教育内容

11月になりました。9月に定植をした野菜たちの収穫がピークを迎えます。

1年生は、育てている野菜のトップを切ってブロッコリーの収穫実習を行いました。この後、白菜、ダイコンと収穫が行われます。

3年生は、機械操作実習を行いました。4月に導入された新型トラクタで水田を耕耘。農業現場では機械取扱が必須であり、安全に作業するための基礎基本実習は欠かせません。

また、収穫した野菜は、火曜日と木曜日(午後1時45分から3時まで)に校外の商業施設(PLANT)で実施する「ABCマーケット」および「3年販売実習」で即売しています。ぜひ生徒の収穫した野菜をお買い求め下さい。

 

10月26日(金)・27日(土)に兵庫県で開催された「日本学校農業クラブ連盟全国大会」の「クラブ員代表者会議」で司会進行を務めました。

会場は「兵庫県立但馬農業高校」。神戸牛の元牛となる「和牛」の飼育をはじめシクラメンなどの草花、食品の加工などの学科がある農業高校です。担当した会議は、第2分科会。事例発表校は、はるばる北海道からやってきた「北海道中標津農業高校」のみなさん。事例発表の後各班に分かれて討議をします。司会進行は骨が折れる仕事でしたが、全国各地から集まった参加者の協力でスムーズに進行ができ、生徒の自信にもつながったのではと思います。

 

2学期の中間考査をはさんでお米の収穫と乾燥・調整を行いました。

水田に農薬・除草剤・化学肥料を使用しない「無投入栽培」今年で22年目となりました。

1年生から3年生の希望者で構成する「田んぼ隊」、総合実習「野菜班」の協力の下、田植えから始まって、暑いさなかの水田除草等の管理を経てようやく収穫を迎えました。

今年の製品玄米重は850kg(10a換算収量で380kg)でした。昨年から比べると200kgのUP!となりました。

22年間の水田収穫記録は、京都気候変動適応センター(京都府、京都市及び総合地球環境学研究所)の「温暖化による農産物への影響」を調査する資料として活用依頼があり提供をしました。

〇露地では秋野菜が順調に生育し、最後の管理作業に余念がありません。収穫は11月上旬から順次始まります。

〇草花では、パンジー、ビオラの花が咲き始めました。順次販売いたします。

 

「城山台ABCマーケット」が始まります!

今年度も緊急事態宣言のため、春季の開催ができませんでしたが、いよいよ10/26(火)より始まります。

昨年に引き続き、

「SUPER CENTER PLANT 木津川店様」

のご協力により、入り口前スペースにて出店させていただきます!!



さて、今回の城山台ABCマーケットは以下の予定で行います。


■開催日時

  10月26日(火)14:15~15:00 情報企画科&システム園芸科

  11月 2日(火)14:15~15:00 情報企画科&システム園芸科

  11月 4日(木)14:15~15:00 システム園芸科

  11月 9日(火)14:15~15:00 情報企画科&システム園芸科

  11月11日(木)14:15~15:00 システム園芸科

  11月16日(火)14:15~15:00 情報企画科&システム園芸科

  11月18日(木)14:15~15:00 システム園芸科

  11月25日(木)14:15~15:00 システム園芸科


■場 所

  SUPER CENTER PLANT 木津川店

  京都府木津川市城山台2丁目1番地


■販売品目(予定)※日によって出品される品物は異なります。

  ◇茶製品

    深蒸しかぶせ茶・紅茶・和紅茶・ハーブティー(FRESH/RELAX/DREAM)

  ◇野菜(11月から本格販売)

    キュウリ、トマト、リーフレタス、ホウレンソウ、ネギ、ブロッコリー、

    キャベツ、ハクサイ、サツマイモ、サトイモ、安納芋 ほか

  ◇花

    パンジー苗、ビオラ苗、パンジー・ビオラ寄せ植え、ハボタン、ポインセチア

    手作りもみ殻くん炭(土壌改良材) ほか



●感染症対策として、教員・生徒のマスク着用、レジ前の飛沫防止シート設置、手指のアルコール消毒、ソーシャルディスタンスの確保を行い実習を行います。

●レジ袋有料化ともない、ABCマーケットでもレジ袋の配布を中止しました。

●有料でのレジ袋提供もありませんので、お越しの際はぜひマイバック持参でお願いいたします!




みなさまのご来店を、お待ちしています!!

 

10月20日(水)に、荒茶の栽培および製造工程に関するGlobal.GAPの認証審査が無事終了しました。

審査に向け、日頃からリスク管理に基づいた清掃、道具の整理整頓、作業記録の実施などに取り組んできました。

審査3日前から、帳簿の確認作業や茶工場の掃除を追加実施し公開審査に臨みました。

残念ながら、審査日は授業やホームルーム行事の関係で生徒の参加ができませんでしたが、午前9時から午後5時まで1日フルに使った認証審査が無事終了しました。

 

コロナ禍の中、自粛期間が続き販売実習が長い間できませんでしたが、10月10日(日)真っ青に晴れた秋空のもと本年度初めての販売実習を行いました。

会場は 京都府立京都スタジアム(サンガスタジアム)。システム園芸科と情報企画科の生徒が感染予防対策を徹底し、栽培した野菜やコラボ開発したクッキーを売り切りました。


 

GAP公開要領.pdf

※PDFを開くには下記「【システム園芸科】Global.GAP審...」をクリックして下さい。

 

本校のGlobal.GAP(Good Agricultural Practices:適切な農場管理の基準)審査を公開します。

GAP審査で、農業経営改善、環境保全、食品の安全の向上等に関する100以上の基準を達成していることを審査会社が審査し可否を判断されます。また、東京オリンピック・パラリンピックでは、競技期間中に選手村で提供される食材の基準として「国際基準を満たしたGAP認証を受ける」ことが定められ注目を集めました。

本校は、このようなGAP審査を経て、京都府で初めてのGlobal.GAP認証を受けました。

例年審査を農業関係者に公開してきましたが、今年も10月20日(水)に実施される審査を農業関係者に公開します。

公開審査に参加を希望される方は添付ファイルを確認のうえ、本校までFAX(0774-72-0032)にてお申込み下さい。

 

9月になりました。コロナ禍で二学期早々から予定変更があいつぐ中でも秋に栽培する作物は順調に生育しています。

夏休みの7月末から「たねまき」が始まり「鉢あげ」、その苗を大きく育てる「育苗」と管理をしてきました。8月半ばは雨の日が続き畑の準備が遅れに遅れてしまうハプニング。

天候不順にも負けずに肥料用「ヒマワリ」は美しい花を咲かせてくれました。

9月、育ててきた苗を畑に植え付け(定植)をしました。

ダイコン、白菜、ホウレンソウなどこれから種を蒔くもの、植え付けるものもありますが、何とか予定通り作業は進行中です。

10月下旬からは、これら露地野菜の収穫が始まります。


 

7月23日(金) 京都学校農業クラブ連盟大会(北桑田)の運営スタッフおよび意見発表会に参加しました。

運営は、分野Ⅱ類「開発・保全・創造」の司会と時間計測、記録を担当しました。運営上いろいろとありましたが、今後につながる貴重な体験となりました。

意見発表には、Ⅰ類からⅢ類までエントリーし、それぞれのテーマに沿った意見を7分以内で発表しました。

昨年度はコロナの影響で「中止」となった大会ですが、今年度は参加者を限定した運営で実施されました。

来年度は、木津高校が大会運営を司る事務局幹事校となります。

なお、今回司会進行を行ったメンバーは、10月兵庫県で行われる全国大会「クラブ員代表者会議」で司会進行などの運営を行います。

 

7月20日(火)、梅雨も明け水田では「中干し」が始まりました。耕作されなくなった近隣の水田に「ヒマワリ」と「コスモス」の種を蒔きました。うまく生育がすすめば「ヒマワリ」は8月下旬、「コスモス」は10月頃に見頃を迎えます。農場では、祇園祭に欠かせない「ヒオウギ」が見頃となりました。また、5月より栽培してきた「パプリカ」がようやく収穫できるようになりました。農場では、7月下旬から「秋作」野菜、草花の種まきが始まり、後半戦の栽培がスタートします。

 

除草剤を含め「農薬を使わないお米作り」を行う上で最大の難関は「ヒエ」などの水田雑草を抑えることです。

そのために稲が雑草との競争に負けないように7月中頃まで草取りを行っています。

この作業はとても単純な作業ですが本当に体力を使います。3年生の田んぼ隊、「草取りお助け隊」に応募してくれた1、2年生の力を借りて放課後作業を進めています。

また、耕作ができなくなった近くの水田を「ひまわり」「コスモス」で花盛りにするプロジェクトも立ち上げ田んぼの水を抜くための溝を掘りました。

テスト明けに種をまく予定です。


 

梅雨の晴れ間、6月7日の週は梅雨の晴れ間を縫って「コムギの収穫」「草花の出荷」「三者面談特別販売実習」「田植え実習」と大忙しでした。

残念なこともあります。トウモロコシが「アライグマ」により全滅。「じっとこらえる」ことしかできない、涙です。


 

例年より早すぎる「梅雨」入。

作業は大幅に遅れました。梅雨のすき間を狙って作業を急ぎます。

1年生のナスは「整枝」作業と「除草」

2年生は「タマネギの収穫」 

3年生は 草花は、各種土などを配合し、オリジナル育苗用土を大量につくり確保。施設野菜はトマト、キュウリの整枝作業。

そして、6月7日の週はいよいよ水田で田植え作業が始まります。

三者面談期間中。校内で「生産した野菜」の「販売会」を実施します。

※写真撮影時のみ「マスク」を外しています。

※緊急事態宣言を受け校外での販売実習(ABCマーケット)は当面中止となっています。再開の時期は本校HPでお知らせします。

 

〇一番茶の収穫実習、天候に恵まれほぼ順調に終盤にさしかかりました。遅霜の影響で芽の伸びが思うようになりませんでしたが茶摘み実習(一番茶は、生徒による手摘みです)はほぼ予定通りに進みました。茶工場では摘採した茶葉をその日のうちに荒茶に仕上げます。時間がかかるため、蒸し工程と粗揉工程まで3年茶業専攻生も参加します。

新茶をお楽しみに!

〇お米の育苗が始まりました。発芽機からいよいよ屋外での育苗に入りました。発芽機(昭和60年購入)のヒーター故障で温度が上がらないトラブル発生!急遽別のヒーターを取り付けるというハプニングもありましたが何とか無事2㎝余り芽が出ました。屋外に設置した「プール育苗」にて6月半ばの田植えまで育てられます。

〇天敵を放しました。施設栽培のキュウリやパプリカの害虫(ハダニ、コナジラミなど)の対策として「スワルスキーチリカブリダニ」という天敵を放しました。施設という人工的な環境では特定の虫や菌が増えることがあります。天敵を導入することで殺虫剤の使用を減らすことができます。

本校では、植物の病気に対しては納豆菌等の微生物や金属などの力を借りた方法で有害微生物を防ぐ対応をとっています。

 

5月10日より茶摘み実習が始まりました。

〇昨年度、covid19による緊急事態宣言が全国に出され前例のない「一斉休校」。茶摘み実習も中止となりました。

しかし、今年度は、covid19による緊急事態宣言下という状況に見舞われましたが「休校」措置が見送られ、感染予防を徹底し、生徒の手摘みによる茶摘みが無事行われました。

今年の茶は3月に気温が高く萌芽が早くなりましたが、4月下旬の晩霜により新芽が被害を受け影響を受けました。

本校の茶は農薬の使用を極力抑えています。今年の茶葉は「1」回のみ。ネオニコチノイド系、有機リン系は過去も使用していません。摘みとられた新茶はその日のうちに本校の製茶場で加工されます。

新茶の販売は6月を予定していますので、よろしくお願いします。

〇無農薬無化学肥料の栽培実証を20年にわたり行ってきた「水田」も田植えに向け準備が始まりました。

田んぼの耕耘そして稲の苗を育てる「籾まき」作業を行いました。田植えは6月中頃です。

〇草花ではグリーンカーテンとなる「ゴーヤ」、夏の花壇を彩る各種花苗の出荷が始まりました。

 

令和3年入学生の栽培実習がはじまりました。

昨年はコロナ休校でトウモロコシの植え付けができませんでした。おまけに、1年生の実習課題として栽培したトウモロコシがほぼすべてアライグマやタヌキにより食害を受け全く収穫ができない有様でしたが、本年度は、昨年の反省にたち栽培課題を一新。

ナスとトウガラシとしました。

昨年同様のコロナ禍の中ですが、太陽の日射しをしっかり浴び屋外でしっかり実習を行い、生徒も頑張っていました。


 

いよいよ新茶の季節となりました。

3月の高温で伸び始めた新芽が、先週の寒波でダメージを受けましたが、何とか新しい芽が出始めました。

覆いを被せ日光を遮ることで新芽が柔らかく「味もまろやかにする」ための資材を茶樹に被せました。

この中で新芽が成長し2〜3週間で茶摘みを迎えます。

野菜施設では「レタス」が収穫ピークとなりました。圃場では夏野菜の植え付けが本番を迎えています。

木津高校農場で生産した農産物は、ABCマーケットなどで6月より生徒が一生懸命に頑張って販売します。

日時は本校ホームページでお知らせいたしますので、ぜひお立ち寄りください。


 

3年生は、選択授業で「放置竹林」問題の見聞を深めるため実地研修を行い、NPO「鹿背山創造社」が整備を行っている鹿背山北地区の現場に入り放置竹林の実態と整備の様子を一生懸命に調べました。今後も来年の1月まで定期的にこの土地を訪れてこの土地の変化を見るとともにこの地の魅力を発信する取組を行います。

また、夏野菜、夏を彩る草花の植え付け実習がスタートしました。畑の植え付け準備作業を行い、4月末までには各種野菜が植え付けられます。

1年生は、初めての圃場実習を行い、各自の区画を耕し整地し植え付けるための準備作業を行いました。これからも実習は続きますが、安全面に配慮しながら実習を頑張ってほしいと期待しています。


 

学校周辺でも諸事情で耕作ができなくなった水田が見られるようになりました。

このまま数年放置すると水田に戻すには倍以上の時間が必要となります。

地域に育てられてきた木津高校農業科(システム園芸科)は木津川市の協力と得て耕作ができなくなった水田を管理することにしました。

第一弾は生え放題の草を刈り取る作業。トラクタ操作実習を兼ね「ハンマーモアー」で草を刈り取りました。この後、耕耘操作などの機械実習を行いながら新たな耕作者が出るまで管理を続けたいと考えています。



 

6月から8月にかけて収穫をする野菜栽培がはじまりました。

トマト、キュウリ、トウガラシ類、ナスなど「種まき(播種)」「移植」を行っています。

草花では夏を彩る草花の苗作りが山場を迎えています。

野菜圃場では「菜の花」が美しく開花したくさんのミツバチが蜜を求めて訪れています。

また、新品のトラクタが納車され農場の一員となりました。

 
 
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