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学校生活

 

12月21日土曜日、京都国際会館にて京都府教育委員会と京都市教育委員会共催の「京都探究エキスポ」が開催されました。本校からは2年7組の2グループが参加し、「総合的な探究の時間」に取り組んできた探究活動の成果をポスターセッション形式で発表しました。

1グループ目の発表テーマは、「伊江島近海のサンゴを守るためには」です。研修旅行の民泊先である伊江島に関する問いをグループで設定し、インターネットや図鑑等を用いた情報収集、実際に伊江島で実施したフィールドワークで得たものを関連づけて考え、グループで導いた答えを発表しました。

2グループ目の発表テーマは、「紅芋の謎」です。伊江島の特産品である紅芋がなぜ紫色なのかを探究し、城陽市の特産品である寺田芋との比較を通じて考え、その成果を発表しました。

どちらのグループも堂々と発表を行い、セッション参加者からの質問に答えたり、アドバイスをもらったりして非常に有意義な時間を過ごしていました。また、他校のポスター発表を聴いたり、それに対する質問をしたりして、交流することもできました。

ポスターセッション以外にも、東京大学 松尾 豊教授による生成AIに関する講演や、同じく東京大学 鈴木 寛教授、京都大学 谷口 忠大教授のお話を聴く機会もあり、多くの刺激を得る機会になりました。

「京都探究エキスポ」は、京都府立、市立の高校が合わせて115の実践発表をするために集まり、互いの探究内容やその成果を知ることで、多くの学びや刺激を得ることができる、大変貴重な機会でした。参加した本校の生徒も、「あの学校の探究が面白かった!」「たくさん質問をした。」「講演会の内容に興味がわいた。」「もっと勉強頑張ろう。」など、前向きな感想をたくさん聴かせてくれました。この学びを、今後の探究活動や学校生活全般で生かしてくれることを期待しています。

 
 
 
 

 「高校生伝統文化事業」の一環として、3年生「文章表現」の講座で、冷泉流歌道門人の雑賀優子(さいが ゆうこ)氏を講師としてお招きし、和歌について学びました。

 古来、日本の芸能は、「形から入って、型に終わる。」と言われてますように、和歌においても先ずは、「形」から学びました。

 初日の授業では、「紅葉」という「題詠」で和歌を創作しました。今回の「創作」では、各人が完全に独自の表現をするのではなく、過去に使用された語句(形)を一部分使い、和歌を詠みました。

 2日目は部屋の入り方や歩き方などを、しっかりと「形」を意識しながら学び、初日に詠んだ和歌を毛筆で書く練習をしました。

 3日目は和歌を毛筆で短冊に清書しました。「披講」(節をつけで読む)は時間が足りずできませんでした。

 「形」にこだわり続けたからこそ800年以上も続いている冷泉流歌道について、伝統文化事業を通して学ぶことができました。

 生徒達が作成した短冊は、校長室前に展示していますので、学校にお越しの際は、是非御覧ください。

 
 
 
 

令和6年12月20日(金)、第Ⅰ体育館で、校長式辞、各分掌部長講話(教務部、生徒指導部、進路指導部)、表彰式の進行順で、令和6年度 第2学期終業式を実施し、2学期を締めくくりました。

 
 
 
 

1年生が各クラスの名簿を奇数番号チームと偶数番号チームに分け、ドッジボール大会を行いました。2学期最後のLHRで実施されたこの大会は、生徒たちの笑顔と活気に満ち、大いに盛り上がりました。クラスの垣根を越えた交流も生まれ、生徒たちにとって楽しいひとときになりました。

 
 
 
 

 令和6年12月11日(水)3年生を対象に「生と性を考えよう ~未来のあなたへの
メッセージ~」と題して、京都府助産師会から谷口貴子先生をお招きし、卒業後の豊かな人生設計のために、性的同意や妊娠と出産、そして避妊や中絶などについて講演していただきました。

 <生徒の感想より>
・嫌だということをはっきり相手に伝えることは悪いことでも何でもないということがわかりました。人にとって嫌なことや良いことはバラバラだけど、「No」と言った人の意見が尊重されると聞いて納得しました。

・今まで思っていたことと全く違う解釈をしていたものがあったので、今日それを正しく理解できてよかったです。相手の体も自分の体にも関わることなので、慎重に行動しようと思いました。

・こういった話は保健の授業くらいでしか習う場面がなくて、あまり深く考えていなかったけれど、下手したらその人のこれから先の人生を左右してしまうかもしれないので、簡単に考えちゃいけないんだと思いました。

・今まで性についてのお話しを何度も学校でしてもらいましたが、今までに感じなかった命の大切さや母親への感謝を思いました。

・カップルの間でも嫌なことはちゃんと嫌と言って断ることが大事だなと思ったし、話し合うことも大事だと改めて思いました。男女の体の違いとかもあるから、お互いがそういうのをしっかり理解しておくことが大切だなと思いました。

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 令和6年12月11日(水)、本校の2年生が公共の授業にかかわって、主体的に税について考え、令和6年度の「税に関する高校生の作文」に挑戦しました。その中から4名の生徒が入賞をはたし、宇治税務署長より表彰されました。

 

京都府租税教育推進連絡協議会賞  當房 桜子

宇治税務署長賞  古川 菜生

宇治納税協会 会長賞  藤田 悠吹

山城地区租税教育推進協議会 会長賞  浪岡 志穂実

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 令和6年1119日(火)、20日(水)に本校3年生「ファッション造形基礎」の授業を選択している生徒たちが「高校生伝統文化事業(茶道)」の一環として茶道を体験しました。講師として、茶道裏千家 根來政子(ねごろまさこ)様と西元聖子(にしもとせいこ)様をお招きし、茶室への入り方や床の拝見の仕方、主菓子のいただき方、お茶の点て方など、客としての作法や茶道の歴史、相手を思いやり、感謝の心をもって接することを教えていただきました。

体験を終えて教室に戻ってきた生徒は、慣れない正座をがんばったので足のしびれがとれないことや、今回の茶道でいただいた菊の主菓子が美しくて食べるのがもったいなかったことなど思いおもいに感想を伝えてくれました。前回実施した和菓子作りの体験もつながっています。

 

以下、生徒の感想文を紹介します。

 「小学生の時に玉露検定は受けたことがあったけど、それとはまた全然違って、部屋に入る所から礼儀作法があり難しいと思った。抹茶を点てる時に泡をたてた方がいいとか、お菓子をいただく時に「お先に」といってからいただくなど、色々なルールがあって興味をもったので学校外でも勉強してみたいと思った。先生の所作がきれいで、がんばって正座に耐えようと楽な座り方も教えてもらったけどできなかった。」

「茶道体験は作法や行動の1つ1つがやり方と順序があって、それは相手とこちらが気持ち良くお茶を飲むために大切なものだと知った。お茶はほんのり苦く、泡立っているおかげかなめらかに飲め、お菓子と相性がよかった。部屋にも工夫が多く、派手でなく野にあるような自然な花と掛け軸、あの時の空間自体がお茶を楽しむためのものだと思わされました。」

 

次回はいよいよ自分たちで作った浴衣の「着付け教室」です。完成まであと少し。

 
 
 
 

令和61122日(金)に3年生の「スポーツⅡ」の授業選択者15名が地域交流の一環として、寺田小学校の3年生約60名と交流しました。

天候にも恵まれ、グラウンドと体育館に分かれて、小学生と一緒にケイドロとドッジボールを行いました。

スポーツⅡとしては初めての試みで、事前に小学生と何をするのかを話し合い、準備しました。小学生にわかりやすく説明することの難しさを感じながらも、一緒に楽しく交流ができました。

 
 
 
 

 令和6年1111日(月)と14日(木)の2日間にわたって「保育基礎」授業選択者の3年生計22名が久世保育園で第2回保育実習を行いました。

「子どもたちが楽しめるように関わりたい」「子どもの気持ちに寄り添いたい」「保育園の役割を知りたい」と生徒自らが目標をたて、2回の保育実習にのぞみました。1回目(の保育実習)に比べて紙芝居を読む声もスピードも工夫が見られ、子どもたちに意識を向ける余裕も出てきました。「観察力がついた」と振り返る生徒もいました。手遊び歌やゲームについても、スムーズに進めることだけでなく、1つ終わるごとに話を広げた方がよかったかな?どうやったらルールを子どもがわかるように説明できただろう?みんなが一斉に話しかけてきたらどうしたらよかったのかな?と、「楽しかった」「かわいかった」だけではない、具体的な気づきが増えました。実際の子どもたちの様子だけでなく、保育園の先生の関わり方を見られたこともよかったと生徒たちは感じています。子どもに関わる仕事について知り、将来の生き方について考えるきっかけにつなげていってほしいです。

 
 
 
 

 令和6年1116()、南城陽中学校で行われた「町の文化展」に参加し、書道と美術の授業作品と部活動で制作した作品を展示しました。

美術の授業作品は、理想の空間をテーマに1点透視図法を用いた絵画作品や、多様性の尊重をテーマに制作したポスターデザインを中心に、制作意図なども併せて掲示しました。

書道部門は、部活動で制作した作品を展示しました。

中学生や地域の方々にも作品を見ていただけて、よい機会となりました。