部活動

JSTの科学技術実践活動推進プログラムで取り組んでいる研究活動の発表を行いました。

〇12月21日(日)日本学術振興会東京本部(東京)

H28年度採択された学校が集まり、ポスターセッションを行いました。

本校からは、無農薬無化学肥料17年間の水稲栽培記録 に関する研究を報告。水田内に人が入り除草などの作業を行うことが大きな働きを行っている可能性を微生物の動きから報告しました。

〇12月27日(土)SSHけいはんなまほろばサイエンスフェスティバル(京都府けいはんなプラザ)

・ネオニコチノイド系農薬の河川調査に関する研究

・無農薬無化学肥料水田の研究

上記2点に関する研究をポスターセッションしました。


これらの研究は、3月にジュニア農芸化学会2019(日本農芸化学会)で報告する予定です。

 

7月28日 滋賀県立大学環境科学部 須戸研究室で河川水の残留農薬分析実習を行いました。

JSTの科学技術実践活動推進プログラムの支援を受け和束川と木津川の分析を行っています。

大学院生もサポートに加わり須戸先生の元でサンプル水の濃縮と機器分析を体験しました。

どれだけ分析調整がうまくいったかのかを調べる指標となる再現率は合格範囲の70%を達成し初めての分析調整としては上出来の結果となりました。今年導入された最新の質量分析装置(LS/MSMS)による結果は2週間前後後になります。

化学物質の分析に関わる技術とそれを調べる地道な研究に触れることができました。この成果は、環境フェスティバルなどで広く報告していきます。

 

6月23日土曜日、京都市西京極総合運動公園で行われた木津川市PRデーに情報企画科、システム園芸科茶業クラブが参加しPEブースで観光案内、呈茶と農産物の販売実習を行いました。

当日天候が今ひとつの状態でしたが、元気いっぱい活躍をしました。展示ブースには木津川市長も駆けつけて下さり生徒達を応援して下さりました。地域で活躍する活動を今後も努めて行きます。

 

JSTの「科学技術実践活動推進プログラム」の支援を受け水田にスマートセンサーを取り付けました。

学校から離れた位置にある水田の水管理はたいへんな作業でした。このセンサーは、スマートフォーンに「水位」「水温」「気温」「湿度」を配信してくれる優れもの。水田の環境変化が数値として記録されるため生育と環境についての基礎的試料として活用します。

また、今年も田んぼの世界を知るため「土のサンプル」を採取。立命館大学の協力で物質循環を探ります。

 

さて、陸稲化試験ですが、今年はいろいろとありまして、何とか順調に生育しています。

5月当初、直播き栽培に失敗し、急遽、移植栽培用の苗作りに切り替え、定植、活着ということで現在に至っています。

ただ、陸稲は水稲と違い、雑草が半端なく生えるので、除草がおいつかない状況でもあります。

現在も定期的に除草作業をしてるのですが、除草をして1週間後は再びすごい草おおわれる感じです。

生育調査もTVFの方も来ていただき、一緒に行いました。この後の除草作業も大変でしたが、一応イネが見えるようにはなりました。次の調査と除草作業は8月10日前後です。秋にはおいしい米ができますように。



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