6月14日(金)昼休み体育館にて50祭企画なわー1グランプリを開催しました。
本校体育の名物種目「なわとび体操」にチャレンジする企画です。競技方法は音楽に合わせて引っかからずに最後まで跳ぶことが出来たらクリアです。最後の二重跳びは音楽が鳴り終わるまで飛び続けることがなわー1クリアの条件になります。
トリオ(3人ペア)部門、ペア部門、ソロ部門に分かれて競技は実施されました。グループの場合は、誰か一人が最後まで跳べたらOKです。
たくさんの生徒がエントリーをし、部活のユニフォームや仮装姿で盛り上げていました。クリア出来て喜び合うグループ、途中で引っかかった悔しい顔、どの姿もとても素敵でした。応援にきた生徒たちからは手拍子や声援が飛び交い、会場の体育館は熱気で包まれていました。
出場した生徒のみなさん、お疲れ様でした。
本日(6月13日)1年生を対象に、外部の講師をお招きして、「生命のがん教育」の講演が行われました。
講演ではまず、がんという病について、医学的な視点からお話をしていただきました。
がんとはどのような病気なのか、どのようにしてなるのかをの説明を生徒たちは真剣に聞いていました。
特に、今やがんは2人に1人がなる可能性がある病気という内容には、生徒からどよめきが聞こえてくるほどで、全員が他人ごとではなく自分にも起こり得ることとして聞き入っていました。
講演の後半では、実際にがん経験者のお話を聞くことで、がんになると生活にどのような影響が出るのか、がんとはどのように闘っていくことになるのか、そしてどのように生きるべきなのか、考えるきっかけになったことと思います。
健やかに、長く生きるために、定期的な検診と適切な生活習慣を大切にしていきましょう!
6月3日(月)~6月7日(金)
本校では、2年生の時に嵐山にある岩田山モンキーパークにサルの観察に行きます。
モンキーパークではニホンザルが野生の状態で120頭暮らしており、サルの体の観察や集団でのふるまいなどを観察することができます。
今年は、その活動を「総合的な探究の時間」で実施しています。
サル山には、前日生まれたばかりの小ザルを抱いた母ザルや、人間年齢に換算すると90歳を超える老猿など、さまざまなサルがいました。強い日差しの中、サルたちは木陰で休憩をしていました。
生徒は、餌をやる際に手のひらを観察したり、顔の様子、毛並みの様子などをメモしたりしていました。また、サルのコミュニケーションのとり方や集団の中での様子を観察することができたと意見が出ていました。
この後、レポートを作成し活動のまとめとします。
御協力くださった嵐山モンキーパークのみなさん、ありがとうございました!
6月3日(月)~7日(金)は人権週間です。本日は全学年それぞれ人権学習を行いました。
1年生は3限に体育館において、京都府弁護士会 弁護士 井戸 勇貴 氏の「身近な人権の衝突」という講演を聞きました。身近な場面で人権どうしが衝突する問題やその解決方法について、自他を尊重する視点から学び、今後の自らの生き方について考えました。4限は各HRへ戻って、グループワーク、振り返り、感想を記入しました。
2年生は5・6限に、体育館において、京都府立盲学校教諭 大渕 真理子氏の「障がい者の人権について」という講演を聞きました。講演では先生の体験を聞くことにより、「障がい」への理解を深め、ひとりひとりが自分らしく生きられる社会の在り方について考える機会となりました。
3年生は5限、採用試験で大切にされるべきこと、6限、面接試験・統一応募用紙の取り組みについてグループワークをしました。3年生にとっては身近に迫ってきた就職差別問題について、正しく理解し今後の展望につなげました。
各学年それぞれテーマについて理解を深めました。グループワークでは真剣に考え議論する姿が印象的でした。
3年生の人文コースと自然科学コースの生物では、北嵯峨高校のすぐ近くにある京都工芸繊維大学の嵯峨キャンパスからカイコ蛾の幼虫をご譲渡いただき、外部形態の観察やはしご状神経系の内部構造観察、体液の顕微鏡観察、テグスの作成を行いました。
日本ではむかし養蚕業が盛んで皇室とも縁が深いカイコですが、北嵯峨生は初めて幼虫を目にする生徒が多く、最初は戸惑いながらも人間によって改良を受け、自然では決して生きていけない家畜昆虫であるカイコ蛾の幼虫を手に取り、ルーペで拡大しながらスケッチを行ったあと、内部構造の観察を行いました。
また昨年に引き続き、3年生の文科科学コースの選択生物では、繭から成虫が出てきた際、メスの性フェロモンに誘われるオスの様子を観察し、繭から生糸を繰る予定です。
毎年、貴重な実験の機会をいただける京都工芸繊維大学の長岡純治先生に感謝申し上げます。