7月29日(火)、に与謝野町に来町していた香里ヌヴェール学院と追手門学院高等学校の生徒約40名が加悦谷学舎に来校し、本校の生徒12名とともに与謝野町主催の「総合的な探究の時間」の交流会を行いました。
当日は1時間半の日程で、アイスブレイク、本校生徒による探究活動の紹介、2校の生徒から本校生徒へのインタビューという内容で交流が行われました。
会の冒頭に「人によって価値観は違う。違う立場からみえる地域について、生徒同士ならではの情報交換をしてください。」と先生からお話しがあり、生徒同士で意見を交わし合い、交流会が終了するころには終わりを惜しむかのように話を続ける様子が見られました。生徒にとっては、他校の探究活動を知るばかりでなく、同世代の新しい価値観や考え方に触れることのできた貴重な体験になりました。
交流会の終わりにあたり、「発表をする際は、誰のために、何を伝えるかを大切にしてください。」と香里ヌヴェール学院高等学校長よりお言葉をいただきました。
この交流会の経験をぜひともこれからの活動に活かしてほしいと思います。御協力いただいた皆さま、ありがとうございました!
7月25日(金)、「子どもの知的好奇心をくすぐる体験授業(京都府教育委員会)」として、京都工芸繊維大学 東島 沙弥佳 助教(しっぽ学)をお招きして、2年3組生物基礎選択者、3年3組生物選択者を対象に出前授業を行っていただきました。
「しっぽの不思議:私たちはどうやって"ヒト"になったの?」をテーマとして、しっぽの形態や進化と発生、文化表現(神話や民話)の中のしっぽに関して講義いただきました。動物の名前から思い出されるしっぽの絵を描くワークショップを取り入れていただいたり、仙骨のレプリカを手にしたりしながら、しっぽのはたらきについて学びました。
7月24日(木)に2年生就職希望者を対象に、与謝野町内の協力企業様へ訪問し企業見学会を行いました。実際に現場を見て、お話を聞くことで「働く意義」を考え、仕事や職業に対する「視野を広げる」ことを目的としています。
今回は橋立ベイホテル様、株式会社大栄製作所様、株式会社シオノ鋳工様の3社に御協力いただきました。
普段見ることのないモノづくりの現場やサービスの裏側を間近で見せていただいた後、「やりがい」、「どんな想いで働いておられるのか」、「高校生のうちにやっておくべきこと」等をお聞きしながら企業説明をしていただきました。実際に本学舎卒業生が作業する様子を見ることもできました。
企業見学会を通し、紆余曲折がありながらも挑戦し続ける大人の姿を見て、漠然としていた「働くこと」に対して深く考えるきっかけとなる有意義な時間となりました。これからの進路選択に活かしていきます。
御協力いただいた皆さま、お忙しい中ありがとうございました!
7月19日(土)夕方に、こどもの森保育園で開催された「森まつり」に3年生の生徒5名が参加し、手作りボーリングのコーナー遊びを実施しました。
6月に本校で開催した親子イベント「あつまれ子ども広場」を開催した際に、子どもたちに大人気だったボーリングコーナーを見て、保育園から参加依頼をいただきました。
当日は、多くの親子の皆さんに楽しんでいただくことができました。紙コップにお米を入れて作ったピンの音にも興味を持って遊んでいた乳幼児もおり、遊びの視点を学ぶことができました。
生徒は、自分たちが考えた企画に参加いただいた親子の皆さんに楽しんでもらえたことや、子どもたちとの触れ合いを通して、新たな地域との繋がりを感じる時間となりました。
こどもの森保育園様、お声がけいただき、ありがとうございました!
7月18日(金)、1学期終業式を行いました。
校長式辞では「他人の評判やうわべを気にするのではなく、自分に誇りをもって生きてほしい。」と伝えられました。
伝達表彰と全国大会等の壮行会を行い、壮行会では、全国高等学校総合体育大会へ出場する、ウエイトリフティング部の長島広明さん(2年)への激励を行いました。全国大会での健闘に期待します。
また、令和5年度からお世話になっている高校魅力化コーディネーターの稲本朱珠さんが、本校のサポートを継続していただきますが、活動の中心を京都市内に移されるため、新たに河邊花観さんが就任されました。その紹介及び、御挨拶をされました。
最後に放送による部長訓話を行い、教務部長・生徒指導部長がそれぞれ1学期を振り返り、夏季休業中の過ごし方について注意点もふまえて話しをされました。
表彰生徒は以下のとおりです。
<ウエイトリフティング部>
○第58回近畿高等学校ウエイトリフティング競技選手権大会
長島広明さん 男子102kg級 スナッチ140kg(大会新記録) クリーン&ジャーク160kg トータル300kg(大会新記録) 優勝
<陸上競技部>
○第78回京都府高等学校陸上競技対校選手権大会
大木怜司さん 男子走幅跳 7m10 優勝
<両丹総体>
○第77回両丹高等学校総合体育大会
男子総合 3位
女子総合 2位
終業式後のLHRでは担任の先生から一人ずつメッセージを送りながら通知票が手渡されました。1学期を振り返り、充実した夏季休業にして、2学期に向かってほしいと思います。
7月11日(金)に、総合的な探究の時間において3年生が制作した「加悦谷学舎ニュース」を、与謝野町立加悦中学校、与謝野町立江陽中学校、与謝野町宮津市中学校組合立橋立中学校へ持って行きました。高校生の視点から学校生活の魅力を伝える内容を盛り込み、中学生により加悦谷学舎を知ってほしいという思いで作成しました。デザインや文章にこだわって作成し、各中学校の全校生徒に配付していただきました。
配付にあたり御協力いただきました各中学校様、ありがとうございました。
7月16日(水)4限、学校祭取組を行いました。2・3年生の各クラスにおいては、演劇のキャスト決めや台本の読み合わせなどの活動が始まりました。キャスト達が集まって、台本の読み合わせをしている様子が特に印象的でした。
7月14日(月)4,5限に2年生総合的な探究の時間のプロジェクト計画発表会を行いました。
始めの10分間で各チームの内容をまとめて、持ち時間3分間で発表を行いました。発表内容は、各プロジェクトのコンセプト説明及び1学期に取り組んできたこと、今後の予定の3つについて、チームそれぞれ特徴ある発表であり、聞いている側も想像を掻き立てられるような興味深い発表会でした。
授業の最後に先生方から「チーム同士の横のつながりも、今後の活動に活かして欲しい。」と熱のこもった指導を受け、生徒が今後どのように取り組んでいくのかがとても楽しみです。
2年生の総合的な探究の時間の一環として、御菓子処 大槻菓舗の大槻様に御来校いただき2つのチームが試作会を行いました。
7月4日(金)の放課後に試作したチームは、「地元地域の食材を使ったパウンドケーキで、みんなを笑顔にしたい。」というコンセプトを持ち、伊達農園様で収穫したいちごを使用した「いちごパウンドケーキ」を試作しました。事前に生徒のみで試作をしましたが、いちごジャム作りが上手くいかず大槻様へ相談をしていました。試作会当日はジャム作りと美味しい生地にするコツを御教示いただきました。また、大槻様考案のレシピで作成したパウンドケーキと、生徒考案のレシピで作成したパウンドケーキを食べ比べ、作り方による仕上がりの違いの検討も体験させていただきました。
7月7日(月)放課後には「先輩の作った桜ロールケーキを広めたい。」というチームが桜ロールケーキを試作しました。お菓子作りの経験がほぼ無いチームへ、ロールケーキ生地の焼き方の基本となる説明と先輩が試行錯誤していた経緯も含めて御教示いただきました。生徒は実際に作り、試食を通してPRの方向性のイメージが湧いたようでした。
大槻様には両日共猛暑の中、長時間に渡りとても丁寧に御指導いただきました。また、試作に対して誰よりも本気で取り組んでくださる大槻様の姿勢と、プロ目線からのアドバイスにより、今後の方向性が形づくられたようです。これからの2チームの活動がとても楽しみです!
大槻様、貴重な機会をいただきありがとうございました。
7月12日(土)15時から与謝野駅前で開催された与謝野駅100周年記念イベント「ヨサノガーデンフェス」において、地元地域のイタリアン「欧風ダイニング クッチーニ」様が販売されたポップコーンのオリジナルフレーバーの開発を3年生総合的な探究の時間の一環として行いました。
地元野菜の魅力を地域の若者にもっと知ってほしいというテーマで活動してきたチームが、誠武農園様に見学に行ったり、クッチーニ様でお話を聞いたりする中で、今回のイベントでクッチーニ様が畑で作られているポップコーンのオリジナルフレーバーを開発することになりました。
百商一気様が作られている「食べる桜」の桜塩を使った桜ポップコーン、キャラメルポップコーン、シュガーバターポップコーンの3種類を開発して、オリジナルイラストのパッケージや商品ポップも制作し、当日は開始2時間ほどで完売となりました!
自分たちで考えた商品を販売する経験や、地域の農業や食について当事者として考える経験は生徒たちにとって、深く心に残ると思います。貴重な機会をいただきましたクッチーニ様、御購入いただきました皆様、ありがとうございました!