教育内容

鹿背山北地区の里山活動 今年も無事終わりました。

大規模宅地造成工事の計画変更を受けたこの地区は、地元ボランティア団体や行政、企業、NPOなどが参加し自然に親しむ里山としての再生が図られてきました。システム園芸科もこの取組に賛同し、10数年来通い続けています。現在の使命は、里山へのアプローチ道路の維持管理。毎週月曜日に里山を巡ります。今年も4月の授業開始以来、夏休みを除いてほぼ毎週活動をしてきました。山道は人が通らないと直ぐにわからなくなります。この活動を通じ自然の豊かさを守り育てる人を育てたいと考えています。

新年は、1月から活動開始です。

 

今年収穫したお米が「第14回全国農業高校お米甲子園2023」に入賞。特別奨励賞を受賞しました。

12月2日(土)新潟県津南町で開催された、「第25回 米・食味分析鑑定コンクール国際大会inつなん(米・食味鑑定士協会主催)」において最終審査と表彰式が行われ出席しました。この大会での入賞は通算9回目。美味しいお米をつくる常連校と言ってもおかしくないと思います。

今年大会には、全国の農業高校より201点の応募がありました。京都府からは、木津高校を含めて4校が出展しています。

審査は、穀粒判別器、食味分析計を使用した1次審査、これを通過したものが測定される味度計の2次審査、1次審査と2次審査の総合点が高いものから14校程度が最終審査にノミネートされます。表彰式当日に「官能食味検査(資格を持つ審査員が食べて判定する)」を受け一番のお米が決定されます。

本校のお米は、整粒値76.8 食味スコアー85.3 味度値76.4 合計161.7 でした。最終審査の結果、一歩及ばず今年も金賞を逃しました。

来年度は、お米の種籾の関係で、お米の品種を変更します。新品種での新たな挑戦となりますが、循環型農業を深め、様々な生き物たちの力を得ながら、より美味しいお米を育ててたいと思います。

〇木津高校のお米をより身近に味わっていただきために「レンジアップごはん」を作成し販売ました。ぜひお求め下さい。


 

11月23日、宇治市植物公園「紅葉フェスタ」で木津高校の農産物を販売しました。

生徒たちが栽培をしてきたダイコン、ブロッコリー、キャベツなどの野菜や紅茶、ハーブティーなどの定番製品、お米、パックライス、花苗、葉ボタンなどの商品を販売しました。

販売会には1年生と3年生が取り組みました。


 

野菜の収穫作業がピークを迎えています。

出荷調整を行うとどうしても発生する「野菜クズ(残渣)」。今までは、畑に戻していましたが今年度からは新たな活用として「奈良鹿愛護会」が収容している「保護鹿の餌」として提供をはじめました。これまでも、せん定枝葉やドングリの提供などを行っています。

このような取組を通じ生徒たちに、動物愛護をはじめとした社会問題に向きあう力を付けていきたいと考えています。

 

11月17日(金)、茨城県つくば市にある「農研機構」で研修を行いました。

研修はGloval.GAPチームの3名が参加しました。

農研機構本部で研究機構の取り組んでいる内容や組織の概要について説明を受けました。シャインマスカットの開発に取り組まれた方の話や、新しい品種を作る取組、スマート農業の研究、研究成果が農業現場で活かされるのかなど経済的な視点から検証を進めているチームの話など日常の授業では触れることがない最新の話題を聞きました。

その後、「ジーンバンク」で施設見学と育種や種などの遺伝資源を守る取組を学習しました。広大な研究圃場を見学しながら「食と農の科学館」で農研機構の実用化された研究成果を研修を行いました。

職員のみなさんもたいへん親切で丁寧な説明をいただき、有意義な研修を行うことができました。

当日は、あいにくの雨で 予定されていた「果樹研究所」での研修が中止になり残念でした。

「つくば」日帰りという「超過密スケジュール」でしたが、充実した1日となりました。

〇この研修は、慶応大学「全国農業高校デジタルコンテストHP部門」での「農研機構理事長賞」受賞特典として招待され、出席に至ったものです。

これからも、さまざまな取組を通じ生徒たちの学びを深める機会を増やしていきたいと考えています。

 

木津川市立恭仁小学校の生徒が「茶の授業」を体験するために来校しました。

茶園や茶工場を見学した後、お茶に関しての授業を受け、木津高校が作っている色々なお茶を飲み比べました。

 

14日(火)、システム園芸科と普通科生活探究コースが合同で木津川市の「おうち保育室sora」の園児と芋掘り体験を行いました。

高校生たちは小さな子供と共に畑で芋掘りを楽しみました。

システム園芸科の生徒たちはこの日のために栽培の管理を行ってきました。

サツマイモを楽しく掘っている園児たちの歓声が栽培管理の苦労をたたえているように感じました。

 

11月12日(日)、「SKYフェスタ2023」(公益財団法人京都SKYセンター)が「みやこめっせ」で開催。

高校生横丁コーナーで本校栽培の野菜・花苗・パックごはん・緑茶・紅茶・ハーブティーの販売と呈茶を行いました。

外は、肌寒く秋本番の気温となりましたが、高校生たちの熱気溢れるパワーで会場を大いに盛り上げました。


 

11月9日(木)、1年生が栽培してきたダイコンの収穫と品評会を実施しました。

例年になく気温が高温で推移しているためダイコンの生育も予定が立ちにくい状況でした。

計画していた収穫予定をダイコンの生長に合わせて少し早めました。

種をまいてから2ヶ月余り。大きく育ったダイコンを手に品評会に臨みました。


 

無農薬・無化学肥料で22年間栽培を続けている「学校水田のお米づくり」。

木津川市の企業(株)TMフードラボと米袋作成大手の(株)マルタカさんの協力を頂き本校のお米を「レトルトごはん」に加工しました。

デザインは本校2年生の生徒が手がけました。主人公の「ミラクルチョムチ」は、野菜の出荷袋などでも大活躍しています。

お米離れがすすむ現代ですが、レトルトごはんの需要は伸びています。お手軽にごはんを食べたい。その気持ちに応え、無農薬無肥料栽培の可能性を研究してきた私たちがおすすめする一品です。ぜひお求め下さい。

販売予定:11月11日(土)木津高校特色フェスティバル(木津高校午前中)先行デビュー

11月12日(日)SKY100年フェスタ 京都市勧業会館ミヤコメッセ

11月18日(土)すばるデパート(予定):京都府立京都すばる高校


 

11月4〜5日 大丸東京店で開催された、全国農業高校収穫祭(主催:毎日新聞、全国農業高等学校校長会)で販売を行いました。

全国から41校の農業高校が参加し、各校でつくられている商品を販売しました。本校からは2年生の2名が参加。2日間にわたり熱気溢れる会場で元気よく販売を行いました。

今回の収穫祭PRポスターは「木津高校」で撮影され、茶業班のメンバーがとっておきのポーズを決めています。

11月半ばからは各種野菜などの収穫が始まります。火曜定例の「ABCマーケット」、11日の「木津高特色体験フェスティバル」などでお求め下さい。

 

11月1日 京都府農林水産部の「担い手育成事業」を活用し、久御山町の農業青年(本校システム園芸科卒業)を訪ね、研修を行いました。

訪れたのは、1年生と2年生の代表10名が参加。卒業生から、高校時代のこと、農業大学への進学とタキイ園芸専門学校での研修生活、そして就農した理由などを聞かせていただき、その後圃場での研修を実施。

キュウリハウスと淀ダイコンの栽培圃場で栽培管理に関してお話を聞かせていただきました。栽培している野菜を卸している市場の方(木津高校園芸科の卒業生)も参加。流通に関してのお話も聞かせていただきました。

システム園芸科卒業生の5%余りが京都府をはじめとした各地で農業に従事しています。このような取組を通じ、頑張る卒業生に学ぶ機会を持ち続けたいと思います。

 

8月の異常高温などの影響が心配し、種をまく時期を遅らせるなどの対策をとりながらの栽培開始でした。

その結果、例年より収穫や生長は後れていますが、その後順調に生育し収穫のシーズンを迎えました。

各地で行われる「秋」のイベントにて販売実習を実施し、生徒たちが販売します。

10月末に精華町で行われたイベントでブースを設置し、販売を行いました。

外部での販売実習は、11月4〜5日 全国農業高校収穫祭(東京大丸)、11月11日 木津高校特色体験フェスティバル(午前中)、12日 SKY人生100年フェスタ(京都市勧業館ミヤコメッセ)、23日 紅葉フェスタ(宇治植物公園)と続きます。

また、毎週火曜日(14日まで)ABCマーケット(PLANT:14〜15時)でもお求めになれます。


 

10月25、26日 熊本県で開催された「日本学校農業クラブ連盟全国大会「熊本大会」の「農業鑑定園芸の部」に1年生の生徒が木津高校代表として参加しました。

木津高校では、校内鑑定競技で最高得点をとった生徒が全国大会に出場できます。

25日 開催会場となった熊本農業高校で鑑定競技会へ出場しました。

熊本農業高校は敷地や農場がとても大きく、各施設のスペースも広くとられ、道具などの片付けが徹底されていました。整理整頓された様子を見て、木津高校農場も見習わなければならないことが多いと感じました。

鑑定競技会の後、東海大学農学部阿蘇臨空キャンパスの見学会に参加。4月に開設されたばかりの施設はオープンスペースも充実。各研究室を訪ねながら研究内容の説明を受けました。

26日は大会式典に参加。意見発表、プロジェクト発表の最優秀者発表を聞きました。

来年度は、岩手県を中心に大会が行われます。

 

今年の夏は、気象庁が「異常な暑さだった」と初めて報告するような夏でした。夏の種まきから育ててきた秋野菜。心配をよそに順調に生育をしています。ただ、夏の暑さと、雨の少なさが災いし、今年の水稲は過去最低の収穫量となりました。販売は数量を限定した形で行う予定です。

10月18日、雑煮ダイコンの栽培が始まりました。木津中学2年生、2クラスが専門学科体験学習の一環として種まきを行いました。12月の末には雑煮ダイコンとして出荷し新年に彩りを添えます。

 

10月17日より 水田で稲刈りが始まりました。

3年生の野菜班がコンバインを使用し刈り取りました。

6月に田植えをした稲ですが、今年も無事に収穫を行うことができました。

本校の水田は22年余り化学肥料も化学農薬、除草剤を使用せず栽培を行っています。

収穫した稲は、乾燥を行った後、籾すりを行い新米としてデビューします。

新米の販売は、11月半ばを予定しています。

 

10月16日 2017年より継続取得中のGLOBALG.A.P.(荒茶)の継続審査が行われました。

午前9時にスタートし、午後5時まで。生産現場や肥料・農薬などの資材保管状況の現地審査、記録などの書類審査、関係者への聞き取りなどが行われました。

今回の審査には、1年生2名、2年生1名が代表として出席し審査員への説明などを行いました。

生徒たちがGAP(農業生産工程管理)に取り組むことで、環境負荷の少ない持続的な農業と働く者の安全そして農産物の安全を担保することができる人に育ってほしいと思います。

 

10月2日に亀岡市で行われた、京都府農林水産技術センター、京都府立大学生命環境学と京都府立高校(農業課程)による「農林水産技術交流会(ポスター発表会)」に参加しました。

本校からは、学校農場(水田)で22年にわたり「化学農薬や化学肥料」使わずに栽培している稲作について報告しました。参加された試験場の職員や大学の学生などから取組に関してアドバイスや意見を頂くことができました。発表に際し、生徒たちはものすごく緊張しながもしっかり受け答えができたと思います。これからも、このような取組を大切にし、生徒の知識・思考力をさらに高めていきたいと考えています。

今年も、水稲は立派な稲穂をつけ、まもなく稲刈りとなります。11月には新米の予定です。また、本年度は、本校のお米を「パックご飯」に加工し販売を開始します。ぜひご賞味ください。

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※PDFを開くには下記「農林水産技術交流会で報告しました」をクリックして下さい。

 
 

10月16日(月)に本校の「荒茶」製造に関わるGLOBALGAP継続審査が実施されます。

この審査過程の午前中部門(圃場審査、工場審査等)を一般公開いたします。

参加を希望される方は 木津高校 に下記の内容をお知らせ下さい。

※参加希望者の方へ(FAXにて連絡願います)

木津高校FAX番号 0774-72-0032

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〇参加される方のお名前(複数の場合、全員のお名前)

〇連絡先電話番号

〇所属

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※10月16日(月)の予定

午前9時 農場棟 にて開始

午前9時20分〜12時

    圃場等の審査

午前の部 終了で一般公開終了


 

秋作の栽培が本格的に始まりました。

夏季休業中の、7月の終わりから8月上旬にかけ キャベツ、ブロッコリーや各種草花の種蒔きを行いました。

9月になり、育った苗を植え付けています。

例年になく暑い日が続き苗の状態も「徒長」気味。雨も少なく、畑はカラカラですが、何とか予定通りに植付けが進んでいます。

9月いっぱい、野菜や草花の種まき、植え付け、除草や防除など管理実習が進みます。

野菜の収穫は、10月下旬頃から随時はじまり11月から12月にかけてピークを迎えます。


 
 
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