12月15日(日)、京都コンサートホールで開催された第41回京都府高等学校総合文化祭優秀校表彰式に本学舎美術部赤西真唯さん(HR31)、書道部森下彩咲さん(HR33)の2名が出席し、赤西さんが美術・工芸部門で、森下さんが書道部門で京都府高等学校文化連盟賞を受賞しました。この賞は各部門において、京都府高等学校総合文化祭での発表、その他の大会での成績、地域での活動等、年間の活動実績を基準に選考され、最も優れた活動をした生徒が受賞します。今回、宮津天橋高校では2部門で見事受賞をしました。
以下、受賞した生徒の声です。
赤西さん
連盟賞を受賞することができて光栄に思います。また、今までで最も時間をかけ、楽しんで制作した作品で、このような賞をいただくことができてとても嬉しいです。作品を制作する中で、思うように描くことができず何度か挫けそうになりましたが、美術部の部員や顧問の先生、家族、友人からの励ましやアドバイスのおかげで最後まで諦めずにやり切ることができました。本当にありがとうございました。
森下さん
今回は、このような賞を取ることができ、とても嬉しく思います。3年生になって最後に書いた作品が賞をいただき、より多くの人に見てもらえる機会を得られ、より思い入れのある作品になりました。そして、何より、3年間頑張ってきて良かったと思いました。この作品に関わってくださった方々への感謝を忘れず、これまでの書道部での活動をこれからにも生かし、励んでいきたいと思っています。
12月17日(火)、2年生人権学習を行いました。今回は、本学舎人権教育担当教諭が「正しく知っていますか」~同和問題(部落差別)について~という題目で講義しました。
差別が起こった背景や現状、全国水平社の活動などを知り、なぜ同和問題を学ぶのかについて考える機会となりました。生徒の感想の中には、「自分は差別には関わらない、しないと思っていても自分で気付かないうちに差別をしているかもしれないと分かったし、自分も気を付けようと思った。」、「インターネットの台頭によってさらに差別が増えているのを改めて認識したし、自分も発言の仕方や振る舞いに加え、適切な他人や社会の付き合い方を改めて大切にしていきたい。」などがあり、差別についてさらに理解を深めることができました。
これを機に、同和問題をはじめとする人権問題に対して、誤った情報に流されず、自身の信念で正しい行動を取れる人になってください。
12月15日(日)、生徒会の生徒達がみやづ歴史の館で行われた宮津市青年学級交流会に参加しました。宮津市青年学級や作業所の方々など約50名で交流会を行い、クリスマスの飾りつけや各団体の発表を通して交流を深めました。宮津天橋高校からは「ハンドベル」を披露しました。前日の練習まではかなり不安な様子でしたが、本番ではきれいな音色を奏でることができました。参加した生徒は、宮津市青年学級の方のダンスやボランティアの方々の腹話術を楽しみました。ほかにも、「エプロンシアター」を懐かしんでいました。最後のプレゼント交換では、温かいメッセージとともにプレゼントを受け取りました。
12月13日(金)放課後、2年Safari(総合的な探究の時間)で「おもしろ和風変換~すゑひろがりずから学ぶ~」、「小さな町で大きな幸せ-イベント参加・運営を通して-」というテーマで探究をしている生徒が福井県立若狭高等学校の生徒とオンラインでお互いの探究活動について意見交流をしました。生徒の感想には、「探究内容が似ている部分も多く、たくさんのヒントを得ることができました。フィードバックをし合うことで、お互い得るものが多くありました。」などがあり、探究内容を深める充実した機会となりました。
12月6日(金)放課後、ダンス発表会を行いました。1年生女子、2・3年生ダンス選択者が数ヶ月前から体育の授業で練習してきた成果を披露しました。
1年生女子はクラスごとに課題曲の中から1曲選び、その曲に合った振り付けを考えて練習をしてきました。どのクラスも創意工夫のあるダンスで、クラス全員で作り上げた一体感のあるものでした。
2・3年生ダンス選択者は自分達が好きな曲でダンスを練習してきました。息の合ったダンスで観衆を魅了しました。ダンスが終わったあと、体育館2階のギャラリー席からたくさんの歓声や拍手がありました。
音楽を身体で表現することでダンスの愉しさや面白さを実感できる機会となりました。
12月5日(木)の昼休みに、「スマホとの最強の付き合い方」について探究をしている行動科学ゼミのグループが、どのようにすればスマホの利用制限ができるかを検証するための実験に協力してくれる生徒対象に説明を行いました。
また、放課後には、物事を効率よく覚えるにはどうしたら良いかを探究している行動科学ゼミのグループが、高校生が活用できる具体的な方法を探究するために、英単語の記憶実験をしました。
探究活動をさらに深めていき、2月にある最終報告会では満足のいく結果に仕上げてください。
この時期になると、合格を祈願して折り紙でお守りを作るコーナーが図書館にでき、多くの3年生で賑わいます。
友人同士でお互いの合格を願いながら、折り紙を折る姿が見られます。
ラストスパートをかけ悔いなく最後まで走りきってください。教職員一同全力でサポートしていきます。
11月21日(木)6限の「生物基礎」の授業で、鶏頭の解剖をしました。にわとりの頭部に付いた鶏冠や皮、肉をピンセットで取り除き、脳を露出させ、脳を観察しました。脳と視神経と眼のつながりなど、細部まで観察することができ、生物の脳の構造をより深く理解することができました。宮津学舎の教育活動では、本物に触れる体験も大切にしています。
11/14(木)、1年生Safari(総合的な探究の時間)の中間報告会を開催しました。
今回の報告会では講師を8名お招きし、各会場に分かれて、地域の課題や魅力に着目した課題解決の取組について提案を行いました。
生徒は講師の方々からフィードバックをもらい、これまでの取組に対してより具体的な視点を獲得することができました。
また、報告会では生徒の発表だけでなく講師の方が普段どのように地元に貢献しているのかという取組の紹介もあり、生徒も自身のキャリアデザインに対して刺激を受けている様子でした。
今回の中間報告会を受け、2月の最終報告会に向けて活動を再開していきます。良い発表ができるようこれまで以上に頑張ってほしいと思います。
中間報告会に参加していただいた講師のみなさま、誠にありがとうございました。
11月9日(土)福知山公立大学で海の京都サイエンスガーデンが開催されました。このイベントは、スーパーサイエンスネットワーク京都関係校の北部校および周辺校が集まり、ポスター形式で探究内容を発表し、互いに意見交換をします。本学舎からは6つのグループが参加し、各グループが探究内容を発表しました。以下、各グループの探究テーマです。
「イタチハギの生育における根粒菌の関係」、「シャボン液の黄金比を探る」、「アリ同士の関係性について~異種のアリ同士の共存関係~」、「挿し木の成功率向上のための栽培研究」、「河川改修後の大手川における多自然環境づくりと市民啓発活動」、「オオキンケイギクの多感作用の検討」
また、他の府立高校の先生(福井県や兵庫県からも参加あり)や大学生をはじめとする多くの方々から助言をいただくことで、さまざまな視点を得る機会となりました。今回学んだことを活かし、さらに探究活動を深めてほしいと思います。