部活動

 令和3年4月30日(金)、「海の京都・丹後の巨樹ものがたり」贈呈式が行われました(主催:京都府丹後広域振興局)。これまで丹後地域においてフィールド探究部が行ってきた巨樹調査をまとめ、丹後地域の約8割を占める森林の魅力を広く府民の皆様に知っていただくために「巨樹ものがたり」が発行されました。
 今回、「巨樹ものがたり」を50冊贈呈いただきました。部員たちが行ってきた巨樹調査が1冊の本として成果物になったことに加え、これまでの探究活動を後輩たちに引き継ぐためのマイルストーン(要石)になったことでしょう。
 贈呈式では、部長の松田健吾さん(3年生)が代表として「巨樹ものがたり」を受け取り、和田庄世さん(3年生)がお礼のことばと活動報告を述べました。また、顧問の多々納智教諭からフィールド探究部のこれまでの活動の経緯を報告しました。
 今後も丹後半島を始めとする京都北部を舞台に、地域の方々と繋がり、地域で探究活動を行っていきます。

 
 

 

 令和2年8月2日(日)、1~3年生の15人が上宮津地区(杉山)でフィールドワークを行いました。地元地域の方に御案内いただき、杉山がどのように整備されてきたかを学びました。上宮津地区では数千本の杉が育ち、この中で数百本が巨樹に該当すると考えられ、樹齢としては200~300年、長いもので500年になると推定していると聞き、校舎から見える杉山の悠久なる歴史に想いを巡らせました。この後、巨樹(胸高幹周3m以上のもの)に該当する杉の測定を行い、通算で2500本目の巨樹となりました。
 なお、本日のフィールドワークの様子をKBS京都様に取材いただきました。下記の予定で放映されます。ぜひ御覧ください。
 KBS京都 newsフェイスplus
 ふるさと『宮津高校・宮津天橋高校フィールド探究部 丹後半島の巨樹調査!』
 8月20日(木)17:45~

 

 令和2年6月28日(日)、1~3年生の13人が丹後半島を舞台にフィールドワークを行いました。午前中は成相山や京都府立丹後郷土資料館を訪問しました。丹後郷土資料館では稲穂将士様から展示について解説いただき、丹後の歴史文化について学びを深めることができました。午後からは宮津市上世屋地区を訪れ、放棄棚田を活用した畑の様子や、丹後縦貫林道を観察しました。
 1年生の5人にとっては本格的なフィールドワークの開始であり、これまでフィールド探究部が活動してきた跡を肌で感じてくれたことと思います。今年度も丹後半島を始めとする京都北部を舞台に、地域の方々と繋がり、地域で探究活動を行っていきます。

 
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