4月27日(日)に一年生7人も加わって上世屋へ行き、畑仕事と里山公園の木の手入れをしてきました。
1.『水』の大切さ
初めに上世屋について詳しい安田さんにお話を伺いました。安田さんはこの地域にある里や山、海川の大切さと、それらと町が水でつながっているということを話してくださいました。その後に道のわきにある小さな貯水庫やお寺にある井戸を訪れ、歴史の息吹を感じるとともに、水が当たり前のようにある現代がどれだけ恵まれているのかを再認識できました。
2.フィールド探究部の畑へ
続いて上世屋へ向かいました。あいにくの曇り空の中、畑に行きジャガイモを植えました。2・3年生を中心にクワで畑を耕し、1年生が土のくぼんだところに種芋を植えていきました。種芋を植えた列の両端は少し土が盛ってあり、その土はある程度ジャガイモが成長してから被せるとのことでした。
3.里山公園をさらに良いところにするために
畑仕事が一通り終わって、次に向かったのは里山公園。大きな木がそびえ立ち、小高い丘の上にはブランコも置かれていて、自然を目一杯楽しむことができる空間でした。そこでの作業内容は、丘の下にある開けた場所に生えた一部の木を伐採し、整理すること。丘からの景観を遮ってしまう草木を切って、上世屋の美しい山や木々がよく見えるように整えようというわけです。
ノコギリを使って草木を切っていくのは、最初は慣れなくて大変でしたが、慣れないなりにも頑張って作業を進めていき、ブランコで休憩もしつつ、協力して木を切っていきました。
作業が終わってもう一度丘の上から上世屋を眺めてみると、来た時以上に雄大な景色が広がっており、この美しい自然をこれからも大切に守っていきたいと思いました。
〈今回の活動を通して〉
自然の中でいろいろな作業をしてみて、今まで気づけなかった自然の魅力に気づけました。自然で遊び、自然から学び、それらを活かして自然を守っていく。これからの活動でもその意識を大切に、自然環境を美しくするための取り組みをしていきたいです。