12月16日(月)、京都府の西脇隆俊知事が加悦谷学舎を訪問され、生徒たちを対象に特別授業を実施しました。今回、令和6年度地域課題解決プロジェクト(丹後編)の一貫として「若者を惹きつける地域づくり」というテーマで丹後地域を訪問される中、丹後地域で家業継承や起業等を通じて様々な課題にチャレンジされている若者と意見交流された後、加悦谷学舎にも訪問いただきました。
西脇知事から丹後地域の魅力や現在の課題について講義をいただいた後、「どんな夢、希望を持っていますか」、「丹後地域に望むこと」、「京都府への要望や伝えたいこと」の3つのテーマで生徒たちと意見交流をしました。生徒たちはとても緊張した様子でしたが、しっかりと自分の意見を知事に伝えていました。
西脇知事、貴重な機会をいただきありがとうございました!
本校では、毎年1年生を対象として生徒に税への関心を深めるとともに、税の役割やその仕組みを理解することを目的にし、「税に関する高校生の作文」に全員取り組んでいます。その中で、以下の3名が各賞を受賞しました。
1年 田中 優 さん 宮津税務署長賞 「ギブ・アンド・テイク」
1年 白杉 結菜 さん 近畿税理士会宮津支部長賞 「税金の活用」
1年 南 天満 さん 宮津・与謝地区租税教育推進協議会賞 「消防のための水道代と税の関係」
さらに、本学舎として長年にわたって租税教育の推進及び基盤推進等の功績が認められ、租税教育推進校として「宮津・与謝地区租税教育推進協議会会長感謝状」 を授与していただきました。
今後も生徒の皆さんには、税に対する関心を一層深めていってほしいと思います。 宮津税務署長様、ありがとうございました。
12月13日(金)、PTA主催の進路講演会を全校生徒を対象に行い、旧加悦谷高校卒業生であり、現(株)日進製作所人事担当の西原秀雄様に御講演いただきました。この講演会は、本校卒業生の中から社会で活躍されている方のお話を聞くことで、内容を身近に感じながら進路決定にむけて視野を広げ、自身の将来について深く考える機会とすることを目的に行いました。
西原様は、御自身の経歴を語りながら、努力すること、視野を広げること、ポジティブに考えること、チャンスを逃さないこと等、人生の分岐点において大切なことを生徒たちに伝えてくださいました。
生徒からは、「日々の努力は、自分の進路等を決める上で可能性を大きく広げてくれると感じました。将来の自分のためにも、努力を怠らず、様々なことに挑戦したいと思いました。」、「自分自身も進路で迷うことが数え切れないほどあったので、そういう時があっても努力し続けて選択肢を増やせるようがんばっていきたいなと思った。」、「講演を聞き、どんなことでも前向きに捉えて楽しむこと、志を持って準備することが大切だと分かりました。これからの生活で意識していきたいです。」などの感想が聞かれました。
11月11日(月)・12月2日(月)2年生の保育基礎の授業で、岩滝子育て支援センターへ見学とインタビューをするために訪問しました。特定非営利活動法人まるっと丹育の矢谷代表から、施設案内をしていただいた後に、園庭に椅子を出していただき、青空教室形式でお話を聞かせていただきました。
与謝野地域での子育てを支える福祉や社会的支援について知り、子どもの発達における地域や社会の果たす役割を理解することを目的とした授業です。
その日は、畑で育ったさつまいもの焼き芋大会が行われていたそうで、高校生にも焼き芋をふるまっていただきました。今はクリスマス頃の収穫に向けた大根が植わっています。子どもたちや保護者の方にも、季節を感じてもらえるようにと畑の活動をされているそうです。
生徒たちは、子育て支援センターがあることの意味や、子どもたちと触れ合う中で大変なことなどを質問させていただきました。スタッフの方は「あくまでスタッフは先輩パパママという感じで、肩の力を抜いて相談できる存在でいられるようにしている。」「子どもたちの年齢によって、遊び方が変わるのでその対応をしている。少し年上の子どもたちの様子を見て真似できるのも良さの一つ。」だと答えてくださいました。
矢谷様、スタッフの皆様、お忙しいところお話を聞かせていただき、ありがとうございました!
12月10日(火)、令和6年度第2回きもの着付け教室を行いました。第2回は袷の着物を学びました。女子5名、男子2名が参加し、講師の先生方の手伝っていただきながら頑張って着物を着ていました。また、PTA役員の方にも着付け体験をしていただきました。
最後に写真撮影を行い、今年度のきもの着付け教室を終了しました。
12月4日(水)昼休みに図書館で希望者を対象にボードゲーム大会を実施しました。
図書委員イベント班が企画を考え、ゲーム選び・ルール説明・進行役を務めました。参加者は和気藹々と盛り上がり、ボードゲームを通して交流を深めました。
12月4日(水)から10日(火)まで、朝読書を実施しました。
普段勉強や部活動で忙しく本を読む時間をなかなか取れない中ですが、集中して読書に励んでいました。朝の時間に読書をすることは、集中力を高め、心を落ち着かせる効果があり、1時間目の授業にスムーズに取り組むことができます。全校での朝読書の取組は終わりましたが、今回の取組をきっかけとして今後も各自で読書に励んでくれることを期待します。
11月19日(火)3,4限に、欧風ダイニング クッチーニの岩西拓男様と岩西裕子様を講師にお招きして、調理実習を行いました。地域の食文化をテーマに、宮津産のイカと与謝野や丹後地域産の聖護院かぶや春菊、キャベツなどを使って、「かぶのポタージュ」と「イカといろどり野菜アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」を作りました。
岩西様は、料理方法は好みだとおっしゃっていながらも、プロならではの技術や手法を教えてくださいました。かぶのポタージュに使用した野菜とチキンのブイヨンは、お店で使った野菜の軸や端の部分や、卵を産んだ親鳥を使ってお店で作られたもので、野菜も自家製や地元のものにこだわって調理をされているというお話を聞かせてくださいました。
生徒たちは、初めての作業に戸惑いながらもイカを手で捌き、いい香りにお腹を空かせながら調理を楽しみました。「イカを捌くのは初めてだったが、一人でできて達成感があった。」「野菜の芯などを今までは捨てていたけれど、ブイヨンにしてみようと思った。」「飲食系の進路に進むので、この経験を活かして、お客さまを笑顔にできるように頑張りたい。」などの感想がきかれました。
岩西様、素晴らしい技術と料理を楽しむ姿勢、食べものを大事にする心を教えていただき、ありがとうございました。
11月14日(木)5,6限に、総合的な探究の時間の3年生最終発表を行いました。3年生は約1年半の期間「地域との協働プロジェクト」として、地域の魅力や課題を見つけ、自分たちの興味関心と掛け合わせた企画を実行するプロジェクトを行ってきました。
19チームすべてが、地域の方々と何かしら関わり、プロジェクトを実行することができました。3月末に行った廃校活用イベント「COMECOME与謝野」や、5月に加悦谷学舎で行った「かやだにまつり」、8月に参加させていただいた「ヤマ―ソニック」、他にも地元食材を使った商品開発や販売、防災やゴミ、空き家問題など地域課題に関するもの、子育てや教育など多岐にわたるテーマで、それぞれの探究活動を行ってきました。全体を通して、自身の学びや将来の展望に触れるものがあるとともに、後輩にぜひ繋いでいきたいという思いも強く見られました。実際に同じテーマで探究している2年生もあるため、地域探究の文化を積み上げていきたいと思います。
お世話になりました地域の皆さま、全体講評をいただきました福知山公立大学の杉岡准教授、京都橘高校の長谷川コーディネーター、外部ゲストの皆さま、ありがとうございました!
11月11日(月)に保育基礎の授業で、2年生が岩滝子育て支援センターを訪問し、見学とインタビューを行いました。特定非営利活動法人まるっと丹育の矢谷代表から、活動目的や施設の案内をしていただきました。この授業は、与謝野地域での子育てを支える福祉や社会的支援について知り、子どもの発達における地域や社会の果たす役割を知ることを目的としています。
子どもたちの年齢に合わせて楽しく過ごせる仕組みや、敷地内でのお野菜の栽培、たくさんの絵本が並んだ部屋など、生徒たちは素敵な場所だなと感じながら見学をさせていただきました。また、矢谷様からは子育て支援センターに来られる親御さんの悩みや、ここでの出会いによって豊かな子育てに繋がっていくということ、人と人とのつながりを大切にされていることを教えていただきました。
岩滝子育て支援センターは、どこに住んでいる人でも利用できるため、参加した生徒からは「将来子どもが生まれたら、地元に住んでいなかったとしても、帰省のタイミングなどで利用したい。」という声が聞かれました。
矢谷様、スタッフの皆様、お忙しいところお話を聞かせていただき、ありがとうございました!