12月10日(火)、令和6年度第2回きもの着付け教室を行いました。第2回は袷の着物を学びました。女子5名、男子2名が参加し、講師の先生方の手伝っていただきながら頑張って着物を着ていました。また、PTA役員の方にも着付け体験をしていただきました。
最後に写真撮影を行い、今年度のきもの着付け教室を終了しました。
12月4日(水)昼休みに図書館で希望者を対象にボードゲーム大会を実施しました。
図書委員イベント班が企画を考え、ゲーム選び・ルール説明・進行役を務めました。参加者は和気藹々と盛り上がり、ボードゲームを通して交流を深めました。
12月4日(水)から10日(火)まで、朝読書を実施しました。
普段勉強や部活動で忙しく本を読む時間をなかなか取れない中ですが、集中して読書に励んでいました。朝の時間に読書をすることは、集中力を高め、心を落ち着かせる効果があり、1時間目の授業にスムーズに取り組むことができます。全校での朝読書の取組は終わりましたが、今回の取組をきっかけとして今後も各自で読書に励んでくれることを期待します。
11月19日(火)3,4限に、欧風ダイニング クッチーニの岩西拓男様と岩西裕子様を講師にお招きして、調理実習を行いました。地域の食文化をテーマに、宮津産のイカと与謝野や丹後地域産の聖護院かぶや春菊、キャベツなどを使って、「かぶのポタージュ」と「イカといろどり野菜アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」を作りました。
岩西様は、料理方法は好みだとおっしゃっていながらも、プロならではの技術や手法を教えてくださいました。かぶのポタージュに使用した野菜とチキンのブイヨンは、お店で使った野菜の軸や端の部分や、卵を産んだ親鳥を使ってお店で作られたもので、野菜も自家製や地元のものにこだわって調理をされているというお話を聞かせてくださいました。
生徒たちは、初めての作業に戸惑いながらもイカを手で捌き、いい香りにお腹を空かせながら調理を楽しみました。「イカを捌くのは初めてだったが、一人でできて達成感があった。」「野菜の芯などを今までは捨てていたけれど、ブイヨンにしてみようと思った。」「飲食系の進路に進むので、この経験を活かして、お客さまを笑顔にできるように頑張りたい。」などの感想がきかれました。
岩西様、素晴らしい技術と料理を楽しむ姿勢、食べものを大事にする心を教えていただき、ありがとうございました。
11月14日(木)5,6限に、総合的な探究の時間の3年生最終発表を行いました。3年生は約1年半の期間「地域との協働プロジェクト」として、地域の魅力や課題を見つけ、自分たちの興味関心と掛け合わせた企画を実行するプロジェクトを行ってきました。
19チームすべてが、地域の方々と何かしら関わり、プロジェクトを実行することができました。3月末に行った廃校活用イベント「COMECOME与謝野」や、5月に加悦谷学舎で行った「かやだにまつり」、8月に参加させていただいた「ヤマ―ソニック」、他にも地元食材を使った商品開発や販売、防災やゴミ、空き家問題など地域課題に関するもの、子育てや教育など多岐にわたるテーマで、それぞれの探究活動を行ってきました。全体を通して、自身の学びや将来の展望に触れるものがあるとともに、後輩にぜひ繋いでいきたいという思いも強く見られました。実際に同じテーマで探究している2年生もあるため、地域探究の文化を積み上げていきたいと思います。
お世話になりました地域の皆さま、全体講評をいただきました福知山公立大学の杉岡准教授、京都橘高校の長谷川コーディネーター、外部ゲストの皆さま、ありがとうございました!
11月11日(月)に保育基礎の授業で、2年生が岩滝子育て支援センターを訪問し、見学とインタビューを行いました。特定非営利活動法人まるっと丹育の矢谷代表から、活動目的や施設の案内をしていただきました。この授業は、与謝野地域での子育てを支える福祉や社会的支援について知り、子どもの発達における地域や社会の果たす役割を知ることを目的としています。
子どもたちの年齢に合わせて楽しく過ごせる仕組みや、敷地内でのお野菜の栽培、たくさんの絵本が並んだ部屋など、生徒たちは素敵な場所だなと感じながら見学をさせていただきました。また、矢谷様からは子育て支援センターに来られる親御さんの悩みや、ここでの出会いによって豊かな子育てに繋がっていくということ、人と人とのつながりを大切にされていることを教えていただきました。
岩滝子育て支援センターは、どこに住んでいる人でも利用できるため、参加した生徒からは「将来子どもが生まれたら、地元に住んでいなかったとしても、帰省のタイミングなどで利用したい。」という声が聞かれました。
矢谷様、スタッフの皆様、お忙しいところお話を聞かせていただき、ありがとうございました!
10月31日(木)、与謝野町長の山添藤真様をお招きして、生徒と町長による町長対話授業を開催しました。
町長対話授業は15年近くにわたって実施している取組で、取組当初は町主導で行われていましたが、近年は生徒主導で行っています。今年度は、「与謝野町高校魅力化ビジョン」更新に伴い、7月から生徒会有志6名が集まり、生徒目線の「高校と地域との繋がり」について、対話を重ねてきました。
生徒会と町政では、「自治」という共通項があるのではないかと捉え、その軸に沿った対話テーマを考えていきました。さらに、町長とフラットに対話できるような空気感を作るために例年の雰囲気よりもラフにしたいという思いから、「ティーパーティー」をコンセプトに定め、家庭科や養護の先生の協力のもとで会場装飾を行ったり、町長への招待状を作成したりしました。
当日、なんと町長は顔にペイントを施したハロウィン仕様で登場。生徒たちからは歓声があがり、一気に場があたたまりました。それぞれ持ち寄ったお菓子の紹介をしながらチェックインをして、本題へ。
進路選択を目前にしている3年生からは、
・町長になろうと思ったきっかけ
・海外留学の経験が今にどう活きているか
などの質問がありました。
総合的な探究の時間で、地域探究を始めている2年生からは
・若者が行くことができるお店や場所が今後できる可能性はあるか
・高校の魅力がもっと地域に伝わるにはどうしたらいいか
などの問いがあり、町長からは「まずは、高校生自身が町を歩いてみて知ることが大切なのではないか。」という提案をいただきました。
最後には、町長、生徒、参加教員など全員がそれぞれの考える「リーダーシップ」について話す場面もあり、まさに深い対話の時間となりました。3年生は今後の進路に、2年生は残りの学校生活に活かしていきたいと思います。
山添町長、ありがとうございました!
11月6日(水)3~4限にアスリートスポーツコースの3年生が、三河内小学校5,6年生の皆さんとスポーツ交流を本校体育館で行いました。
全員でランニングやストレッチ、ダッシュ系のトレーニングをしたのち、3つのチームに分かれて「ダッシュトレーニング」「ラダートレーニング」「ボールトレーニング」を行いました。担任の先生も一緒に混ざり、小学生たちはとても楽しそうに活動していました。
最後には、アスリートスポーツ生が部活動で行っていた競技のパフォーマンスを行いました。陸上競技の棒高跳び、サッカー、バスケットボール、ソフトテニス、ウエイトリフティングなど、中学校での部活動に繋がるような機会になったのではないかと思います。
参加した小学生からは、「習いごとで取り組んでいるスポーツに活かすことができるトレーニングだった。」などの感想をいただきました。三河内小学校の皆さん、ありがとうございました!
11月11日(月)、防災訓練を行いました。休み時間に非常に大きな揺れの地震が発生したという想定で、どのように身を守るのか、どうやって避難するのか、自分で考えて行動できるよう生徒には事前告知なしで訓練を行いました。
避難完了後、消防署員から「避難は迅速で態度もとても良かった。」と講評をいただくとともに、消火器の使い方についても実演いただきました。
いつどんな災害が起こるか分からないので、今回の訓練が生徒のみなさんの防火・防災に対する意識を高め、災害に備える機会になることを願っています。
10月18日(金)の午前、1年生全員を対象に俳句教室を行いました。バスに乗って、一字観公園(大内峠)へ行き、生徒それぞれ短冊と筆ペンを持って句作をしました。横一文字の天橋立が見える美しい風景を見ながら、秋の風を感じつつ、思い思いに句を作り、作った俳句を与謝野町教育員会の竹下浩二先生に講評していただきました。生徒たちは他の生徒の俳句を鑑賞し、俳句の面白さに改めて気付かされたようでした。