「全国で20人シリーズ」では、この夏、全国で20人しか参加できないプログラムに、自ら手を挙げてチャレンジする南陽高校生を、3回シリーズで紹介します。
最終回は、1年生 赤尾 千尋 さん、2年生 乾 由樹子 さんのチャレンジです。
二人は、けいはんな学研都市にある国際的研究機関、国際高等研究所にて行われる、「2016年夏季IIAS塾ジュニアセミナー~「独立自尊の志」養成プログラム~」に参加します。
こちらは、高校生、大学生を対象に、日本の未来を拓く「独立自尊の志」を持った人材の養成を目指す、2泊3日のプログラムです。
現代日本の知の最先端、高橋義人先生・瀧井一博先生・佐藤文隆先生の講義を受け、高校生、大学生が「思想・文学」「政治・経済」「科学・技術」の分野で哲学討議を行います。
赤尾さんは現在、生徒会書記として活躍しています。赤尾さんの言葉です。
「生徒会役員として、今後、人前で話をする機会が多くなると思います。自分の考え、意見をしっかりもって話すことのできるようになりたいと思い、このプログラムに志願しました。学校内にとどまっていては出会えない、講師の先生や同世代の人々の、さまざまな考えに触れる経験で自分を磨きたいと思っています。」
乾さんは現在、N-CAPの副リーダーとして、インバウンド事業にも取り組んでいます。乾さんの言葉です。
「自分の考えをある程度持っていても、伝えられないもどかしさを感じることがあります。他者が理解できる言葉と、他者に伝える度胸を獲得するために、そして自分を鍛えるために、このプログラムに手を挙げました。同世代のいろいろな考えを持つ人との交流がとても楽しみです。」
3回シリーズで紹介してきた、「全国で20人シリーズ」も今回で終了します。
こちらで紹介した4人の南陽高校生だけでなく、すべての南陽生が、それぞれの「かけがえのない挑戦の夏」を過ごします。
失敗結構、挫折結構。
悪戦苦闘の挑戦は、その過程で必ずやみんなを磨きあげてくれるはずです。
「全国で20人シリーズ」では、この夏、全国で20人しか参加できないプログラムに、自ら手を挙げてチャレンジする南陽高校生を、3回シリーズで紹介します。
第2回目は、2年生 吉田 祐太 君のチャレンジです。
吉田君は、「第23回 AIU米国高校生国際交流プログラム」に挑戦します。
こちらは、京都の関西セミナーハウスで12泊13日、米国より選抜された高校生と共同生活を通して、「高校生外交官」として国際交流を体験する、エクスチェンジプログラムです。吉田君は東京での最終審査も見事に突破し、全国20人の参加権を獲得しました。
およそ2週間弱のプログラムの内容は盛りだくさんで、日米両国の高校生が寝食を共にしながら、クラブ活動・ディスカッション・プレゼンテーション等の活動を行います。
吉田君の言葉です。
「高校生のうちに、異文化交流の経験をしたいと思っていました。このプログラムは京都で行われ、しかも、派遣費用はプログラムが負担してくれるということで、またとないチャンスだと思い志願しました。現在は、全国の日本の高校生とスカイプやメールでやりとりしながら、事前準備を行っています。みんなとても意欲的で、すでに刺激的な経験ができています。プログラム本番では、日米のもののとらえ方の違い、特に政治についての考え方の違いを知ってみたいと思っています。」
7月20日(水)、1学期終業式が行われました。
校長式辞では、主体的に行動する際に必ずぶつかる壁を乗り越えるカギは「対話」にあり、2学期に行われるさまざまな行事において周囲と時間を共有して対話することの大切さについてのお話がありました。その後は、学校紹介ビデオを鑑賞しました。
続いて生徒指導部長から、防犯・安全に対して全校生徒が意識を高めるよう、進路部長からは、受け身の学習ではなく自学自習を大切にするようそれぞれお話があり、最後に生徒会長が1学期の生徒会活動報告と今後の活動計画を紹介しました。
終業式に引き続いて、表彰式、全国大会出場壮行会が行われました。放送部、なぎなた部の部長が、大会出場への思いや喜びとともに、周囲のサポートへの感謝、京都府代表としての決意を述べ、体育館は大きな拍手に包まれました。
近年の青少年の薬物乱用の実態を把握するとともに、最新の薬物事情についての見識を深めるため、下記のとおりPTA・教職員合同の薬物乱用防止研修会を開催することとしました。
参加を希望されます方は、上記の申込書をダウンロードいただき、必要事項を記入の上、8月29日(月)までに担任へ御提出いただきますようお願いいたします。
1 日 時 平成28年8月31日(水)午後3時45分~同5時
2 場 所 本校会議室
3 内 容 「薬物乱用の根絶に向けて(仮題)」
4 講 師 未定(京都府警察本部少年課担当者)
5 申込期限 平成28年8月29日(月)までに担任に申込書を御提出ください。
6 連絡先 岡本 一生(生徒指導部担当)
京都府立南陽高等学校 TEL.0774-72-8730
7 その他 当日、本校での自家用車の駐車は御遠慮ください。
また、近隣の住宅街及び施設等に無断駐車なされないようお願いします。
この夏も、南陽高校生は部活動に、留学にとそれぞれの分野で活躍します。
この「全国で20人シリーズ」では、特に、この夏、全国で20人しか参加できないプログラムに、自ら手を挙げてチャレンジする南陽高校生を、3回シリーズで紹介します。
第1回目は、2年生 川端 菜月 さんのチャレンジです。
川端さんは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙教育センター・宇宙科学研究所主催の、高校生を対象にした 体験学習プログラム「第15回 君が作る宇宙ミッション(きみっしょん)」に挑戦します。
JAXA相模原キャンパスに4泊5 日間滞在しながら、宇宙ミッションを立案・調査・議論し、最終日に発表を行います。 宇宙科学の最前線を体験できる、JAXAならではの、宇宙好きにはたまらなく魅力的なプログラムです。川端さんは見事に審査を通過して、参加権を獲得しました。
川端さんは、
「小学校の理科の授業で星に興味をもち、宇宙に夢中になりました。将来は宇宙に関係する仕事に就きたいと思っています。この『きみっしょん』に参加することで、全国の同じ志をもった高校生や、補助員の大学院生からたくさんの刺激を受け、さまざまなことを吸収したいと考えています。」
と決意を語ってくれました。
7月9日(土曜日)に、サイエンスリサーチ科の生徒を対象にした夏のサイエンスプログラムの事前講義・実習を行いました。このうち、「植物園実習」の受講生は本校にて、京都大学 大学院理学研究科 生物科学専攻 植物学教室 植物系統分類学教室の布施静香 助教の指導を受けました。
第一部の講義では「植物の適応と進化を探る」というテーマでお話しいただき、植物がコケ植物、シダ植物、前裸子植物、裸子植物、被子植物という流れで進化してきた過程について分かりやすく説明していただきました。また、第二部の実習では、ヒマワリとユリの花を解剖し、その構造について詳細に学ぶことができました。
受講生は最初、少し緊張気味でしたが、興味深い講義内容や実習に触れ、これからの実習が益々楽しみになった様子でした。さて、次回、8月に行われる京都大学理学部植物園での実習では、どのような体験が待っているのでしょうか。
この夏、南陽生が世界各地に飛び立ちます。7月~9月に留学や派遣プログラムに参加する生徒は以下の通りです。
■スコットランド・エディンバラ語学研修 2名(2年生1名、1年生1名)
■オーストラリア・アデレード語学研修 9名(1年生9名)
■海外短期留学チャレンジ(カナダ・オーストラリア) 4名(2年生2名、1年生2名)
■トビタテ!留学JAPAN(国際ボランティア) ガーナ 1名(2年生)
■アジアサイエンスワークショップinシンガポール 代表派遣 2名(サイエンスリサーチ科2年生2名)
■私費語学留学(中国・天津) 1名(2年生)
■私費長期留学(アイルランド 1年間) 1名(1年生)
■AIU高校生国際交流プログラム(国内) 1名(2年生)
以上21名
帰国後は、オープンキャンパスや、ホームページの「留学体験リレーエッセー」で留学等での体験を発信していきます。
国際交流に積極的に挑戦する南陽生の活動を、今後もお楽しみに!
普通科北海道研修旅行の速報です。
昨晩は北海道のソウルフード、ジンギスカン鍋をいただきました。鍋が焦げ付かないよう、まずモヤシをしきつめ、蒸気で羊肉を焼きます。友達とひとつ鍋を囲み、会話をしながら食べる料理はまた格別。お腹も心もいっぱいです。
さて、一夜明けていよいよ研修旅行最終日。4日目は、朝食を済ませたら早速小樽に向けて出発です。
しっとりと雨に濡れた街道を練り歩く一行。
趣のある石・レンガ造りの倉庫が並ぶ小樽運河、美しい硝子細工が楽しめる硝子館、懐かしげな音が響くオルゴール堂、そしてルタオ本店。見所は満載です。
お土産物屋はもちろん、海鮮丼やソフトクリームも人気のようです。皆、北海道の味覚を心置きなく堪能しました。
これから帰路につきます。重そうなスーツケースを引き、思い出話に花を咲かせながら、北の大地に別れを告げます。
3泊4日という短い間ではありましたが、好奇心旺盛な皆ならば、気候、地形、動物、植物、建物、食べ物、言葉や習慣......京都に居ては得られなかった多くの知識と経験を受け取ることが出来たはずです。
そして、それを大切な友達と共有出来る研修旅行は、まさに「今」「ここで」しか出来なかったことです。
得難い経験を通し、少し成長した南陽生は、本日夜に帰還します。
普通科北海道研修旅行速報です。
本日はあいにくの悪天候。雨を心配しながら、霧の中の十勝平野を出発しました。
午前中は待ちに待った自然体験学習。ラフティング、フィッシング、サイクリング、乗馬、ジャム・生キャラメル作りの中から、それぞれ興味のある体験を選び、北海道の大自然と触れ合います。
写真は防水スーツに身を包み、ラフティングに向かうところです。
ラフティングは、チームでボートに乗り込み、声を合わせてパドルを漕いで川を下るという迫力満点のアクティビティ。空知川の風と雄大な景色、かわいらしい鳥や植物を味わいながら、滑り下ります。寒さを忘れて水を掛け合ったり、川に飛び込んだりする姿も。旅行3日目ですが、皆まだまだ元気です。
午後は北海道のへそ、富良野に到着。まだ雪が残る大雪山を眺めながら昼食をとりました。
そこからはクラス別で、新栄の丘、羊が丘展望台、ファーム富田、札幌市内をコースに分かれて回ります。
ファーム富田では、ラベンダーやハマナスなど、噂に聞いていた北海道の植物と出会いました。
白樺、フキ、アカツメクサ。周辺を当たり前の顔をして生えている植物は、やはり京都とは違います。
いよいよ降りだした小雨の中、札幌市内散策開始。現地に詳しいバスガイドさんの話を聞き、地下通路や地下鉄を利用して繰り出します。
お世話になった家族や先輩後輩の顔を思い浮かべながら、お土産を購入しました。
現在は、札幌散策も終了し、夕食会場で、ジンギスカンに舌鼓中です。