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学校生活

 

 「高校生伝統文化事業」の一環として、3年生「文章表現」の講座で、冷泉流歌道門人の雑賀優子(さいが ゆうこ)氏を講師としてお招きし、和歌について学びました。

 古来、日本の芸能は、「形から入って、型に終わる。」と言われてますように、和歌においても先ずは、「形」から学びました。

 初日の授業では、「紅葉」という「題詠」で和歌を創作しました。今回の「創作」では、各人が完全に独自の表現をするのではなく、過去に使用された語句(形)を一部分使い、和歌を詠みました。

 2日目は部屋の入り方や歩き方などを、しっかりと「形」を意識しながら学び、初日に詠んだ和歌を毛筆で書く練習をしました。

 3日目は和歌を毛筆で短冊に清書しました。「披講」(節をつけで読む)は時間が足りずできませんでした。

 「形」にこだわり続けたからこそ800年以上も続いている冷泉流歌道について、伝統文化事業を通して学ぶことができました。

 生徒達が作成した短冊は、校長室前に展示していますので、学校にお越しの際は、是非御覧ください。