教育内容

2月14日(水)4限、音楽室で2年生探究エリアの生徒たちが音楽の発表会(前半)を行いました。

芸術探究コース(音楽)を選択した生徒たちは、楽器を手に、授業で練習した成果を披露してくれました。

発表会には多くの生徒たちや先生方が訪れ、演奏を静かに聴いていました。

次の発表会は2月16日(金)6限です。後半に発表する生徒の皆さんも頑張ってください。

 

第2学年部自然探究コースの12月と1月の取り組みは、田んぼ水槽の設置、田んぼに潜む生物調査、水質調査の練習などを行いました。

今年度から新たに自然探究コースが設置されてから、もうすぐ1年が経ちます。これまでは与えられたテーマに基づいて探究活動を進めてきましたが、来年度は自分たちで探究テーマを考えるところから始めたいです。残り1ヶ月、3年生の探究活動が有意義なものになるように準備を進めていきます。

 

第2学年自然探究コースの11月の取組は、特色体験フェスティバルの準備やコケに潜む生物探し、遺伝の学習などを行いました。また、11月中旬からは約1ヶ月ほど身近な生き物の飼育と観察も行いました。

自然探究コースは特色体験フェスティバル(11月11日)で『生き物カルタ大会』のコーナーを担当し、その準備として事前に生き物の特徴を調べたり、イラストを描いたりしました。

身近な生き物の飼育・観察ではグループ単位で飼育する生き物を決め、自分たちで採集し、飼育方法を調べて観察を続けました。生徒達が選んだ生き物は、『アマガエル』、『ダンゴムシとワラジムシ』、『バッタ類』、『ミナミヌマエビ』でした。これまでに学習してきたことを生かし、水槽のレイアウトなども自分たちで考えました。観察して気づいたことをまとめ、来年に発表する機会を設けます。

 

14日(火)、システム園芸科と普通科生活探究コースが合同で木津川市の「おうち保育室sora」の園児と芋掘り体験を行いました。

高校生たちは小さな子供と共に畑で芋掘りを楽しみました。

システム園芸科の生徒たちはこの日のために栽培の管理を行ってきました。

サツマイモを楽しく掘っている園児たちの歓声が栽培管理の苦労をたたえているように感じました。

 

第2学年自然探究コースの10月の取組は、「環境の森センターきづがわ見学」、「萩の谷川生物調査」などを実施しました。

「環境の森センターきづがわ見学」で、回収されているゴミがどのように処理されていくかについて学ぶことができました。ただ、燃やすだけではなく、環境にできる限り配慮された設備であり、高校にはこのような設備はもちろんありませんが、普段から環境にどのような影響を与えているかを考えながら活動する大切さも学べました。

「萩の谷川の生物調査」はこれで2回目の活動となり、網の使い方もうまくなりました。今回はウェーダーの着用も体験し、濡れないけれど動きにくく危険性もあることを学びました。いろいろな生き物を観察できたことももちろんですが、河川レンジャーの方のおかげで生態系保全のこと、ただ怖がるだけでなく正しく川で遊ぶことの大切さなどの貴重な体験をすることができました。

11月からはグループで一種類の生き物を選んで水槽を作り、飼育と観察を続けて発表を行います。11月11日(土)の特色体験フェスティバルでは、「生き物カルタ」に挑戦しながらいろいろな水槽も見ることができます。ぜひ、自然探究コースのブースに御来場ください。

 

第2学年自然探究コースの9月の取組は、「遺伝」の基礎知識を座学で学びつつ、「ムラサキウニの解剖実験」、「ムラサキウニの骨格標本作製」、「長浜バイオ大学 模擬授業『日本のメダカとアジアのメダカ』受講」等を実施しました。

ムラサキウニの解剖とムラサキウニの骨格標本作製を通して、3年次の生物の発生分野で学ぶウニの事前学習として、ウニの構造や生態について詳しく学ぶことができました。

長浜バイオ大学では、竹花佑介先生からアジアの色々なメダカの貴重な話を聞かせていただきました。ミナミメダカや品種改良されたメダカ、生態系の破壊、幻のメダカの話など、とても興味深い内容ばかりでした。この学習を機会に、木津高校で数多く飼育しているミナミメダカや改良メダカの研究に励んでほしいと思います。

今年の9月はとても暑くフィールドワークができませんでしたので、10月からは積極的に実施していきたいです。

 

7月は中間考査期間と夏休みがあり、2日間しか自然探究の授業はありませんでした。

その限られた時間の中で、新たな取組をスタートしました。

お世話をしているメダカ水槽の水には、きっと植物の成長に必要な栄養源があると考えました。

普段、廃液として処理している飼育水を野菜栽培に利用することにしました。

今回は水槽に筏を浮かべ、そこで空心菜を飼育して経過を観察することにしました。

メダカ水槽の廃液、水道水、液体肥料入りの水道水、めだかのビオトープ水槽の4つの水槽でどのような違いが見られるか比較実験を行います。

筏は校内に自生している竹を利用して手作りで用意しました。

 

第2学年自然探究コースの5月の取組は、「減数分裂」や「生殖細胞」、「外来生物」等の基礎知識を座学で学びつつ、「ミジンコの観察(上級編)」、「体細胞分裂の観察」、「めだかの飼育方法」「川の生物調査」などの実験・実習を行いました。
特に「川の生物調査」は木津川市の萩の谷川でフィールドワークを行い、初めてのガサガサ体験に生徒達はとても楽しんでいました。採集した生物の一部を木津高校へ持ち帰り、川の再現水槽を生物実験室に設置しました。これから一年間、飼育しながら成長の様子や行動観察をしてレポートや発表資料を作成していきます。特色体験などで中学生の方も見ていただくことができるかもしれませんので、自然探究コースに興味がございましたら是非ご参加ください。

自然探究コースの授業がスタートして2ヶ月が経ちましたが、少しずつ生物を粘り強く観察する習慣も身についてきたようです。2学期は自分で調べたい研究テーマが見つかることを期待しています。

 
 

第2学年自然探究コースの5月の取組は、「細胞分裂」や「生物の生殖方法」等の基礎知識を座学で学びつつ、「めだかの雌雄選別」、「めだかの求愛行動観察」、「めだかの採卵」」「めだかの卵の発生観察」などの実験・実習を行いました。
特に「めだかの卵の発生観察」は興味深かったようで、日を追う毎に変化していくめだかの胚を写真撮影したりスケッチするなどして特徴をまとめていました。
生物を観察し続けることはとても根気が必要です。観察力を養うことは理科分野ではもちろん大切ですが、今後の人生でも役立つ場面がたくさんある力だと思います。自然探究コースの学習を通して、根気強さや観察力をどんどん養っていってほしいです。

また、4月に校内フィールドワークで発見した生物について調べたことを発表しました。発表資料の構成、話し方、目線などまだまだ改善は必要ですが、みんな一生懸命に発表していました。今後も色々な発表の機会がありますので、段階的にプレゼンテーション能力が向上できるようにしていきたいです。


来月は校外でのフィールドワークも始まります。天候に恵まれますように。

 

これまでの木津高校ではなかった、生物を主に学習するコースである『自然探究コース』がいよいよスタートしました!

生物観察のスペシャリストを目指して実習・実験、そして生物分野の学習に励んでいきます。

4月は生物観察の練習として、ミナミメダカを隅々まで観察したり、木津高校の敷地内の生き物を探して調べ学習を行いました。

今後も月に1回程度は活動内容を更新していきますので、気になった中学生やその保護者様はぜひ学校説明会に足を運んでください!

 

1年生特進エリアを対象として、「オンライン進路学習会」を実施しました!木津高校では、初めての試みです。
生徒とともに1週間前から事前準備をして、8月5日(水)の当日を迎えました。9:00~12:00という短い時間でしたが、いつもと違う学習環境で、進路について考え、また各教科の学習方法を学ぶ機会となりました。

<オンライン進路学習会の内容>
進路セミナーⅠ「予測困難な社会に必要な力について」(副校長)
教科セミナー①数学「復習の仕方」
教科セミナー②国語「古文の読み方」
教科セミナー③英語「ライティングレッスン」
進路セミナーⅡ「My学習スタイルの形成/定着~1年夏・秋に意識してほしいこと」(進路担当)
閉講にあたって(学年部長)

 

12月12日(火)オーストラリアのクイーンズランド州政府代表の留学生が、木津高校やってきました。

本校生徒と茶香服体験・子育て体験授業・伝統文化体験の授業を行いました。

午後からは情報企画科のスピーチコンテストで活躍した生徒10名と木津川市の文化遺産見学「国宝・浄瑠璃寺」を一緒に見学しました。


 

1年生の発展エリア 化学基礎の時間に窒素の性質や物質の三態変化を学ぶため、液体窒素の実験をしました。

窒素は沸点が-196℃と、とても低い温度で液体から気体に変化する性質を持っています。

つまり液体窒素の中の温度は-196℃以下の世界であり、物質は様々な変化をするという実験です。

生徒は粉々になったバラの花の様子や液体になった酸素、二酸化炭素から一瞬でドライアイスになる様子に驚いていました。


最後に牛乳・卵・砂糖・バニラエッセンスをかき混ぜて、液体窒素をかけると一瞬でバニラアイスが出来る様子を観察し、できたバニラアイスを試食し楽しく実験を終えました。

 

【3年連携シリーズ⑥】

11月20日に京都府山城広域振興局の消費生活相談員である木戸明美様を講師に迎え、「インターネット・消費生活における諸問題について」と題して講義をしていただきました。

前半はパワーポイントやワークシートを用いて、主にSNSやインターネットのモラルやマナーについて講義を聞いたり、話し合ったりしました。何気ない投稿が炎上したり、個人情報の特定につながったり、将来の就職や結婚などの際にトラブルになり得ることなど、なんとなく知っているようでも、そこまで想像していなかったようなことが、現実に起こっていることを学びました。

後半は4人1組で準備していただいた人生ゲームを行って、消費生活のロールプレイを行いました。「株って買っといたほうがいいん?」や「(地震が起こるマスに停まり)しまった!地震保険入ってた方がよかった・・・」など様々な声が聞こえてきました。

最後に、近いうちに成人年齢が18歳に引き下げられる話や未成年と成人とでは問題が起こったときに責任の重さが変わってくることなど話していただき、3年生にとっては自分に直接関わってくる問題として考えることができました。

 

 11月17日(金)5・6限の2年生「連携基礎」(学校設定科目)の授業では、帝塚山大学心理学部教授の大久保 純一郎先生をお迎えし、心理学についての出前授業をしていただきました。

 講義の前半は「心理学入門」として、心理学とはどのような研究分野であるのかを教えていただき、実際に質問紙を用いたストレスチェックを行いました。この質問紙の中には「ストレスに対し、どれくらいユーモアで対処できるか」という、現在研究中の尺度も含まれており、最新の研究にも触れることができました。

 講義後半では「笑いと微笑みの心理学」と題して、笑いや微笑みの種類、ユーモア対処についての分析を教えていただきました。

 生徒たちは大変興味深く大久保先生の講義に耳を傾けていました。

 

 11月14日(火)5・6限の2年生「連携基礎」(学校設定科目)の授業では、京都教育大学教育学部教授の村上 忠幸先生をお迎えし、「火起こしを科学する」というテーマで理科の探究実験の授業をしていただきました。


 「ゆみきり式火起こし器を使って火をおこしてください」という村上先生からの課題に、グループで協力して解決に取り組みます。
 最初は根性だけで火起こし器を操作していましたが、煙は出ても火は起きません。
 「物を燃やすのに必要な要素は何か?」など、グループ内で話し合い、仮説を立て、何度も試行錯誤を繰り返しました。
 火を起こせた瞬間には生徒から歓声が上がり、大きな達成感を得た様子でした。
 縄文時代に人類が何万年もかけて開発した火起こしのプロセスを、生徒たちは2時間で体験することができました。

 

【シリーズ3年連携⑤】

11月10日金曜日。この日の3年連携の授業では課題研究の中間発表会を行いました。

4つの分野「理科・環境」、「歴史・文化」、「文学・心理」、「観光・情報」毎に10分間でこれまで行ってきた研究と今後の展望について発表しました。

良いところもありましたが、やはり中間発表会ということで課題がたくさん見つかりました。

多くのチームに共通するところで、内容面がまだまだ不十分ということもありますが、発表面でも原稿を読んでいるだけで伝わらない、パワーポイントが見にくかった、画像引用に関する著作権の問題などがあり、次回の本番の発表へ生かしてもらいたいです。

今回見つかった課題を真摯に受け止めて、よい課題研究を行ってくれることを期待しています。

 

11月3日(金・祝)に第2回学校説明会が開催されました。

連携コース3年生では、代表の生徒が中学生や保護者の方を前に連携コースの取り組みについて発表しました。

大勢を前に緊張したと思いますが、2年次の取り組みや現在の分野別に分かれて行っている内容などをパワーポイントを用いて発表しました。

終わってからも、「緊張したけど、楽しかった」という感想も聞かれ、またひとつステップアップしたのではないかと思います。

 

 10月13日(金)5・6限、2年生普通科連携コースの「連携基礎」(学校設定科目)の授業では、奈良大学社会学部教授の中原 洪二郎先生を講師にお迎えし、「私たちの中にある『文化』と『文化財』」というテーマで出前授業をしていただきました。
 講義では、「文化」の定義をどのように捉えていくべきかということや、「文化財」は伝統的なもの・歴史のあるものだけでなく、今あるものでも「大事にしたい」、「残したい」と思うものなら文化財になるということを教えていただきました。
 また、大学の学びとは「『自明』の『明』を疑うこと」、「当たり前を当たり前のままに放置せず、より深く探究する姿勢によって新しい発見が生まれる」ということなどを教えていただきました。
 これは、進学後のみならず、3年生での課題研究の授業においても大切な視点となります。
 生徒は、また一つ課題研究に向けての展望を開くことができました。

 

 10月6日(金)5・6限の「連携基礎」(学校設定科目)の授業では、木津川市観光商工課の 山口 一成 様、 西谷 昌豊 様を講師としてお迎えし、木津川市の観光についてご講演をしていただきました。
 116年前の開校の目的でもあった「地域に貢献する」活動を3年生の課題研究で行っていくためには、木津川市のことを学ぶ必要があります。
 2名の講師の方から、クイズ形式で木津川市の概要や観光施策について教わりました。
 特に、木津川市には6件もの国宝があり、木津高校の附属茶園・茶工場を含め3件の日本遺産があり、木津川市が全国に誇れる点が多くあることが改めてわかりました。
 また、今月に上狛地域で行われる舞台演劇「上狛キャッツ」に出演される香港の劇団の役者およびスタッフの方3名も来られ、地域を盛り上げる活動への想いも語っていただきました。

 今回の講演を通して、生徒たちは地域を構成する一員であると自覚して地域をより良い場所にするための取り組みに関わろうとする「シビックプライド」の意識の大切さに気づくことができ、今後の活動への展望を広げることができました。

 1月には、上狛茶問屋街のフィールドワークも計画していただいております。

 
 
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