網野学舎

 5月31日(水)2・3限目、企画経営科2年生を対象に京丹後市地域おこし協力隊・丹後エクスペリエンス 代表 八隅 孝治様に御講義いただきました。

 八隅様は、海ゴミが世界で1秒間に380kg発生している現状を変えようとプレシャスプラスチック製品を製造販売しています。また、毎月「ビーチクリーン」活動もされています。

 企画経営科2年生は、「観光ビジネス」の授業で地域の課題について学習しています。生徒の感想から、「やってみたい!という気持ちを大事にしていきたい」「海ゴミについて今までより興味をもった」「自分の将来について深く考えることができた」「私もビーチクリーンに参加したいと思った」など前向きな姿勢を感じることできました。

 自分たちには今何ができるのか、今後どうしていきたいか考える良い機会となりました。

 

 

 令和5年5月20日(土)、同窓会役員、歴代校長先生、関係者が集合し、網野高校継承・記念事業で計画していました記念碑(校歌歌碑)の完成を祝う完成式を行いました。三浦同窓会長の御挨拶のあと、参加者一同で校歌を斉唱し、記念碑前で参加者の集合写真を撮影しました。  これまで校地内に網野高校の名を記されたものがありませんでしたが、今回、網野高校の文字が入り、長年同窓生の皆様に愛され歌われ続けてきた校歌の歌詞を刻んだ立派な記念碑を建立できましたこと大変有難く喜ばしく思っております。これも偏に網野高校にゆかりのある皆様からの御理解と御協力の賜物と改めて厚くお礼申し上げます。

 

 今年度、網野学舎が重点的に取り組んでいる「言語活動」。今回は3年1組の国語表現の授業を紹介します。
 3年生にとってはいよいよ進路決定の時期が近づきました。多くの試験で実施されるのが「面接」です。そこで本時は、受験者と面接官の4対4の「集団面接」の実践練習を行いました。
受験者役の生徒は事前に書いたメモを見て練習をした後、面接官役や他の生徒が見守る中、やや緊張の面持ちで入室をし面接に臨んでいました。練習の成果を発揮し、受験者側の生徒は落ち着いた声で話すことができている者も多く、目線や姿勢、態度などもしっかり意識していることが伝わりました。
 終了後、受験者たちは面接官側から出た感想や講評を真摯に受けとめ、次に生かそうと反省点をメモしていました。面接をする側、受ける側の両方の立場を体験する中で、生徒達は自分の思いを自分の言葉で話す能力を磨くことができたのではないでしょうか。

 

 5月18日(木)、網野学舎企画経営科と久美浜学舎アグリサイエンス科の1年生が合同で田植え体験を行いました。企画経営科では商業科目の授業において六次産業化について学びました。販売だけでなく生産から体験すること、アグリサイエンス科の生徒と交流することによって、生産者の想いや大変さ、私たちの生活の一部である「食」について考える良い機会となりました。

 

 本年度も部活動や委員会など、生徒の普段の活動の様子を紹介していきます。
 今回は放送委員会です。放送委員会は今年度も、生徒や教職員から募ったリクエストを中心に楽しく快適なお昼休みの放送を全校に届けています。さらに1学期は、今年度新しく網野学舎に着任した先生に出演してもらい、自己紹介をしてもらうというコーナーを設けて放送を行っています。
 委員長の上林柚月さん(3年2組 大宮中)は、「勉強や部活動と毎日頑張っている生徒の皆さんにとって、お昼休みがほっと一息つく憩いのひと時になればいいなと思って活動しています。これからもみんなに楽しんでもらえるような放送をしていきますのでどうぞ聴いてください。」と話してくれました。

 

 5月17日(水)、全校生徒を対象にネット関連講演会を行いました。NPO法人 イー・エルダーより斎藤富士夫様を講師にお招きし、SNSなどのインターネットを利用する際に注意すべきこと、ネットに潜む様々な危険について、具体例を挙げながらお話しをして頂きました。
 生徒達は、自分自身を守るだけでなく、周りの人を助け、守ることにもつながるという意識をもって講演を真剣に聞いていました。

 

 5月19日(金)、令和5年度両丹高校総体壮行会を実施しました。吹奏楽部の演奏と生徒の拍手の中、出場するクラブ部員が堂々と入場しました。続いて、各クラブの代表が全校生徒に向けてそれぞれ力強く決意を述べました。最後に緒方生徒会長と校長からそれぞれ激励の言葉を受けた部員は、明日の大会に向けて練習に飛び出しました。
 この総体が高校最後の大会になる部活動もあります。出場する部員の皆さん、最後まで悔いなく全力プレーで頑張ってください!

 

 5月14日(日)、令和5年度第41回近畿地区高等学校ワープロ競技大会が京都すばる高等学校において開催されました。本校からは企画経営科3年生の5名が出場し、団体の部で15位と健闘しました。生徒達はそれぞれの自己ベストを目指して戦いきり、終わった後は達成感いっぱいの笑顔でした。


【成績】 団体競技 第15位

  亀井 萌(大宮中) 髙田 侑(網野中) 中垣 俊介(網野中)本井 晴人(網野中) 安田 和奏(丹後中)

 

 5月13日(土)、令和5年度 丹後緑風高等学校網野学舎 PTA前期総会が開催されました。
 総会に先立ち、6時間目の授業を多くの保護者等の皆様に御参観いただき、生徒の普段の学校生活の様子を見ていただきました。総会後に学校から本年度学校経営計画についての説明と、学習・進路・学校生活についての方針をお話しし、網野学舎の教育について理解を深めていただく機会となりました。

 さらに、PTA進路指導委員会様主催の講演会が開催され、進学情報研究センターライセンスアカデミー大阪支社の菅沼誠士様より、「家庭で考える進路」というテーマで御講演をいただきました。

 

 5月10日(水)、ボランティア部を対象に、来たる6月4日に開催される「28thはだしのコンサート2023」に関する事前講演が行われました。琴引浜ビーチクリーンの活動を行っているはだしのコンサート実行委員会の方々に来校していただき、琴引浜の保全活動やマイクロプラスチックなどによる砂浜の汚染問題についての講演をしていただきました。さらに、琴引浜の砂の中に埋もれている「漂着物しらべ」も実際に体験させていただきました。
 生徒たちは楽しみながら砂の中にあるものを分類する中で、砂浜の保全活動の大切さを実感することができ、はだしのコンサート当日に向けて貴重な経験をさせていただく機会になりました。


 

 5月10日(水)の6時間目、1年生を対象にスタイルアップセミナーを行いました。1年生は生徒指導部長から、制服の意義や正しい着こなし方を学ぶとともに、身だしなみを整えることの大切さについて講義を受けました。生徒達はその人の第一印象は服の「着こなし」と「挨拶」でほとんど決まるということを学びました。

 

 5月10日(水)の6時間目、2年生各クラスにおいてチューター初顔合わせがありました。この「チューター制」とは、本学舎が実施している進路面談制度の一つで、生徒一人一人に担任以外の教員(チューター)がつき、別の視点から進路や学校生活全般についてアドバイスを行うというものです。本日は各クラスに入るチューターが初めて紹介され、自己紹介を兼ねて生徒に対し挨拶をしました。

 

 5月10日(水)の6時間目、3年生を対象に分野別進路説明会を行いました。生徒は四年制大学、短期大学、専門・各種学校、就職・公務員の各分野に分かれて、進路指導部の担当教員からそれぞれの進路分野の近年の傾向や、本校卒業生の進路実現状況、今後の進路日程などの説明を受けました。最後に、今後の進路指導上の重要な資料となる進路登録カードの書き方について説明を受けました。

 

ファイル名:R5 6月行事予定.pdf

※PDFを開くには下記「6月行事予定」をクリックして下さい。

 
 

最高に「幸せ」な学校生活

 高校に入学してから早一箇月。1年生の3名に、自身が網野学舎を選んだ理由やクラスの雰囲気、高校で頑張りたいことなどを伺いました。

吉岡琴音さん(1年1組・弥栄中)
 中学3年の夏に行われた体験セミナーに参加したとき、学校の雰囲気がとても明るくて楽しそうだと感じ、私も網野学舎で学びたいと思いました。入学して一箇月ですが、1組はすでに賑やかで明るい、とても仲の良いクラスです。高校の授業は内容も難しくスピードも速いので、聞き逃さないようにいつも集中して臨んでいます。私は陸上競技部に入り、現在は短距離を専門に取り組んでいます。先輩方はとても面白いし、私達にとても優しく接してくださるので、私は毎日楽しく走ることができています。高校では基礎をしっかり固めていく中で、どんなことにも積極的に挑戦をしていきたいです。

田中菜々美さん(1年2組・網野中)
 海や山、自然に囲まれた大好きな地元である網野で、学習や部活動に思いっきり励みたいと思い入学しました。授業では男女や出身中学校の違いに関係なく、みんな積極的に発言したり、活発にグループワークをして楽しく交流しながら学んでいます。部活動は、将来海外で仕事をしたいという私の夢からESSに決めました。仲間と協力して英文を訳しながらゲームを解いていくイースターイベントはとても楽しかったです。高校生活は大変だと思うこともありますが、それでも毎日友達とワイワイ話し、帰りに元気よくバイバイと挨拶する、そんなごく当たり前の日常が、今私にとって最高に幸せな時間です。

岸田槙さん(1年3組・峰山中)
 網野学舎を選んだ理由は勉強に集中して臨める環境が整っているところ、先生が一人一人に寄り添って教えてくれるところ、そして海が近いところでした。3組はとても賑やかですが、切り替えがとても速く、行動も速いところがいいところだと感じています。私は野球部に入部しました。高校からは軟式から硬式に変わり、中学時代よりも練習時間も増えましたが、大好きな野球が長くできて本当に幸せです。クラスの目標は私達のクラスがこれまでの企画経営科の中で一番だと言ってもらえることです。そのためにも様々な場面で挨拶や礼儀、マナーを体で学び、社会で必要とされる人材に成長していきたいです。

...学校生活は最高に楽しいと、3人は異口同音に話してくれました。彼らの充実した笑顔に接し、取材したこちらも何だかハッピーな気持ちになりました。
              

(取材・文 安達卓能)

 

 4月26日(水)の6時間目、3年生が各ホームルームで人権学習を行いました。テーマは就職の機会均等についてです。約50年前と現在の履歴書の様式を比較して、気づいたこと、感じたことをまとめる中で、過去から現在に至る就職(進学)差別の実態を知り、差別の不当性や勤労権保障の重要性を学びました。また、就職の際の雇用者の判断基準が不適切だと感じた場合の対処法についても、ロールプレイを交えて学習しました。
 生徒は今回の人権学習を通して、同和問題を始めとする様々な差別に対し、差別を絶対に「しない」・「許さない」という意識が大切であることを学びました。

 

 4月29日(土)両丹高等学校選手権水泳競技大会が開催され、女子は総合第2位の成績に輝きました。

【大会成績】

2年1組 横嶋 謙心選手【網野中】

50m自由形 27.75(8位)
100m自由形 1:01.27(5位)
50mバタフライ 30.42(5位)

3年1組 沖野 きら選手【峰山中】

50m自由形 29.70(2位)
100m自由形 1:06.31(2位)
50m背泳ぎ 32.84(1位)
 

 4月26日(水)の5・6時間目、2年生を対象に「職業別ガイダンス」を行いました。それぞれの職種に人材を輩出し、その分野に精通している計21の大学や専門学校から講師を招き、その道に進むための具体的方法や求められる資質、そのために高校生である今何をすべきかなどを、専門的な立場から話をしていただきました。


 

 4月24日(月)から5月2日(火)まで、春の読書週間を行っています。期間中は各自で本を用意し、昼休み後に15分間、全校で一斉読書をします。

 初日には、読書の時間に読む本を探しにたくさんの生徒が図書館を訪れました。 昼休み終了のチャイムが鳴ると、先ほどまでの賑わいから一転、どのクラスも静かに集中して本を読む様子が見られました。

 勉強に部活にと多忙な高校生活では、読書の優先順位は高くないのが現状かもしれません。しかし、たとえ他の人と同じ本を読んだとしても、そこで感じたことや考えたことは、自分だけのオリジナリティとして蓄積されていきます。ぜひ、今回の取組のように、1日15分でも興味を持った本を開く習慣をつけてみてください。

  読書週間が少しでも本と親しむきっかけになっていれば幸いです。

 

記念誌申込冊数 528冊 

記念碑寄附金  405件  2,694,000円

 

多くの皆様から御協力をいただき、誠にありがとうございました。心からお礼申し上げます。

なお、記念誌発行は4月発刊予定のところ、作業が遅れており、夏頃の発刊を予定しています。大変ご迷惑をおかけしますが、しばらくお待ちいただきますようお願いします。

また、校歌記念碑は生徒信条石碑の横に5月建立予定で作業を進めております。

 
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