現在、宇多野病院展示ギャラリーにおいて美術選択者の授業作品を展示させていただいています。展示させていただいているギャラリーはリハビリルームへ向かうエレベーターホール前にあり、長期にわたり入院されている患者さんたちに北嵯峨高校生の作品を見て、少しでも元気になっていただければと思っています。
展示は、7月29日(月)から1カ月間実施させていただき、その後の1カ月間は、書道選択者の授業作品を、1月には、美術部の作品を展示させていただく予定です。新型コロナウイルス感染対策として面会制限など行われている状態ですので、作品の展示については一般の方には鑑賞はしていただくことはできませんのでお知りおきください。
7月19日(金)京都府立東稜高等学校において、令和6年度図書館見学会・図書委員会交流会が行われました。
全体会では、本校から参加した4名の図書委員を代表し、図書委員長の3年1組前山 儀行さんが、北嵯峨高校図書委員会の取組を紹介しました。
全体会のあとの分科会では、各校で取り組んでいる図書委員会活動や図書館開催のワークショップ、理想の図書館について、他校の図書委員と熱心に交流しました。
他校で行われたワークショップを実際に体験したり、各校で発行された図書委員会通信を見せあったり、特色ある取り組みを紹介し合ったりと、楽しんでいる様子が見られました。
交流会で学んだことを学校へ持ち帰り、本校の図書委員会の活動をさらに充実させてくれることを願います。
7月19日、1学期の終業式が行われました。
はじめに池辺校長から、夏休みに向けてのお話がありました。
これから、緊張や不安でつらいことや苦しいことが多くあるとは思うが、筋肉のようにメンタルを鍛えて強くしていこう。ただし、オーバーワークのように抱え込みすぎないようにしようというお話でした。
終業式の後に、本校ALTのヌエン・カルビン先生の離任式が行われました。
校長より英語で感謝状が贈られ、カルビン先生より日本語でご挨拶がありました。カルビン先生からは、世界の人とつながりを大切にして授業を行ってきた。これから来る次のALTの人も支えてあげてほしいという内容のお話でした。
離任式の後、生徒指導部長より1学期の総括と夏休みの過ごし方についてのお話がありました。
最後に、1学期の部活動の表彰と、全国大会等の壮行会が行われました。
1学期は運動部、文化部合わせて多くの部活動が活躍し、成績を残して表彰されました。
また、壮行会では、美術部、陸上競技部から全国大会に出場があり、男子ハンドボール部からは U-19 の日本代表選手に選ばれた生徒の激励と決意表明が行われました。
サーキュレータなどで対策しても体育館の中はとても暑い状況でしたが、生徒全員がしっかりと顔を上げて話を聞き、1学期の締めくくりにふさわしい終業式となりました。
夏休みを有意義に過ごし、2学期を迎えてください。
7月11日(木)長岡京記念文化会館にて団体鑑賞を行いました。鑑賞した作品はオペラシアターこんにゃく座によるオペラ「さよなら、ドン・キホーテ」です。
1940年代フランスのいなか町、古い厩舎で馬を飼って暮らす、トーマスとベルの父娘。そこで働く馬丁のルイや、連行から逃れてきたユダヤ人のサラ、ベルの担任のオードリー先生。戦争の混乱に巻き込まれた人々の、それぞれが抱く苦しみと生き抜くための希望を、歌とピアノで表現された作品です。
笑いが起こったり、目に涙を浮かべる生徒がいたりと、劇の内容に入り込んで楽しんでいる姿が印象的でした。
終演後には、劇団の方との懇談会が開かれ、文化祭で演劇に取り組む2年生を中心に参加し、熱心なやりとりが1時間ほど展開されました。
3年生自然科学コース「生物」の授業では、先日行ったカイコ幼虫の実験後、残ったカイコの繭を使い、生糸を繰る実験をチーム対抗で行いました。
4チームが、いかに長く生糸を繰り出せるのか方法や根拠を探り、計画を組み立て、導き出した操作手順で1つの繭から生糸を繰り出しました。繭を茹でる際に酢を加えるチームや重曹を加えるチーム、茹で時間や差し水の仕方など、チームそれぞれに知恵を絞りながら生徒たちは黙々と繭から糸を紡ぎました。
結果、チーム「スタディマイシルク(スタシル)」が14m30cmで優勝しました。細く長く同じ太さで撚り続けることは思っていた以上に大変なようでしたが、全員で方法を考え、協力して行った実験結果にどのチームも満足そうでした。