
学校生活
「宮ノ平古墳群」資料が京都文化博物館に展示されます! 2016/06/28
本校の開校当初、現在のグラウンド部分には宮ノ平古墳群がありました。昭和49年にグラウンド全面拡張整備開始とともに撤去された二基の古墳は、本校において資料保存となりました。その資料が、この度京都文化博物館で開催される「京都府内の学校所蔵考古・歴史資料展」に展示されます。開催期間は平成28年8月13日(土)から10月10日(月)。高校生以下は入場無料です。この機会に京都文化博物館に、ぜひお訪ね下さい。
城陽高校には古墳があった!(宮ノ平古墳群)
【3基の古墳】(宮ノ平古墳群5基のうち3基が校内にありました)
皆さんは城陽高校のグラウンドに3つの古墳があったのを知っていますか。グランドの東から西へ順番に、宮ノ平1号墳(一辺25mの方墳)、宮ノ平2号墳(一辺29mの方墳)、宮ノ平3号墳(全長38mの帆立貝式古墳)が並んでいました。今は全く整地されわからなくなっていますが、毎日、体育の授業やクラブ活動で運動している場所に古墳が3つもあったのです。それでは、高校建設当時の発掘の経緯を見てみましょう。文化財の保護を巡って紆余曲折があったことがうかがわれます。
発掘の経緯
昭和45年6月、京都府教育委員会は京都府南部の高校生急増対策として、本校を城陽町(現城陽市)に建設することを決定しました。
昭和46年1月、城陽町の文化財保護団体により親設高校予定地に古墳らしきものがある旨文化財保護課に連絡があり、同時期に調査により古墳の存在が確認されました。これを受け建設を進める京都府庁の管理課と文化財保護課の協議により、校舎配置の設計変更等も行われました。
昭和46年5月から7月までの第1次調査では、当初2基と思われていた古墳が3基であることが確認されました。特に2号機は東側と南側に造り出しを持つ全国でも特殊な方墳であること等から、京都府文化財専門員他歴史学者9名からも現状保存要望書も提出され、マスコミからも注目を受けていました。
昭和47年2月から3月までには第2次調査がありましたが、当時は3号墳は消滅し、2号墳も西半分が削られて、わずかに1号墳が姿をとどめているような状態でした。昭和48年3月の第3次調査では、宮ノ平古墳群は3基ともいずれも造り出しを持つ特異な古墳群であることが判明しました。昭和48年5月には、運動場造成のためには現状保存は困難であることから、1・2号墳も削って造成することとなりました。
城陽高校では昭和47年(1972年)の開校以来、地歴クラブが中心となって、宮ノ平古墳の研究と全生徒にそれを理解させる活動を行い、社会科等の教科活動を通じて古文化財を教育に調和させる活動を行っていました。
昭和49年、京都府教育委員会によって、「宮ノ平古墳資料室」が作られ、校舎の一室に、古墳群の復元模型、説明版、出土品展示を行いました。
水泳 近畿大会出場決定! 2016/06/26
学年独自企画(校外活動)を実施しました 2016/05/10
平成28年5月10日(火)、学年独自企画(校外活動)を実施しました。
1年生は、大阪府河内長野市の「光滝寺キャンプ場」でバーベキューをしました。
2年生は、京都市内を散策しました。
3年生は、クラスごとに、大蔵海岸(ブリッジテラス大蔵)、琵琶湖マリンリゾート(カーメルビーチクラブ)、マキノサニービーチ知内浜キャンプ場でバーベキューをしました。
この日は途中雨に打たれましたが、それぞれに思い思いの計画を立て、楽しい時間を過ごし、親睦を深めることができました。



2016年度1学期人権教育講演会を実施しました 2016/04/27
平成28年4月27日(水)、全学年を対象に1学期人権教育講演会を実施しました。
和太鼓ユニット「絆」は、大阪を拠点に活動する和太鼓集団6団体が合同で結成しているユニットチームで、「大阪人権博物館リバティ大阪支援コンサート」、「東日本大震災復興支援コンサート」をはじめ、日本国内の学校等でも公演を行い、多くの人々に「人の大切さ」や「反差別の思い」を訴えておられます。
和太鼓には、牛の皮の加工が不可欠ですが、皮革職人が差別されてきたという歴史について学び、人権尊重について考えるため、太鼓の公演のあと、和太鼓の歴史や文化についてお話をしていただきました。
PTAからも保護者の参加があり、有意義な人権学習でした。


フレッシュマンセミナーを行いました 2016/04/11
平成28年度離任式を行いました 2016/04/11
離任式を行いました
平成28年4月11日(月)、平成28年3月31日付けで退職、転出された先生方の「離任式」を行いました。残念ながら公務のため出席できなかった先生方もおられましたが、4名の先生方に出席していただき、城陽高校生にメッセージとエールを送っていただきました。
宇野先生(養護教諭):小さい頃から絵本が好きだったという宇野先生。保健室を訪れた生徒にも「こんな本どうかしら?」と絵本を紹介したことがよくあった。
傍らにいてくれて寂しさを和らげてくれる人の存在のありがたさについて、金子みすずの「さみしいとき」という詩から話してくださいました。
禰津先生(国語科):城陽高校で過ごした6年間、この学校の進化を体験してきた。城陽高校には愛着を持っている。これからの君たちの成長を楽しみにしながら、君たちへの最後のお願い。「自分の限界を決めないでください」
伊賀先生(国語科):いつも思っていたことは「城陽高校生はすごいパワーがあるな」ということ。損得勘定抜きのパワーで活躍できるのは、まわりにフォローしてくれる人がいるからこそ。これからも頑張って。
仲田先生(保健体育科):この学校には13年間お世話になった。城陽高校の正門を入ったところに設置してあるある大きな掲示板、最初は白い部分が多かったが、最近は部活動での大会記録などでいっぱいになっている。これはみんなの頑張りであるとともに、みんなが応援してきたからこその姿。こういうことが、学校を良くしている要素の一つ。文化祭や体育祭などで、一致協力して本気になれる君たちがとても好き。これからもしっかりと前を向いて自分の目標をもって歩んでいってほしい。というメッセージをいただき、最後は「体育の授業の終了時」のあいさつで締めくくりました。
平成28年度始業式と入学式を行いました 2016/04/08
第一学期始業式を行いました
4月8日(金)、第一学期始業式を行いました。
新2年生、新3年生は気分も新たに新しい年度の始まりを迎えました。
始業式に先立ち、新しく着任された國府 功校長の着任式が行われ「29年ぶりに帰って来れたこと、城陽高校生である皆さんに出会えたことをとてもうれしく思っている。」という挨拶から始まりました。
次に着任された先生方の紹介があり、代表して中路早紀子事務長より「城陽高校という大きな家族の一員として、素晴らしい学校になるよう精一杯頑張ります。」との挨拶がありました。
そして、1学期の始業式に入り、校歌斉唱の後、校長の式辞では、「自分一人ではなく、多くの方々から支えていただいていることを自覚し、高い目標を持って頑張ってほしい。チャレンジをしてほしい。」というお話があり、平成28年度がスタートしました。
平成28年度入学式を挙行しました
4月8日(金)、午後2時、前日の嵐のような雨も上がり、校庭の桜が咲き誇る中、第45回入学式を挙行しました。
校長が式辞「若い間の失敗は、やがて必ず成功という大きな実を結ぶもとになる。たくさんの失敗を重ねても、決して諦めずに努力することから、成功体験を得てほしい。力一杯頑張ってほしい。」と述べました。
新入生が力強く宣誓し、来賓から温かい祝辞を頂戴し、新入生320名は厳粛な中にも祝意に包まれながら入学式を終えました。

