教育内容

14日(火)、システム園芸科と普通科生活探究コースが合同で木津川市の「おうち保育室sora」の園児と芋掘り体験を行いました。

高校生たちは小さな子供と共に畑で芋掘りを楽しみました。

システム園芸科の生徒たちはこの日のために栽培の管理を行ってきました。

サツマイモを楽しく掘っている園児たちの歓声が栽培管理の苦労をたたえているように感じました。

 

第2学年自然探究コースの9月の取組は、「遺伝」の基礎知識を座学で学びつつ、「ムラサキウニの解剖実験」、「ムラサキウニの骨格標本作製」、「長浜バイオ大学 模擬授業『日本のメダカとアジアのメダカ』受講」等を実施しました。

ムラサキウニの解剖とムラサキウニの骨格標本作製を通して、3年次の生物の発生分野で学ぶウニの事前学習として、ウニの構造や生態について詳しく学ぶことができました。

長浜バイオ大学では、竹花佑介先生からアジアの色々なメダカの貴重な話を聞かせていただきました。ミナミメダカや品種改良されたメダカ、生態系の破壊、幻のメダカの話など、とても興味深い内容ばかりでした。この学習を機会に、木津高校で数多く飼育しているミナミメダカや改良メダカの研究に励んでほしいと思います。

今年の9月はとても暑くフィールドワークができませんでしたので、10月からは積極的に実施していきたいです。

 

7月は中間考査期間と夏休みがあり、2日間しか自然探究の授業はありませんでした。

その限られた時間の中で、新たな取組をスタートしました。

お世話をしているメダカ水槽の水には、きっと植物の成長に必要な栄養源があると考えました。

普段、廃液として処理している飼育水を野菜栽培に利用することにしました。

今回は水槽に筏を浮かべ、そこで空心菜を飼育して経過を観察することにしました。

メダカ水槽の廃液、水道水、液体肥料入りの水道水、めだかのビオトープ水槽の4つの水槽でどのような違いが見られるか比較実験を行います。

筏は校内に自生している竹を利用して手作りで用意しました。

 

第2学年自然探究コースの5月の取組は、「減数分裂」や「生殖細胞」、「外来生物」等の基礎知識を座学で学びつつ、「ミジンコの観察(上級編)」、「体細胞分裂の観察」、「めだかの飼育方法」「川の生物調査」などの実験・実習を行いました。
特に「川の生物調査」は木津川市の萩の谷川でフィールドワークを行い、初めてのガサガサ体験に生徒達はとても楽しんでいました。採集した生物の一部を木津高校へ持ち帰り、川の再現水槽を生物実験室に設置しました。これから一年間、飼育しながら成長の様子や行動観察をしてレポートや発表資料を作成していきます。特色体験などで中学生の方も見ていただくことができるかもしれませんので、自然探究コースに興味がございましたら是非ご参加ください。

自然探究コースの授業がスタートして2ヶ月が経ちましたが、少しずつ生物を粘り強く観察する習慣も身についてきたようです。2学期は自分で調べたい研究テーマが見つかることを期待しています。

 
 

2年特進エリアの「総合的な探究の時間」では防災を通したまちづくりに関する探究活動を行っています。この日は、「木津高校周辺の地形と断層」と題して、フィールドワークを交えて理科の教員よりレクチャーをしました。

授業の中では、断層を調べるには「活断層データベース」(地質調査総合センター)というサイトを使うと、地図上に断層が表示されることが紹介され、実際に木津高校の直下に「井手断層」が通っていることを確認し、その後は実際に外に出て断層によって生じた段差が南北に伸びている様子を観察しました。

<以下は生徒の感想です>

「断層がこんなにも身近にあったことに驚いた。自分たちの地域の情報を何も知らないので調べてみたいと思った。断層によって建物も変わるだろうし、私たちの生活に深く関わっているのだと思った。」

「実際に木津高校周辺の断層を見に行って、はっきりした断層を見ることはできなかったけど、地図上の断層と照らし合わせてこれが断層なんだろうなと探すことができた」

 

これまでの木津高校ではなかった、生物を主に学習するコースである『自然探究コース』がいよいよスタートしました!

生物観察のスペシャリストを目指して実習・実験、そして生物分野の学習に励んでいきます。

4月は生物観察の練習として、ミナミメダカを隅々まで観察したり、木津高校の敷地内の生き物を探して調べ学習を行いました。

今後も月に1回程度は活動内容を更新していきますので、気になった中学生やその保護者様はぜひ学校説明会に足を運んでください!

 

1月20日(水)のLHRの時間に、1年普通科特進エリアで、京都文教大学・短期大学社会連携部長の名塩様にお越しいただき、「大学での学びと高校で身につけてほしい力」について講義していただきました。

大学と高校の授業の違いや大学生活と高校生活の違い、大学を選ぶ時にみるポイント、コロナによる授業や面接のオンライン化などたくさんの話をしていただきました。その中でも特に強調されていたのは、「大学は多様な価値観を学ぶために行く」のであり、そこで「自ら考える力が重要になる」という点で、生徒の感想にも多く挙げられていました。

1年3学期も早くも半分が過ぎようとしています。講義の中でもありましたが、わからない事をそのままにせず時間をかけてでも着実に取り組むことで、進路実現につなげてほしいと思います。

<以下、感想より抜粋します>

・成績や学力などの高校生としての基礎は大事だが、それ以上になぜそれをやるのか、やったことによってどういう力が身につきどこで活かすのかを考えてみたい。

・学力ももちろん必要ではあるけれど、考える過程がすごく大切と聞いて、どんな時でも頭を使つかった考える力を養っていく

・気になる学校はちゃんと見に行き、学校の空気などに触れて肌で感じることが大切だと感じました。

・志望校は決まってもまだ本当にしたいことが見つかっていないから、とりあえず基礎となる高校の勉強で自分の苦手教科を人並みにできるようにしようと思う。

 
 
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