベスト6のプロジェクトに選出され、文部科学大臣賞に次ぐ「ベストマイプロジェクト賞」を受賞することができました。
全国およそ6000本のプロジェクトからのベスト6選出、そして「ベストマイプロジェクト賞」受賞おめでとう!タンポポのシーズンとなりますね。どんどん研究を進めてください!
令和4年3月13日(日)、日本自然保護大賞2022授賞式(主催:公益財団法人 日本自然保護協会)が行われ、フィールド探究部「丹後を駆けるF探のチカラー地域の宝を探し、伝え、作り出す」が、子ども・学生部門において大賞を受賞しました。
フィールド探究部では、丹後地域全域で巨樹や在来のタンポポ、人と自然の関わりを伝える財産を探し出す活動を行い、その価値を発信してきました。この活動について大きな評価をいただき、今回の受賞となりました。
(詳細→ https://www.nacsj.or.jp/award/result_2022.php#anchor_cat03)
授賞式にはオンラインで参加し、先日卒業したばかりの3年生も含めて、多くの部員が出席して賞状・盾・記念品を受け取りました。授賞記念シンポジウムの中では、フィールド探究部の活動発表の後に、選考委員のイルカ様より、世代や地域を越えて地球全体としての自然保全につなげてほしいとの評価をいただきました。
今回の受賞に際し、地域の方々を含めて大きな反響をいただきました。多くの方々の御協力により、これまでの探究活動を推進することができました。この場をお借りしてお礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
令和4年3月4日(金)、マイプロジェクト事務局から「マイプロジェクトアワード2021」について発表があり、フィールド探究部の活動「丹POPO女子が見つけたこと」が全国Summitに出場することが決定しました。(https://myprojects.jp/news/16164/)
3月26日(土)、27日(日)に全国Summitが開催され、ベスト6のプロジェクトに選ばれると、27日(日)に発表の様子がオンラインで生配信されます(上記リンク先)。
また、フィールド探究部の活動「探GO!スタディーツアー」についても、地域Summit(京都Summit)の地域特別賞に選ばれました。
令和4年1月17日(月)、公益財団法人 日本自然保護協会から日本自然保護大賞2022について発表があり、フィールド探究部が「日本自然保護大賞2022【大賞】子ども・学生部門」を受賞することが決定しました。
「丹後を駆けるF探のチカラ ー 地域の宝を探し、伝え、作り出す」をテーマとして、これまでの巨樹調査や、在来タンポポの分布調査、大手川と人・地域をつなぐ活動についてまとめてきました。昨年までは入選でしたが、今回、大賞をいただくこととなりました。
今後も地元地域と連携しながら探究活動を進めていきます。
【日本自然保護大賞HP】 https://www.nacsj.or.jp/award/index.php
令和4年1月9日(日)、1・2年生5人が宮津市上世屋地域で雪山スノーシューウォーク体験を行いました。山中では昨年末の大雪が1m程度残っていましたが、普段は笹で歩きにくい山中をスノーシューを履くことで自由に進むことができました。白銀の世界では動物の足跡や樹木の芽吹きなど、様々な生物痕を観察しました。
冬場は天候不良でフィールドワークに取り組みにくい日々が続きますが、様々な発表会へ向けたまとめを行いながら、天候が良いときには外部での活動に取り組んでいます。
実際に令和3年8月11日に親水公園近くにお住いの14名の方と草刈りをして親水公園の対岸をきれいにしました。刈払機を使って1日だけで草を刈り取っていただきました。鎌を使って手動で地道に草を刈っていた私たちにとって本当にありがたかったです。この場をお借りして感謝申し上げます。
また、興味を持って話しかけて下さったり、時には、ジュースをいただいたりしたこともありました。私たちのような人が増え、地域住民の川へ関心が呼び戻されるよう活動していきたいです。
令和3年7月24日(土)、1~3年生が上宮津地区(杉山)でフィールドワークを行いました。山中で杉を中心とした樹木の測定を行い、通算で3000本を超える巨樹(胸高幹周3m以上のもの)を発見しました。
みんなで3000本を記念する人文字を作り、巨樹をバックにして写真撮影しました。今後も1・2年生を中心に、4000本を目指して丹後での巨樹探しを続けていきます。
令和3年4月30日(金)、「海の京都・丹後の巨樹ものがたり」贈呈式が行われました(主催:京都府丹後広域振興局)。これまで丹後地域においてフィールド探究部が行ってきた巨樹調査をまとめ、丹後地域の約8割を占める森林の魅力を広く府民の皆様に知っていただくために「巨樹ものがたり」が発行されました。
今回、「巨樹ものがたり」を50冊贈呈いただきました。部員たちが行ってきた巨樹調査が1冊の本として成果物になったことに加え、これまでの探究活動を後輩たちに引き継ぐためのマイルストーン(要石)になったことでしょう。
贈呈式では、部長の松田健吾さん(3年生)が代表として「巨樹ものがたり」を受け取り、和田庄世さん(3年生)がお礼のことばと活動報告を述べました。また、顧問の多々納智教諭からフィールド探究部のこれまでの活動の経緯を報告しました。
今後も丹後半島を始めとする京都北部を舞台に、地域の方々と繋がり、地域で探究活動を行っていきます。
令和2年8月2日(日)、1~3年生の15人が上宮津地区(杉山)でフィールドワークを行いました。地元地域の方に御案内いただき、杉山がどのように整備されてきたかを学びました。上宮津地区では数千本の杉が育ち、この中で数百本が巨樹に該当すると考えられ、樹齢としては200~300年、長いもので500年になると推定していると聞き、校舎から見える杉山の悠久なる歴史に想いを巡らせました。この後、巨樹(胸高幹周3m以上のもの)に該当する杉の測定を行い、通算で2500本目の巨樹となりました。
なお、本日のフィールドワークの様子をKBS京都様に取材いただきました。下記の予定で放映されます。ぜひ御覧ください。
KBS京都 newsフェイスplus
ふるさと『宮津高校・宮津天橋高校フィールド探究部 丹後半島の巨樹調査!』
8月20日(木)17:45~