学校生活
高校生伝統文化事業【茶道】 2024/11/29
令和6年11月19日(火)、20日(水)に本校3年生「ファッション造形基礎」の授業を選択している生徒たちが「高校生伝統文化事業(茶道)」の一環として茶道を体験しました。講師として、茶道裏千家 根來政子(ねごろまさこ)様と西元聖子(にしもとせいこ)様をお招きし、茶室への入り方や床の拝見の仕方、主菓子のいただき方、お茶の点て方など、客としての作法や茶道の歴史、相手を思いやり、感謝の心をもって接することを教えていただきました。
体験を終えて教室に戻ってきた生徒は、慣れない正座をがんばったので足のしびれがとれないことや、今回の茶道でいただいた菊の主菓子が美しくて食べるのがもったいなかったことなど思いおもいに感想を伝えてくれました。前回実施した和菓子作りの体験もつながっています。
以下、生徒の感想文を紹介します。
「小学生の時に玉露検定は受けたことがあったけど、それとはまた全然違って、部屋に入る所から礼儀作法があり難しいと思った。抹茶を点てる時に泡をたてた方がいいとか、お菓子をいただく時に「お先に」といってからいただくなど、色々なルールがあって興味をもったので学校外でも勉強してみたいと思った。先生の所作がきれいで、がんばって正座に耐えようと楽な座り方も教えてもらったけどできなかった。」
「茶道体験は作法や行動の1つ1つがやり方と順序があって、それは相手とこちらが気持ち良くお茶を飲むために大切なものだと知った。お茶はほんのり苦く、泡立っているおかげかなめらかに飲め、お菓子と相性がよかった。部屋にも工夫が多く、派手でなく野にあるような自然な花と掛け軸、あの時の空間自体がお茶を楽しむためのものだと思わされました。」
次回はいよいよ自分たちで作った浴衣の「着付け教室」です。完成まであと少し。
寺田小学校の小学3年生と交流しました 2024/11/25
久世保育園で第2回保育実習を行いました 2024/11/19
令和6年11月11日(月)と14日(木)の2日間にわたって「保育基礎」授業選択者の3年生計22名が久世保育園で第2回保育実習を行いました。
「子どもたちが楽しめるように関わりたい」「子どもの気持ちに寄り添いたい」「保育園の役割を知りたい」と生徒自らが目標をたて、2回の保育実習にのぞみました。1回目(の保育実習)に比べて紙芝居を読む声もスピードも工夫が見られ、子どもたちに意識を向ける余裕も出てきました。「観察力がついた」と振り返る生徒もいました。手遊び歌やゲームについても、スムーズに進めることだけでなく、1つ終わるごとに話を広げた方がよかったかな?どうやったらルールを子どもがわかるように説明できただろう?みんなが一斉に話しかけてきたらどうしたらよかったのかな?と、「楽しかった」「かわいかった」だけではない、具体的な気づきが増えました。実際の子どもたちの様子だけでなく、保育園の先生の関わり方を見られたこともよかったと生徒たちは感じています。子どもに関わる仕事について知り、将来の生き方について考えるきっかけにつなげていってほしいです。
「町の文化展」に参加しました 2024/11/18
高校生伝統文化事業【華道】 2024/11/14
「高校生伝統文化事業」の一環として、10月23日(水)と11月13日(水)に華道体験を実施しました。
江戸時代から続く華道専慶流家元と家元嗣を講師としてお迎えし、画像を使って生け花の歴史や生け方の講義をしていただきました。画像ではモダンな花器に入れた多様にわたる生け方を鑑賞し、講義の後、家元の生ける様子を拝見し、実際に生徒達が生け花を体験しました。そしてそれぞれが彩り美しい空間が華やぐ作品を作り上げました。
高校生伝統文化事業【茶道】(和菓子作り) 2024/11/14
令和6年10月30日(水)に「高校生伝統文化事業(茶道)」の一環として和菓子作りを行いました。講師として城陽市青谷の「梅匠庵 若松」(ばいしょうあんわかまつ)の武田圭祐氏をお招きしました。
立派な黒豆が入った黒豆大福と、もみじの主菓子の作り方を教えていただきました。武田氏があっという間にあんを求肥に包んだり、黄色とオレンジ色のグラデーションが鮮やかなもみじの形を美しく仕上げたりされる職人技を見せていただき、生徒も「挑戦してみたい!」と意欲を高めて和菓子作りに奮闘しました。家庭ではなかなか挑戦することのできない内容を経験することができ、和菓子作りを楽しめたようです。
以下、生徒の感想文を紹介します。
「私の大好きな和菓子を自分で作ることができてうれしかったです。職人さんのすごさを実感することができたし、料理と言うより芸術に近いものを感じました。」
「人の手でしかわからない餅のやわらかさや繊細さがとてもわかりました。多くの技法が使われ、目で見て楽しんだり季節を感じたりすることができるんだなと思いました。」
「学童に通っているときに茶道をしていて和菓子を食べていたので、今回の体験を通して和菓子作りの難しさを知った上で茶道をしたいと思いました。」
次は茶道体験です。さらに伝統文化に親しむ学習活動を深めていきます。
Odd Socks Day (左右異なる靴下の日) で多様性を大切に! 2024/11/09
11月6日(水) Odd Socks Day (左右異なる靴下の日) というイベントを開催しました。(主催:E.S.S.部、イングリッシュチャット、後援:芸術科(美術)と生徒指導部人権担当)
このイベントに込められたメッセージは、「左右の靴下の色が違うように、私たちひとり一人は違っていて当たり前。お互いの色=個性・多様性を尊重しよう!」です。
このメッセージに賛同した生徒や教職員が、当日カラフルな個性のシンボルとして左右異なる靴下を履いて過ごす一日。3回目となる今年も多くの生徒と教職員がOdd Socksを履き、学校が色鮮やかな靴下と明るい雰囲気で彩られました。
昼休みの特別イベントでは、多くの生徒が会場を訪れました。「True Colors」のBGMが流れる中、記念撮影をしたり、「Odd Socks Day! We ARE colorful!」と合い言葉を言って、お菓子をもらったりして、笑顔溢れる楽しいひとときを過ごしました。
また、事前学習としてALTの先生からOdd Socks Dayの起源や世界に広がりを見せるOdd Socks Day の様子について教えてもらいました。その授業のおかげもあり、今年はOdd Socks Dayの意義を理解した上で、当日参加した生徒が増えた印象でした。
このイベントが自分自身や周りの人の色をより大切にするきっかけになれば嬉しいです。
写真は、Odd Socks Dayの授業と当日の様子。
以下、参加生徒の感想です。
<事前学習の感想より>
・Odd Socks Dayの起源やイベントに込められた意味を学べてよかった。とても大切なものだと感じたので、今年はOdd Socks Dayに参加しようと思った。
・授業のプリントで、それぞれのOdd Socksのデザインやキャッチコピーに個性が表れていて、見せ合うのがとても楽しく、多様性っていいなと改めて思った。
・世界の様々な国で、Odd Socks Dayがどのように位置づけられているかを知れて興味深かった。城陽高校でもこのイベントをしていることは素晴らしいし、自分も参加して盛り上げたいと思った。
<当日の感想より>
・いつもと違う雰囲気で、教室や学校が明るく感じた。
・みんなが個性的な靴下で自分を表現していて、とても素敵だった。
・自分がオッドソックスを履いていると、人の足元も気になり、普段と違うワクワクした気持ちで一日を過ごせた。
・みんな笑顔で楽しそうでとても明るい雰囲気だった。とても良いイベントだと思うし、大切にしていきたい。
・1年生の時から参加している。このイベントをきっかけに多様性の素晴らしさについて改めて考えることができ、色々な個性がある人を見ても仲良くしようと思えるようになった。
・「多様性やお互いの個性を認め合うこと」は難しいと思っていたが、左右違う靴下を履くというシンプルなことで、楽しみながらも多様性の価値を視覚的に共有できる、素敵なイベントだと感じている。今後、大学生や社会人になっても自分の周りでこのイベントを広めていきたい。
白鳥幼稚園で保育実習を行いました 2024/10/30
令和6年10月21日(月)と24日(木)の2日間にわたって「保育基礎」授業選択者の3年生計21名が白鳥幼稚園で保育実習を行いました。
生徒たちは城陽高校周辺の地域に伝わる民話に関する紙芝居の読み聞かせと手遊び歌、ゲームを準備し、園児と交流しました。
教科書などで勉強し事前に理解し、高校生相手にリハーサルをしたりする中で想像していた小さな子どもの姿以上に、幼稚園では様々な反応を子どもたちが見せてくれました。高校生たちは子どもたちが見せる反応1つひとつを丁寧に受け止め、コミュニケーションを取りながら工夫を凝らし、一緒に楽しむことができました。
実習の帰り道、「楽しかった!」「子どもたちが本当にかわいかった!」そして、もっとこうしたらよかったなと反省会も開かれていました。次回は久世保育園です。さらに意欲を燃やして2回目の保育実習に臨みます。