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学校生活

 
 
 

令和2年11月4日(水)に3年生を対象に、10名の講師の方をお招きして「リビングライブラリー」を行いました。10のテーマから2つのテーマを事前に選択し、様々な人権問題に当事者として関わっている方から直接話を聞かせていただきました。生徒達の感想には「今まで聞いたLGBTのお話の中で一番リアルでした」「自分のことを自分自身が理解していることが1番大切なんだと思った」などの言葉があり、当事者からの説得力ある話を深く受け止めていました。

 
 

 11月12日(木)、「高校生伝統文化事業(茶道)」の一環として、本校3年生選択「ファッション造形基礎」の授業で、「和菓子づくり」を行いました。講師は城陽市青谷の「梅匠庵 若松」の武田圭祐氏。

 愛らしいうさぎの「薯蕷(じょうよ)まんじゅう」と、色鮮やかなもみじの「主菓子」の作り方を実演を交えて教えていただいた後、和菓子作りにチャレンジ!

高校生の豊かな発想で、うさぎのみならず、楽しい作品ができあがりました。

紅葉の色づき具合がそれぞれ違う色鮮やかな主菓子も美しく出来上がりました。

最後に武田氏から、桜の花びら・コスモス・来年の干支にちなんだ牛・ひまわりの主菓子をプレゼントされた生徒たちは歓声をあげ選ぶのに夢中になりました。

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 11月11日(水)、「森の案内人」として全国で活躍されている三浦 豊 氏を講師にお招きし、本校の北側に位置する鴻ノ巣山を案内していただきました。

 水度神社や城陽市の歴史などと関連させながら、鴻ノ巣山に生育している植物について、その特徴や植物同士の関係性を教えてくださりました。鴻ノ巣山にたくさん生えている椎の木(シイノキ)はとても立派で、その場所の土壌が豊かである象徴だということ、松(マツ)は岩場のような場所でも生育できる生命力の強い種であるということ、生き残るためにひこばえを出している木、土が1cmできるのに100年の年月がかかることなど、非常に多くのことを教えていただきました。

散策しながらの説明が終わったあと、三浦氏が質問コーナーを作ってくださり、東屋(アズマヤ)にてみんなで輪になって気になることなど三浦氏に質問をしました。約30分ほどでしたがいろいろな質問が出でとても楽しい時間を過ごし、木や森のおもしろさを実感しました。

 2年次に生物基礎で植生について学習し、3年生になってからも植物や生態系について学習をしてきましたが、実際に山を歩いて自然に触れることができ、貴重な経験となりました。

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11月4日(水)1年生を対象に薬物乱用防止講演会を開催しました。

近畿厚生局麻薬取締部 再乱用防止支援室 家塚 優子さんに「薬物乱用防止教育」と「薬物、特に大麻の根絶に向けた取り組みと現状」について講演していただきました。

薬物が世の中にある中で、私たちが今後できる事や気を付けるべき事が身近にたくさんありました。

 
 

 10月24日(土)、文化パルク城陽 ふれあいホールにて城陽市主催の第38回「青少年の意見」発表会が行われ、本校の生徒2名が参加しました。

口頭発表では、1年生 酒井 梨名さん「匿名の恐怖」

誌上発表では、1年生 田中 斗真さん「社会問題への対策」

両名とも優秀賞をいただき、校長が城陽市に代わり表彰状を授与しました。

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 3年生の総合的な学習の時間「社会探求」(男子14名、女子17名)は、城陽の民話紙芝居を作成し、幼稚園や小学校に行って読み聞かせをする活動をしています。残念ながら今年はコロナの影響で訪問は中止となり、現在DVDを作成して配布する計画を立てています。

 11月4日(水)に、6つの紙芝居のうち、「夜叉ばあさん」と「おかげ踊り」の舞台となった水度神社の見学会に行ってきました。宮司の水田清比古様より、奈良時代の「風土記」や平安時代の「延喜式」にも載っている格式のある水度神社のお話をうかがい、紙芝居の題材でもある「おかげ踊りの絵馬」(文政13年:1830年)も見学させていただきました。  

その後、秋晴れの中、鴻ノ巣山の展望台に登り城陽市内を一望し、遠くは六甲山まで望める絶景を堪能してきました。樹齢数百年の木々に囲まれた神々(こうごう)しい雰囲気の中で、城陽高校をとりまく歴史と自然を感じ取ることができました。

 

 
 
 
 
 
 

10月14日(水)2年生が人権学習を行いました。

 2年生の人権学習では、とよなか国際交流協会の職員の三木幸美さんに「私からはじめる私たちの多様性社会」というタイトルで講演をしていただきました。フィリピン人の母親と日本人の父親の間に生まれた三木さんの経験や、外国にルーツを持つ子どもたちの姿から、さまざまなルーツを持つ人が、この日本社会の中でどのように感じて生きておられるのか、その人たちと共に生きていくために私たちが考えるべきことを学びました。
 
 
 

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このたび、「郷土城陽の歴史と文化がざっくりと学べる一冊!」として、本校元主幹教諭である村本幹夫氏が、書籍「山城の陽のあたる街 城陽の歴史」を発行されました。
この本の<おわりに>に村本氏は、「この「山城の陽のあたる街 城陽の歴史」は、特に地域の若い人たちに読んでほしいと思います。子供のころから遊んでいた場所やいつも通っていた場所にも、今まで知らなかった歴史的背景があり、先人たちの思いが伝わってくることを感じてほしいのです・長い歴史の中で培われてきた城陽の歴史や文化を理解して日本人としてのアイデンティティを持ってほしいのです。」と記されています。

この書籍は、城陽市立の中学校や城陽市歴史民俗資料館、城陽市観光協会、城陽市図書館、おかげ踊りを広める会、城陽市立寺田小学校、白鳥幼稚園、久世保育園、水度神社 等に無償献本されています。

また、希望される方には1冊200円で配布されます。残部がなくなり次第配布を終了するとのことです。


村本幹夫 氏 
TEL  0774-33-3656
メール [email protected]

 
 
 
 

 7月15日(水)に2年生を対象に「アイヌ差別」についての人権学習を、ビデオ「知里幸恵 アイヌ民族の誇り」の視聴を通して、北海道研修旅行の事前学習を行いました。

この学習を通して生徒が考えたことを一部、紹介させていただきます。

*知里幸恵さんは、アイヌを差別するという日本人の考えと闘っていたのかなと、私はビデオを見て思いました。幸恵さんのアイヌに対しての気持ちがいろんな人の考えを変えていって、本当にすごい人だなと思いました。私たちと同じ年でいろいろ考えていて、同い年とは思えないような人でした。

*幸恵さんは自分自身と闘ったと思います。それは、アイヌ民族は劣った民族ではないと信じる立派な日本人なれるかどうかだと思いました。つまり見た目で判断するのではなく、しっかりと中身をみてから判断するということです。その前にアイヌ民族のことを書いた「アイヌ神謡集」で知ってもらうために、彼女が死ぬ直前まで書いていた本を世の中に売り、そして世の中の人に知れ渡ってほしいという幸恵さんの思いが、死後たくさんの影響を与えることになったのはすごいと思いました。

*アイヌを見下す人たち、自然を壊す人々。命を失ってもアイヌのことを知ってほしかった幸恵の行動力と意志の強さのおかげで、アイヌの仲間はとても救われたと思う。たった19歳なのに、自分たちの民族のために差別をなくし、アイヌの素晴らしさを伝えた幸恵は、アイヌの誇りだと思う。

 

 

 
 
 
 

 7月15日(水)に1年生を対象に「多様性」についての人権学習を、城陽高校オリジナルのカードを使って楽しく学びました。

この学習を通して生徒が考えたことを一部、紹介させていただきます。

*右利き左利きで、有利不利便利不便での優劣があるのに対して感じたことは、多数決できめるのはいいけど少数意見の尊重はとても大事であること。それぞれの個性を否定せず、いろいろな思考や見方、捉え方で考えないといけないということ。いろんな楽しみ方がある。

*今日の授業で自分自身のことについてあらためてわかった気がします。自分と同じ組み合わせの人はいたのか、誰なのか知りたいなと思いました。でもこれがあってるから絶対に気が合うわけじゃないし、相手はどんな人かをもっと知って仲良くできたらいいなと思いました。クラスの人についてもっと興味がわく授業でした。

*一人ひとり持っている個性が違うのは当たり前だと思うし、違うからこそ楽しく生活ができていると思います。男の子だからこう、女の子だからこうなどにしてしまってはいけないと思う。自分の個性は自分が決められるし、自分の好きなように生活できるような世界になればいいなと思いました。海外などでの差別がなくなって欲しいなとあらためて思いました。

*二択の選択だけでもこんなに分かれるんだったら絶対同じ人っていないし、個々でいろいろ違うんだなって思いました。私は普通ってなんだろうなって思っていて、その人にとっての普通は違う人にとって普通じゃなかったり...。自分の価値観を人に押しつけることはよくないことだなって思いました。