学校生活

2学期 人権学習週間

今週は「人権週間」として、全学年で人権について考える学習を行いました。
それぞれの学年がテーマに沿って映像を視聴し、自分の感じたことや考えをまとめる時間を持ちました。

 

1年生

1年生はホームルームで「外国人と人権 ~違いを認め、共に生きる~」という動画を視聴しました。
映像を通して、文化や国籍の違いを超えてお互いを尊重することの大切さを学び、その後の感想文では「多様性を認め合うことの意味」について一人ひとりが自分の言葉で振り返りました。

 

2年生

2年生は、会議室・視聴覚室・多目的教室・DIルームの4会場に分かれて学習を行いました。
視聴したのは、

「そのとき歴史は動いた」~『人間は尊厳すべきものだ』 全国水平社 差別との闘い~

「ハイビジョンふるさと発」~『ルーツを見つめる』 大阪 若者たちの肖像写真~
の2本の映像です。
生徒たちは、過去の差別と向き合いながら、人が互いの尊厳を守り合う社会のあり方について考え、感想文に自分の思いをまとめました。

 

3年生

3年生は体育館に集まり、河瀬直美監督による映画『あん』を鑑賞しました。
映画を通して、「人間の尊厳」や「偏見に向き合う勇気」、そして「生きることの意味」について静かに考える時間となりました。
上映後はホームルームで感想を共有し、3年間の人権学習を振り返る活動を行いました。
それぞれの生徒が、これまでの学びを自分の生き方にどのように生かしていくかを真剣に考えていました。

 

今回の人権学習を通して、生徒たちは「互いを尊重し、思いやりの心をもって生きること」の大切さを改めて感じ取ることができました。
これからの日々の学校生活の中でも、人権を大切にする姿勢を実践していけるよう、学びを続けていきます。

 
 
 
 
先週に引き続き、2年1組の国語の授業において、冷泉家時雨亭文庫より雑賀優子先生と野村渚先生をお招きし、「和歌披講体験」を実施しました。

1回目、冷泉流の和歌について教えていただき、「月」という題で生徒一人ひとりが自作の和歌を詠みました。

2回となる、10月27日(月)は丁寧に添削していただいた和歌を毛筆で清書し、「披講(ひこう)」の作法について学びました。次回はいよいよ清凉寺の大方丈にて、短冊に清書し、本格的な和歌の披講を体験させていただきます。

 
 
 
 

10月25日(土)

第3回学校説明会を実施し、約300名の方にご参加いただきました。

全体会は吹奏楽部のオープニングパフォーマンスからはじまり、学校長の挨拶や教務部長から本校カリキュラムの説明がありました。最後には、在校生の体験に基づいた学校生活の紹介がありました。本日は、全体会の他に授業体験、部活動体験、個別相談会、校内見学などがおこなわれ、どの会場も沢山の方にご参加いただきました。

ご来校いただいた方には、本校の雰囲気を少しでも感じていただけたならば幸いです。

次の学校説明会は11月22日(土)に実施します。本校生徒が参加する説明会としては最後になります。是非ご参加ください。(個別相談会は12月7日(日)に実施します)

各回の申込みは中学校にお送りします「北嵯峨高校通信」および本校HPでお知らせ致します。

 
 
 
 

10月23日(木)、明治国際医療大学の吉元先生をお招きし、27組の授業で「スポーツトレーナー実習」を行いました。

まず、東洋医学の観点から見るスポーツケアの方法について講義を受け、体の仕組みやケアの重要性について学びました。講義の後は、実践的なテーピング実習を実施。23人のグループに分かれ、足首を固定するテーピングを体験しました。

実習を通して、競技を続けるうえで欠かせないコンディショニングの考え方や、ケガの予防・応急処置の方法を学ぶことができました。吉元先生、貴重なご指導をありがとうございました。

 
 
 
 

10月20日(月)に家庭科3年文科科学コース選択科目「保育基礎」の授業において、五感で学ぶ料理教室・ククラボから、五十川喜子先生と松尾美知枝先生をお招きして、調理実習を実施しました。この後、2講座もお世話になります。

新米ごはん、具だくさんのみそ汁、つくね、みず菜のごま和えの一汁二菜のメニューを作りました。京都産の新米を炊き、地産地消の食材として京野菜のみず菜を使い、すり鉢とすりこぎを使ってごまをあたり、音や香りを感じながらの実習となりました。日本の食文化である和食の良さを感じるとともに、子どもと一緒に調理をする際の調理器具の扱い方の注意点や、絵本を通して食の大切さを伝える食育についても学びました。

御指導いただいた五十川先生、松尾先生、誠にありがとうございました。

 
 
 
 

10月20日(月)、21組の国語の授業において、冷泉家時雨亭文庫より雑賀優子先生をお招きし、「和歌披講体験」を実施しました。

1回目の本日はHR教室にて、「冷泉流和歌を学ぶ」という講義をしていただきました。和歌と現代短歌との違いについてや、冷泉流の和歌について教えていただきました。その後「月」という題で生徒一人ひとりが自作の和歌を詠み、講師の先生に提出しました。

次回第2回は、丁寧に添削していただいた和歌を毛筆で清書し、和歌を声に出して読み上げる「披講(ひこう)」の作法や歴史について学び体験する予定です。

 
 
 
 
 
 

10月20日(月)より、1年生が大覚寺に伺い俳句を詠む恒例行事、大覚寺俳句吟行が始まりました。

大覚寺の庭園を散策しながら、自然や歴史に触れ、受けたインスピレーションを5・7・5の音に込めて、俳句を詠んでいました。

詠んだ俳句は、学校へと持ち帰り、披露されます。

 
 

10月15日(水)、生徒会本部役員候補者による立会演説会が行われました。

各候補者は立候補するにあたっての自分の考えを、応援演説者は立候補者への信頼と能力について、推薦する思いを力強く語ってくれました。演説が終わるたび、体育館には大きな拍手が鳴り響いていました。

立会演説会終了後、教室に戻り投票が行われました。選挙管理委員による投票作業の後、明日結果が発表されます。

 
 
 
 
 10月14日(火)5・6限に3年選択科目「スポーツⅠ」の授業において、ボウリング実習を実施しました。

事前学習として、競技としてのボウリングの特性や一般的なルール・マナーエチケットを理解し、目標スコアを決めて本番に臨みました。

当日はバスでMKボウル上賀茂へ行き、22レーンに分かれて2ゲーム個人戦で勝負しました。どのレーンも一投ごとにコミュニケーションが生まれ、仲間のストライク・スペアにはハイタッチや拍手で称えるなど、ボウリングを存分に楽しむ様子が見られました。

事後の感想では、「今後も生涯スポーツとしてボウリングを楽しんでいきたい」という声が多々あり、有意義な実習となりました。

 
 
 
 
10月15日(水)

 2年人文科学・文科科学コースが学ぶ「総合的な探究の時間」では、学習内容も後半に入りました。対象とする時代が過去から現代に移り、「現代の嵯峨嵐山地域について学ぶ」と題し、生徒たちは観光・景観、環境問題、祭り・イベント、商店街、伝統工芸、伝統芸能などの6つのテーマに取り組みます。

 本日は嵐山商店街会 会長 石川恵介さんにお越しいただき、「嵐山の観光課題への取り組み」についてご講演いただきました。嵐山には現在年間約800万人の観光客が訪れるそうです。その中でこれまで嵐山保勝会が取り組んできた嵐山の魅力を維持するための方策、そしてインバウンド客が回復した現状の課題や対策、今後の計画などをお話いただきました。内容はゴミ箱の設置を巡る問題から観光客を分散化させること、1980年代にあった松並木を復活させることなど多岐にわたり、また将来のことも視野に入れて街作りをしなければならないなど、人気商店街が中心となり考えるべき問題の多さに気づかされました。

お世話になっている地域に、高校生がどんなことを還元できるのかを考えながら探究学習のテーマに取り組みたいと思います。