部活動

 11月14~16日 、韓国・大邱市で開催された水をテーマとしたユース世代の国際交流イベント「ユース水フォーラムアジア2024」にフィールド探究部の井笹大己さんと中嶋杏柚さんの2名が参加をし、"The river is a place for everyone "というタイトルでフィールド探究部が行っている大手川での活動を英語で発表しました。韓国やインドネシアの学生と交流する機会もあり、貴重な経験ができました。

以下、フィールド探究部が行っている大手川での活動内容です。

 私達は、2004年の台風23号後の河川改修が生態系や流域住民の心にどのような変化を与えたかを調べ、その結果を基に昔のように多様な生物が住める環境づくりと川に親しんでもらう活動をスタートしました。

 まずは多様な生物が住めるようバーブ工の作成に挑戦しました。また、専門家や行政の力を借り、メダカなどの止水域に住む生物の住処となるビオトープの作成を行いました。水生生物だけでなく、老若男女が川に興味を持ち集まるように、親水公園の復活に挑戦しています。

 また、川に触れる場所作りは親水公園だけではないので、地域の子どもに『川塾』と題したイベントに参加してもらい、川で生物を獲ってその場で調理し食べてみたり、天然のウォータースライダーに流れてみたりし、五感を全て使って川の良さを知ってもらいました。高校生や川が大好きな大人が、川の歴史や川の環境を豊かにする方法についての講座も開きました。

 このような私たちの活動を地元の広報誌に記載して発信しました。さらに今後も地域の多様な立場の人と連携しながら、地域の全体の環境もより良くしていく予定です。

 以下、参加した感想です。

今回の経験は違いや共通点を知る機会となりました。

例えば、日本では簡単に伝えられることも知っている環境が違うと伝わらないことも多くありました。

そこから文化、環境の違いについて知る機会となりました。

また海外の高校生との交流では、自分たちの知らない世界を見てきた人たちと交流し、互いに視野を広げる良い機会となりました。さらに大陸文化が残る歴史的な場所に行き自分の目で倭国と朝鮮半島との交流を感じることができました。

このような体験は頻繁にあるものではないため、今回の経験を大切にし、今後の活動、人生にも活かしていきたいです。


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