1月14日(火)3,4限目に、「和菓子づくり技術講習会」として、御菓子処大槻菓舗店主の大槻喜宏様を講師にお招きして、調理実習を行いました。
生徒たちは、新年のお菓子である花びら餅といちご大福を作りました。家でも作ることができるように蒸し器ではなくタッパーを使う大福生地の作り方を学び、手軽に和菓子づくりを楽しめることが分かる実習でした。
花びら餅は、うっすらと紅色が透けて見える可愛らしさと白味噌餡と牛蒡の甘煮が香ばしさもあってとても美味しいお菓子です。いちご大福は、いちごを包む形と上に乗せる形があり、生徒たちは思い思いにいちごを飾り、お茶と一緒に美味しくいただきました。大槻様からは、花びら餅の由来やそれぞれの食材を使用する意味、和菓子の定義なども教えていただき、学びを深める時間となりました。
大槻様、ありがとうございました!
12月21日(土)に国立京都国際会館で「京都探究エキスポ」(主催:京都府教育委員会・京都市教育委員会)が開催され、2年生の総合的な探究の時間でビオトープについて探究しているチームが参加しました。
このイベントは今年度初開催でしたが、「生徒自身が主体的に作り上げる場」であることを目指し、熱意ある生徒たちの手によって具体的な企画を検討・準備されており、その様子にも刺激を受けました。ポスターセッションでは、大学生や大学院生、また他校の教員や生徒の方々から質問やアドバイスをいただき、生徒たちは改めて探究活動へのモチベーションが高まったと話していました。
3年生の夏まで、探究活動は続きます。この経験を活かして、さらに学びを深めていってほしいと思います。
高校卒業後の進路で就職を希望する2年生を対象に、冬休み期間で地元企業・団体へのインターンシップ「Kayadani仕事体験」を実施しました。与謝野町や宮津市、京丹後市の接客、飲食、土木、製造、福祉、行政など分野もさまざまな13ヶ所の事業者の皆様にお世話になりました。
昨年度に引き続きインターンシップ受け入れをしてくださったり、今年度から新たに受け入れをしてくださったりした事業所もありました。3日間という短い期間で、高校生に仕事の魅力や大切にすべきことを伝えようと創意工夫をしていただきました。見学やお話を聞くだけではなく、実際に作業を体験することで、生徒たちはその仕事の難しさややりがいを大いに感じられたと思います。お世話になりました事業者の皆様、本当にありがとうございました。
2月7日(金)には、事業者の方々や1年生に向けての成果報告会を実施予定です。
12月18日(水)3~4限にアスリートスポーツコースの3年生が、岩滝小学校6年生の皆さんとスポーツ交流を行いました。昨年も交流を行った小学生が6年生に進級し、再び一緒にスポーツができて嬉しい時間となりました。
全員でランニングやダッシュ系のトレーニングをしたのち、3つのチームに分かれて「ダッシュトレーニング」「ラダートレーニング」「ボールトレーニング」を行い、最後に高校生が専門競技のパフォーマンスを行いました。高校生の顔ぶれはもちろん、メニューの内容も昨年とは変わっているので、小学生たちは新鮮な気持ちで楽しんでいました。特にメディシンボールを積極的に遠くに飛ばそうと頑張って工夫している姿が印象的でした。高校生たちのパフォーマンスを見て、来年からの中学校の部活動を楽しみになったという声もありました。
岩滝小学校6年生の皆さん、ありがとうございました!
12月17日(火)3~4限に3年生フードデザイン「茶道文化と日本料理技術講習会」をかや山の家の青木博様にお世話になりました。茶道の歴史や茶懐石について教えていただきながら、羽釜でごはんを炊き、里芋と菊菜の味噌汁、向付、猪肉団子の入った煮物椀を作りました。白米は、茶懐石での一汁三菜のように横一文字に盛りつけました。できるだけ地元の食材を準備していただき、自家製の山椒の塩漬けなどの手仕事にも触れることができました。
美しく盛りつける方法や出汁を注ぐタイミング、お盆の持ち方など、茶懐石で意識するポイントを教わった後に、床の間のある座敷にて全員で実食しました。食事の後には、茶道部の生徒の協力のもとでお抹茶とお菓子をいただきました。
参加した生徒からは、「日本の文化に触れてみて、今まではあまり知らなかった日本文化の良さや素晴らしさに気づき良い時間になった。」「和室の雰囲気が落ち着いてとても良かったし、掛け軸や椿の花、イノシシの置物を見ながら楽しく食事をいただいた。器の蓋と絵柄を合わせるということを知った。」「特に羽釜で炊いたごはんが美味しかった。来年から1人暮らしをするので青木さんから教わったことを活かせるように頑張りたい。」などの感想が聞かれました。
青木様、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました!
1月8日(水)、3学期始業式を行いました。
校長式辞では今年の干支の「巳(へび)」は「変化と再生」という意味をもつことを紹介し、「変化には決断が伴う、しっかりと決断できる人間になってほしい。挫折することがあっても乗り越えて再生できる人間になってほしい。」と話しました。
その後部長訓話として、進路指導部長と生徒指導部長から充実した3学期にしてほしい、令和7年を迎えるにあたっての心がけについての話がありました。
12月4日(水)3~4限にアスリートスポーツコースの3年生が、石川小学校5、6年生の皆さんとスポーツ交流を行いました。
今年度のスポーツ交流も今回で折り返しとなり、生徒たちは前半で交流を行った際の小学生の反応を振り返り、メニューを少し変更したり、声掛けの内容を工夫したりして取り組みました。
全員でランニングやダッシュ系のトレーニングをしたのち、3つのチームに分かれて「ダッシュトレーニング」「ラダートレーニング」「ボールトレーニング」を行いました。最後は、アスリートスポーツコース生が部活動で行っていた競技のパフォーマンスを行いました。陸上競技のハードルや棒高跳び、サッカー、バスケットボール、ソフトテニス、ウエイトリフティングなど、小学生たちは多様な種目を興味津々で見ていました。交流が終わってからも、それぞれの種目の器具などに触れて、楽しい時間を過ごしていただきました。
石川小学校の皆様、ありがとうございました!
11月14日(木)放課後活用の時間に、第三回のKayadani仕事図鑑を行いました。Kayadani仕事図鑑とは、「自信を持って進路を選ぶ」をコンセプトに、様々な業界で働く地域の仕事人たちとその業界に興味のある高校生との対話型交流会です。
第三回のゲストは、
・【地方公務員】与謝野町役場 総務課 安達様、木村様
・【ホテル・ブライダル】KISSUIEN Stay&Food ウェディングプランナー 大亀様
の3名にお越しいただきました。
与謝野町役場の方からは、役場の各部署がどのような仕事を担っているか、与謝野町として今後どのような町を目指しているかなどをお話しいただきました。行政職であれば部署異動もありますが、数年に一度まるで転職したかのように新しい分野に触れることができることは刺激的で、魅力的な仕事だと伝えていただきました。
ウェディングプランナーの仕事は提案力と気遣い。日頃から色々なものに触れて引き出しを増やしていくことが大事なことや、一生に一度の場で少しでもお客様の夢を叶えられるように様々な職種の方と交渉が必要なことも教えていただきました。
参加した生徒からは、「将来の自分のイメージが持てた。信頼されることが何より大事だと思った。」「その職業により就きたいと思った。勉強でも部活でも自分で限界を決めずに、挑戦していきたい。」という感想が聞かれました。
安達様、木村様、大亀様、ありがとうございました!
12月20日(金)、2学期終業式を行いました。
校長式辞では、詩人の相田みつを氏の『道はじぶんでつくる 道は自分でひらく 人のつくったものはじぶんの道にはならない』という詩を紹介され、自分自身の未来は自分で切り開いてほしいと話されました。
その後、伝達表彰と部長訓話を行い、教務部長・生徒指導部長がそれぞれ2学期の成績の話や、3学期への心構え等について話しました。
表彰生徒は以下のとおりです。
<ウエイトリフティング部>
○第78回国民スポーツ大会ウエイトリフティング競技会
長島広明さん 男子96kg級 スナッチ120kg クリーン&ジャーク146kg トータル266kg 3位
<陸上競技部>
○第19回京都府国立・公立高等学校陸上競技対校選手権大会
大木怜司さん 男子走幅跳 6m76 優勝
才本結愛さん 女子走幅跳 1m45 5位
藤原優空さん 女子棒高跳 2m80 6位
終業式後のLHRでは担任の先生から一人ずつ通知票が手渡されました。2学期を振り返り、一人一人に労いや励ましの言葉をかけていました。充実した冬休みを過ごし、元気に3学期の始業式を迎えられることを願っています。
12月16日(月)、京都府の西脇隆俊知事が加悦谷学舎を訪問され、生徒たちを対象に特別授業を実施しました。今回、令和6年度地域課題解決プロジェクト(丹後編)の一貫として「若者を惹きつける地域づくり」というテーマで丹後地域を訪問される中、丹後地域で家業継承や起業等を通じて様々な課題にチャレンジされている若者と意見交流された後、加悦谷学舎にも訪問いただきました。
西脇知事から丹後地域の魅力や現在の課題について講義をいただいた後、「どんな夢、希望を持っていますか」、「丹後地域に望むこと」、「京都府への要望や伝えたいこと」の3つのテーマで生徒たちと意見交流をしました。生徒たちはとても緊張した様子でしたが、しっかりと自分の意見を知事に伝えていました。
西脇知事、貴重な機会をいただきありがとうございました!