学校生活
令和6年度 第3学期始業式を行いました 2025/01/08
令和7年1月8日(水)、第Ⅰ体育館で、校長式辞、各分掌部長講話(教務部、生徒指導部、進路指導部)の進行順で、令和6年度 第3学期始業式を実施しました。
校長からは以下の3つの話がありました。
- 全員が集まれることへの感謝
過去には様々な災害が発生したが、この日、全員が元気に揃うことができたことを嬉しく思うこと。
- 生徒の地域での活躍
近隣住民の方から「城陽高校の生徒が困っている人を助けてくれた」という嬉しいお言葉をいただいたこと。
- 学校生活と駅伝競走に例えた心構え
駅伝競走における「集団走」と「単独走」の両方の重要性について学校生活において例えると、協力して集団を支える力と、個人で困難を乗り越える力の両方を高めていく必要があること。以上について熱く語られ、「今年が良い年になりますように」と締めくくられました。
各分掌部長からは以下のような話がありました。
・教務部長
3学期は新しいことを始めるチャンスであるとし、特に学習面で何かに挑戦することの大切さが語られました。
・生徒指導部長
体育教師の視点から、ロードレースに挑む際の達成感について話がありました。日頃の体育の時間から意識を高め、本番当日は「しんどくなっても次の先生のところまで」という気持ちで最後まで歩かずに走り抜くことの重要性、本気で取り組んだ人だけが味わえる達成感について述べられました。
・進路指導部長
進路選択においては「自分がやりたいこと」だけでなく、「人や社会にどう貢献できるか」を考えることの大切さが強調されました。また、3年生には「受験は3月まで続く。最後まで全力で頑張ってほしい」と激励があり、1・2年生には「先輩たちの背中を追いかけてほしい」というメッセージが送られました。
新学期のスタートにふさわしい、前向きなメッセージが多く語られました。第3学期も、生徒一人ひとりがさらに成長し、充実した学校生活を送れることを願っています。
「京都探究エキスポ」に参加しました。 2024/12/24
12月21日土曜日、京都国際会館にて京都府教育委員会と京都市教育委員会共催の「京都探究エキスポ」が開催されました。本校からは2年7組の2グループが参加し、「総合的な探究の時間」に取り組んできた探究活動の成果をポスターセッション形式で発表しました。
1グループ目の発表テーマは、「伊江島近海のサンゴを守るためには」です。研修旅行の民泊先である伊江島に関する問いをグループで設定し、インターネットや図鑑等を用いた情報収集、実際に伊江島で実施したフィールドワークで得たものを関連づけて考え、グループで導いた答えを発表しました。
2グループ目の発表テーマは、「紅芋の謎」です。伊江島の特産品である紅芋がなぜ紫色なのかを探究し、城陽市の特産品である寺田芋との比較を通じて考え、その成果を発表しました。
どちらのグループも堂々と発表を行い、セッション参加者からの質問に答えたり、アドバイスをもらったりして非常に有意義な時間を過ごしていました。また、他校のポスター発表を聴いたり、それに対する質問をしたりして、交流することもできました。
ポスターセッション以外にも、東京大学 松尾 豊教授による生成AIに関する講演や、同じく東京大学 鈴木 寛教授、京都大学 谷口 忠大教授のお話を聴く機会もあり、多くの刺激を得る機会になりました。
「京都探究エキスポ」は、京都府立、市立の高校が合わせて115の実践発表をするために集まり、互いの探究内容やその成果を知ることで、多くの学びや刺激を得ることができる、大変貴重な機会でした。参加した本校の生徒も、「あの学校の探究が面白かった!」「たくさん質問をした。」「講演会の内容に興味がわいた。」「もっと勉強頑張ろう。」など、前向きな感想をたくさん聴かせてくれました。この学びを、今後の探究活動や学校生活全般で生かしてくれることを期待しています。
高校生伝統文化事業【古典】 2024/12/23
「高校生伝統文化事業」の一環として、3年生「文章表現」の講座で、冷泉流歌道門人の雑賀優子(さいが ゆうこ)氏を講師としてお招きし、和歌について学びました。
古来、日本の芸能は、「形から入って、型に終わる。」と言われてますように、和歌においても先ずは、「形」から学びました。
初日の授業では、「紅葉」という「題詠」で和歌を創作しました。今回の「創作」では、各人が完全に独自の表現をするのではなく、過去に使用された語句(形)を一部分使い、和歌を詠みました。
2日目は部屋の入り方や歩き方などを、しっかりと「形」を意識しながら学び、初日に詠んだ和歌を毛筆で書く練習をしました。
3日目は和歌を毛筆で短冊に清書しました。「披講」(節をつけで読む)は時間が足りずできませんでした。
「形」にこだわり続けたからこそ800年以上も続いている冷泉流歌道について、伝統文化事業を通して学ぶことができました。
生徒達が作成した短冊は、校長室前に展示していますので、学校にお越しの際は、是非御覧ください。
令和6年度 第2学期終業式を行いました 2024/12/20
1年生が球技大会を行いました 2024/12/19
3年生対象に「城陽保健デー」を開催しました 2024/12/16
令和6年12月11日(水)3年生を対象に「生と性を考えよう ~未来のあなたへの
メッセージ~」と題して、京都府助産師会から谷口貴子先生をお招きし、卒業後の豊かな人生設計のために、性的同意や妊娠と出産、そして避妊や中絶などについて講演していただきました。
<生徒の感想より>
・嫌だということをはっきり相手に伝えることは悪いことでも何でもないということがわかりました。人にとって嫌なことや良いことはバラバラだけど、「No」と言った人の意見が尊重されると聞いて納得しました。
・今まで思っていたことと全く違う解釈をしていたものがあったので、今日それを正しく理解できてよかったです。相手の体も自分の体にも関わることなので、慎重に行動しようと思いました。
・こういった話は保健の授業くらいでしか習う場面がなくて、あまり深く考えていなかったけれど、下手したらその人のこれから先の人生を左右してしまうかもしれないので、簡単に考えちゃいけないんだと思いました。
・今まで性についてのお話しを何度も学校でしてもらいましたが、今までに感じなかった命の大切さや母親への感謝を思いました。
・カップルの間でも嫌なことはちゃんと嫌と言って断ることが大事だなと思ったし、話し合うことも大事だと改めて思いました。男女の体の違いとかもあるから、お互いがそういうのをしっかり理解しておくことが大切だなと思いました。
「税に関する高校生の作文」で入賞しました 2024/12/12
高校生伝統文化事業【茶道】 2024/11/29
令和6年11月19日(火)、20日(水)に本校3年生「ファッション造形基礎」の授業を選択している生徒たちが「高校生伝統文化事業(茶道)」の一環として茶道を体験しました。講師として、茶道裏千家 根來政子(ねごろまさこ)様と西元聖子(にしもとせいこ)様をお招きし、茶室への入り方や床の拝見の仕方、主菓子のいただき方、お茶の点て方など、客としての作法や茶道の歴史、相手を思いやり、感謝の心をもって接することを教えていただきました。
体験を終えて教室に戻ってきた生徒は、慣れない正座をがんばったので足のしびれがとれないことや、今回の茶道でいただいた菊の主菓子が美しくて食べるのがもったいなかったことなど思いおもいに感想を伝えてくれました。前回実施した和菓子作りの体験もつながっています。
以下、生徒の感想文を紹介します。
「小学生の時に玉露検定は受けたことがあったけど、それとはまた全然違って、部屋に入る所から礼儀作法があり難しいと思った。抹茶を点てる時に泡をたてた方がいいとか、お菓子をいただく時に「お先に」といってからいただくなど、色々なルールがあって興味をもったので学校外でも勉強してみたいと思った。先生の所作がきれいで、がんばって正座に耐えようと楽な座り方も教えてもらったけどできなかった。」
「茶道体験は作法や行動の1つ1つがやり方と順序があって、それは相手とこちらが気持ち良くお茶を飲むために大切なものだと知った。お茶はほんのり苦く、泡立っているおかげかなめらかに飲め、お菓子と相性がよかった。部屋にも工夫が多く、派手でなく野にあるような自然な花と掛け軸、あの時の空間自体がお茶を楽しむためのものだと思わされました。」
次回はいよいよ自分たちで作った浴衣の「着付け教室」です。完成まであと少し。
寺田小学校の小学3年生と交流しました 2024/11/25
久世保育園で第2回保育実習を行いました 2024/11/19
令和6年11月11日(月)と14日(木)の2日間にわたって「保育基礎」授業選択者の3年生計22名が久世保育園で第2回保育実習を行いました。
「子どもたちが楽しめるように関わりたい」「子どもの気持ちに寄り添いたい」「保育園の役割を知りたい」と生徒自らが目標をたて、2回の保育実習にのぞみました。1回目(の保育実習)に比べて紙芝居を読む声もスピードも工夫が見られ、子どもたちに意識を向ける余裕も出てきました。「観察力がついた」と振り返る生徒もいました。手遊び歌やゲームについても、スムーズに進めることだけでなく、1つ終わるごとに話を広げた方がよかったかな?どうやったらルールを子どもがわかるように説明できただろう?みんなが一斉に話しかけてきたらどうしたらよかったのかな?と、「楽しかった」「かわいかった」だけではない、具体的な気づきが増えました。実際の子どもたちの様子だけでなく、保育園の先生の関わり方を見られたこともよかったと生徒たちは感じています。子どもに関わる仕事について知り、将来の生き方について考えるきっかけにつなげていってほしいです。