平成29年度 第2学期始業式が8月25日(金)に行われました。
校長先生は1・2年生に向けて次のようにお話しされました。
2学期は1年間の目標達成に向けた分岐点であり、たくさんの学校行事があります。どの行事も充実したものとするために、全力で臨まなければなりません。同時に、そのような忙しい2学期を過ごす中で皆さんが目標としている「ワンランク上の文武両道」を達成するためにはどうすればよいのか。
それは「時間」を自分のものとして十分活用することです。人は努力を要することや困難に直面すると、何らかの理由をつけて一時的に回避したい心理が働きます。「忙しくて時間がない」「やることがいっぱいある」と言って、難を避け易きに流れようとします。
2学期は皆さんにとってやることがどんどん押し寄せてきて、忙しさに振り回される学期になるかも知れません。でも、時間を活用しようとする強い覚悟を持って、時間を計画的に作り出していってください。そして、一つ一つ、やるべきことを、全力で実行していってください。
皆さんの2学期に大いに期待します。
また3年生に向けて次のようにお話しされました。
今日から2学期。進路実現に向けた最終コーナーに入るところです。まずは文化祭、そして体育祭など、3年生として後輩の見本となるような取組に期待します。と同時に、ここにいる全ての人が自分の希望進路実現に向けて、今この時期にできることを全てやりきってくれることを期待します。このコーナーをしっかりと回れば、後はゴールに向けた直線が待っているだけです。
そして、そのような最後の直線で力を発揮できるのは、「桃山高校生として、最後までやりきった」という「自信と誇り」が、あるかどうかです。「桃山高校生としての矜持」が、あるかどうかです。
そのためにも、この2学期は、そのような矜持をしっかり持てるような学期にしてください。それは、皆さんにとって、決して難しいことではありません。なぜなら、皆さんは、これまでから、ワンランク上の文武両道を目指した取組を必死でやってきたからです。
まずは、2学期の前半、学校行事や部活動と、進路に向けた学習との両立をしっかりとやりきって下さい。
そして、その後は、それを自信と誇りに持って、高い目標に向かって、迷わず、最後まで走り続けてください。ギアを一段づつ上げて、しっかり前を見続けて。夢の実現を目指して。
先生たちも全力で皆さんを支えていきます。
平成29年度 第1学期終業式が7月20日(木)に本校体育館で実施されました。校長、進路指導部長、生徒指導部長のお話がありました。また、部活動等で優秀な成績をおさめた生徒の表彰式がありました。
校長先生は1、2年生に向けてイチロー選手の
「夢を掴むことというのは、一気には出来ません
小さなことを積み重ねることで、いつの日か
信じられないような力を出せるようになっていきます」
という言葉を引用され、一つ一つの積み重ねが目標の達成につながること、夏休み中に「文武両道」「自主自律」の実現につながる取組をして欲しいことを話されました。
また、3年生に向けては
「なかなか結果が出ないときや、うまくいかないとき、人間は弱気になり、安易に目標を下げて楽になろうとする。
でも、桃山高校生として自信と誇りを持って頑張っている仲間がたくさんいる。決して一人ではない。
支えてくれる先生がいるから大丈夫。まずはこの夏休みを乗り越えてほしい。
努力は人を裏切らない、たとえ望んでいる結果でなくても努力は、努力をした人に確かな何かを与えてくれる。」
と話され、希望の進路の実現に向けて、この夏頑張っている3年生にエールを送られました。
7月12日、13日に、1泊2日のSSキャンプを実施しました。参加者は1年生SSコース156名です。SSコースは理系への進学を目指している生徒が多いため、科学分野への興味関心を引き出すことを目的にした研修となっています。現在(高校生)、5年後(大学生)、10年後(社会人)と段階を見据えて興味関心を引き出すために、科学館・大学・企業を訪問するプログラム内容としました。初日は名古屋大学キャンパス見学と新日鐵住金(株)名古屋製鉄所の工場見学を実施しました。初めての大学訪問と日本を代表する企業のモノづくり現場を見学することで、生徒が自身の将来を考えるきっかけになったと思います。二日目は名古屋市科学館を訪問しました。世界最大のプラネタリウムや各種の実験装置を生徒達はとても興味深く楽しんでいました。生徒達の科学に対する興味関心が高まったことは間違いなく、今後の進路実現に貢献すると考えています。