3年生自然科学コース「生物」の授業では、先日行ったカイコ幼虫の実験後、残ったカイコの繭を使い、生糸を繰る実験をチーム対抗で行いました。
4チームが、いかに長く生糸を繰り出せるのか方法や根拠を探り、計画を組み立て、導き出した操作手順で1つの繭から生糸を繰り出しました。繭を茹でる際に酢を加えるチームや重曹を加えるチーム、茹で時間や差し水の仕方など、チームそれぞれに知恵を絞りながら生徒たちは黙々と繭から糸を紡ぎました。
結果、チーム「スタディマイシルク(スタシル)」が14m30cmで優勝しました。細く長く同じ太さで撚り続けることは思っていた以上に大変なようでしたが、全員で方法を考え、協力して行った実験結果にどのチームも満足そうでした。
7月2日(火)考査終了後、「熱中症予防対策講座」が開催されました。この講座は部活動代表者を対象に、熱中症においての正しい知識を身につけて暑い季節も安全に部活動ができる体制をつくるために保健部主催で行われました。
各部活動から2~3名の生徒が参加をし、講師の本校養護教諭から「熱中症の基礎知識・予防と対策」について詳しく教えてもらいました。
今年は猛暑と予測されています。考査も終わり、いよいよ始まる本格的な夏を前に、熱中症にならないために予防することが大切であること、発症時は周囲の迅速な行動が不可欠であることを学びました。
熱中症は、症状が深刻なときは命に関わることもある病気であることを踏まえて、皆さんも自分と大切な人の命を守れるように予防対策や処置等について確認しておいてください。
「大学別公募制推薦入試英語対策講座」は、第3学年の希望生徒を対象に、本校生徒が特に多く受験する大学の公募制推薦入試において重要な科目である英語の対策講座を実施しています。実践的な指導を受けることで、英語の学力向上と受験に向けての意欲向上を目指します。
第1回目の7月2日(火)は、佛教大学でした。
今後は、7月10日(水)京都産業大学、12日(金)龍谷大学と続きます。
講師 中井 純氏をお招きし、各大学入試における出題傾向の解説などを中心とした受験対策の講義が行われます。1回目の本時も実際に過去問題を解きながら、傾向と対策を解説してもらいました。
この日は期末考査最終日でしたが、参加者は講義を聞きながら問題を解いたり、メモを取ったりと真剣に意欲的に取り組んでいました。3年生の受験生の皆さん。希望の進路実現に向けて、頑張ってください。応援しています。