7月10日(木)、3年生の「総合的な探究の時間」の一環として、加悦学童保育所様へ生徒手作りのストラックアウトを、生徒5名からなるグループが贈呈いたしました。
「すぐ壊れたらどうしよう」、「すぐ飽きてしまうかな」と贈呈前には少し不安な様子を見せていた生徒たちですが、受け取った子どもたちが夢中になって遊ぶ様子に安心したようでした。「ストラックアウトがほしい」という子どもたちの希望を聞き、試行錯誤して作り上げたものを喜んでいただけたという貴重な経験になりました。御協力いただいた皆様、ありがとうございました。
令和7年7月11日(金)4限、学校祭取組を行い、各クラスにおいて、体育祭の競技種目エントリーや、文化祭での合唱曲検討、演劇のキャスト決め等活動がスタートしています。
7月10日(水)、令和7年度第1回きもの着付け教室を行いました。きもの着付け教室は加悦谷高校時代から続く伝統ある取組であり、PTA協力のもと実施しています。希望者9名が参加し、第1回目は浴衣の着付け方を学びました。生徒は講師の先生方の説明を聞き、時には手直ししていただきながら、上手に浴衣を着ることができました。また、PTA行事としてPTA役員の方にも着付け体験をしていただきました。第2回は袷着物を学ぶ予定です。
令和7年7月10日(木)3限、両学舎を接続した遠隔合同授業「看護理数」(3年選択)において、府立看護学校長の吉田裕子先生に講義いただきました。
吉田先生から、看護の「やりがい」や「難しさ」などを学んだり、医師と看護師の仕事の違いについて理解を深めたりしました。また、看護の道に向けて、高校生の時期にすべきことや求められることを学ぶとともに、府立看護学校での学びの様子をお聞きしました。
7月10日(木)4限、全校生徒を対象に京都府警察本部北部サポートセンターから坂本様を講師にお招きし、薬物乱用防止教室を開催しました。
オーバードーズの危険性、違法薬物に関する知識、その中でも若者の間に最近大麻が広がりをみせていること、また、薬物の耐性と依存性について等詳しく教わりました。
夏の間に開放的な気分になり、飲酒や喫煙、ドラッグの誘惑があると、誘いを断り切れなくなるかもしれません。万が一このような場面に遭遇した時は「①迷わない ②はっきり拒否する ③その場から逃げる」と心得て、悪い誘惑を断れる強い人になってほしいとのメッセージで講演を締めくくられました。今後は今日の学びを生かして生活行動できるようにしていきたいです。
3年生の総合的な探究の時間で、写真を通して与謝野町や丹後地域の魅力を伝えたいというチームが、7月7日(月)から下山田公民館で開かれている与謝野駅100周年企画に参加し、写真展を行っています。
生徒は2年次のフィールドワークで、京近淳デザイン事務所様に写真の撮り方や一眼レフの使い方を教えていただき、約1年間をかけて四季折々の丹後地域の自然や風景を高校生の視点で切りとった写真を撮り続けてきました。春休みに、ローカルフラッグ様と下山田区長様からこの企画を御紹介いただき、展示に至りました。今回の写真展では、100枚以上のデータの中から季節ごとに合ったものを選んで展示しています。
展示期間は、7月13日(日)までです。ぜひ、生徒が撮影した写真を御覧ください。
7月4日(金)5・6限、人権教育講師・中尾勇守様を講師としてお招きし、1年生を対象に「だれもが『らしさ』を発揮できる社会をつくる」という演題で、多様な性を生きる人たちが置かれている状況や、御自身の経験、また、自分らしく生きることなどについての講演をお聴きました。
生徒の感想からは、「自分の軽率な発言で誰かを傷つけないようにしていこうと思った。『かわいそう』などの上から目線な言葉ではなく、人としてしっかりと相手と向き合い、その人が自分らしく生きやすい環境に少しでもなれるような存在になりたい。自分も、自分らしさを受け入れてもらいたいです。」「みんなで良い環境づくりをしていくことで、いじめや暴力、不登校、自死を考える人が減るのかなと思いました。自分らしく生きることは、恥ずかしいことではないし、『違い』があるからこそ『楽しむ』べきだと理解できました。」などの声が聴かれました。


7月3日(木)、昼休みに図書委員会主催によるイベント「ボードゲーム大会」を行いました。
図書委員イベント班が中心になり各ボードゲームのルール説明や進行役を務め、それぞれのゲームを盛り上げました。参加した生徒も楽しかった、また参加したいなどと感想を述べていました。
図書館では普段の昼休みや放課後もボードゲームスペースとして開放していますので、ぜひ気軽に来てください。
3年生の総合的な探究の時間では、与謝野町の農業に関心を持ち、学校内で水耕栽培にチャレンジしているチームがあります。このチームは、昨年伊達農園様にフィールドワークに行き、与謝野町の豊かな自然を活かした農業の魅力や、有機栽培で行う際の難しさなどを学びました。その後、インターンシップでお世話になった、いさご農園様に水耕栽培を教えていただき、自分たちでもやってみたいと理科教員の指導のもと、栽培をスタートしました
発芽がうまくいかなかったり、苗をいさご農園様から提供いただいて定植したものの枯れてしまったりと、壁にぶつかることもありましたが、毎日朝夕観察し、採光や水の温度管理などを工夫することで元気に育ってきました。フリルレタスと小松菜の2種類、順調にいけば1ヶ月ほどで収穫できるので、収穫後の活用方法を考えているところです。
生徒たちは農業の難しさや、試行錯誤の重要性を学んでいます。いさご農園様、御協力いただきありがとうございます。収穫に向けて今後も探究を続けていきます。

6月4日(水)午後、2年生の総合的な探究の時間を活用し、8チームが地域にヒアリングや体験に行かせていただきました。
丹後地域の観光に興味があるチームは、ATARIYA Tango Innovation Hub様に伺って、観光ツアーの考え方や与謝野町を含む丹後地域のオープンファクトリーについて、お話を聞きました。
また、香水を作ってみたいというチームは、橋立ベイホテル様でアロマに関するワークショップを企画されている方に相談に行き、香りについての製品は香水以外にも多数あることを教えていただきました。
さらに、ばら寿司を継承していくために、ばら寿司サンドを商品開発したいと考えているチームは、加悦ファーマーズライス様でばら寿司の歴史や企業として工夫されていることなどを伺いました。
他にも、空き家を使ったサウナに興味があるチームは蒸-五箇サウナ-様へ、器を作りたいという生徒はAIKA CRAFT様へ、福祉の分野でボランティア活動をしたいというチームが高齢者総合福祉施設虹ヶ丘様へ、小さな水族館を校内に作ろうとしている生徒が海洋高校様へ、和菓子の魅力を伝えたいという生徒が白藤屋菓子舗様へ、見学に行かせていただきました。
生徒たちは、活動を進める中で、緊張しながらも電話でアポイントをとって初めて会う大人の方と話す貴重な体験をさせていただいています。教室で考えていたことから、一気に視野が広がって、探究心がふくらんでいくのを感じました。生徒たちを受け入れていただいた事業者の皆様に感謝いたします。現場で学んだことを活かして、探究活動を続けていきます。