思い出深き草創の
歴史をとわに記念して
かざす徽章の菊と藤・・・・・・
これは校歌の一節である。
本校の象徴である校章は、菊と藤で飾られている。
明治33年5月10日、その当時の皇太子殿下(後の大正天皇)と、九条家がご結婚されそれを記念して、明治34年5月10日木津町の郡会議事堂で祝賀会が行われ、同時に「郡立農学校」が開校された。
更に明治34年6月22日に学校名も「相楽郡立農林学校」と改められた。
大正1年1月1日京都府立木津農学校の開校と共に校章を制定することになり、九条家の家紋である九条藤をデザインとして中の文字を「農」としたものである。
戦後昭和23年新制高校発足に伴い、「木津高等学校」となったので、校章の中の文字は「高」に改められたものである。
1.四周の山河 形勝の
地の利に拠れる 内田山
五穀の稔 万頃の
城南平野 見おろして
あした 夕べの日の影に
あヽヽ我が学園 輝き立てり
2.思い出深き 草創の
歴史をとわに 記念して
かざす徽章の菊と藤
希望の色に 咲くところ
意気にもえたつ青春の
あヽヽ我が健児ぞ 群り競う