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学校紹介

着任の御挨拶 2024/04/01 

 

foodpic10028710.jpg この度、京都府立城陽高等学校校長として着任いたしました、小谷栄二(こたに えいじ)と申します。よろしくお願いいたします。

 昭和47年4月に第1回入学式が挙行され、本校の歴史は始まりました。本年4月で53年目を迎えます。創立の精神である「知性を磨き 自らを律し たくましく行動する」を校是とし、新しい社会の形成者を育てることを目標に教育活動を行ってまいりました。卒業生は18,000人を超え、各界に有為の人材を多数輩出し、地域の発展とともに50年を超える歳月を積み重ねてきました。

 また、近年は創立60周年に向け『進化から深化へ』をスローガンに、本校の特色化を更に進め、時代や地域に求められる教育を進めているところであります。

 このような中、第18代校長として着任し、職責の重さを感じるとともに、「この学校に巡り会えた」という新鮮な気持ちを今味わっております。本校を卒業してゆく生徒の将来に貢献できる教育活動を展開していけるよう全力を尽くしてまいります。

 私は京都府の教員として平成4年度に採用され、府立高校7校と行政3機関、副校長1校を歴任してまいりました。学校の地域性や現状、教育課題の異なる学校を複数経験してきたことは、学校現場を運営する際に役立つ強みの一つではないかと考えています。

 私の目指す学校は、「新しい環境に適応する『進化』」と、「成功に向けた創意工夫を重ねる『深化』」を生徒も教職員もワクワクしながら楽しむ学校です。これを実現するのは容易なことではありません。特に、後者の深化は、「失敗→工夫→失敗→工夫→失敗→工夫→稀に成功(一瞬の充実感や達成感)」という経験が必要です。それは、楽しみながら繰り返し工夫できる「心の力」と、失敗しても粘り強く挑戦できる「場(学校)の力」が掛け算で作用してこそ、可能になることだからです。

しかし、その経験を一度味わえば、次の充実感を自ら求め、様々な課題に挑戦してくれると信じています。

生徒の皆さんがワクワクするような学校生活を送るために、管理職をはじめとする全ての教職員一人一人が「何ができるのか」「何をすべきなのか」を常に意識し、生徒の将来のために、精一杯努めてまいります。

 畑中前校長に引き続き、温かい御支援と御協力を賜りますようお願いいたします。

令和6年4月1日    
京都府立城陽高等学校 
校 長 小 谷 栄 二