網野学舎

 8月28日(月)、2学期始業式を行いました。1学期終業式と同様、暑さ対策として式典を中継で結び、生徒は各ホームルーム教室で視聴しました。
 式辞で後藤校長は、4年振りに恐丹後お化け屋敷を成功に導いた企画経営科の取組と、インターハイで優秀な成績を収めた各クラブの活躍とともに、頑張ったすべての生徒を労いました。そして、目前に迫った学校祭の取組を通して「主体性・協働性・行動力」をつけることと、将来の進路に向けて「計画性」を持って地道に努力を続けることの2つのことを生徒達に期待しました。最後に、思い出に残る充実した素晴らしい学校祭になることを祈念して式辞を結びました。

 

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ファイル名:海技教育財団 海技教育機構.pdf

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 8月2日(水)、多くの中学生と保護者の方々に参加をしていただいて体験セミナーを開催しました。
 はじめに各教室に分かれて実施した説明会では、中学生に対し在校生の代表が生徒目線で学校紹介をしました。そして事前に中学生から受け付けた質問を中心に、在校生がICT機器を使いながら答えていきました。
 その後、中学生は希望した2教科の体験授業を受け、さらに部活動体験及び見学をしました。半日だけの学校体験でしたが、多くの中学生が楽しそうに参加している様子でした。
 8月18日には企画経営科体験学習会、11月には学校公開を予定しています。中学生の皆さん、これからも丹後緑風高校網野学舎をたくさん「体験」して、いいところを自分の目で見つけてください。


 

ファイル名:那須記念財団.pdf

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ファイル名:山田進太郎D&I財団.pdf

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ファイル名:教育支援グローバル基金・ジャパン未来リーダーズサミット.pdf

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ファイル名:教育支援グローバル基金・ジャパン未来スカラーシップ・プログラム.pdf

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 7月28日(金)~29日(土)京丹後市弥栄町「丹後王国」において、本学舎企画経営科3年生が中心となり、恐丹後お化け屋敷2023を開催しました。当日は、大盛況となり感慨深い思いで終わることができました。お越しいただいたお客様、保護者等の皆様、OB・OGの皆様、クラスメート、下級生等支えてくださった方に感謝申し上げます。ありがとうございました。

※30日(日)はは開催予定でしたが、諸事情のため中止とさせていただきました。ご了承ください。

 

ファイル名:最終合格状況.pdf

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   「努力に勝る天才はなし」

 7月3日から3週間、教育実習で母校に帰ってきた高橋さんに、実習を終えた感想や生徒の皆さんへのメッセージなどを伺いました。

高橋夢大さん(日本体育大学体育学部体育学科4年生)
 私は小さい頃からレスリングで全国大会など大きな舞台を何度も経験し、試合直前の緊張感は数え切れないほど味わってきたつもりでした。しかし、教育実習に来て初めてのホームルームは、それとは全く違う初めて味わう緊張感でほとんど話せませんでした。それでもショートやロングホームルームで生徒の皆さんの元気な挨拶や笑顔に触れる度に、教室に行くことが毎日の楽しみになっていきました。ですから、実習を終えた今、もっと皆さんと一緒にいて話したかったと、少し寂しい気持ちになっています。
 私は元来寡黙な性格で、言葉よりも態度や行動、そして結果で示すタイプでした。ですから、生徒や先生とコミュニケーションを密に取って、授業や学級経営を円滑に進めていくことは私にとって簡単ではありませんでした。特に保健の授業は体育の授業以上に、自分自身の言葉で明確に伝え、生徒に理解してもらわなければならず苦労しました。それでも授業後に生徒から「ありがとう」とか「楽しかった」と感想をもらうようになると嬉しかったですし、明日への励みにもなりました。授業に臨むために何度も書き直したたくさんの指導案は、苦労した分だけ私の思い出であり宝となっています。
 私は今後もレスリングの道をさらに突き進んでいきます。小さい頃からの夢であるオリンピック出場とメダル獲得を賭けて、これからも戦い続けていきます。
 生徒の皆さん。毎日の勉強や部活、3年生は進路実現と、忙しく大変だと思いますが、皆さんの勝利と活躍を心から祈っています。3週間本当にありがとうございました。

...「努力に勝る天才はなし」。最後のホームルームでクラスにメッセージを送った高橋さんは、これからも夢に向かって努力を重ねていくことでしょう。頑張れ、高橋さん!
             

 (取材・文 安達卓能)


 

 7月20日(木)、第1学期終業式を行いました。今回は暑さ対策として、別会場からオンライン中継で各教室に配信し、それを教室で視聴する形式で実施しました。
 式辞の中で後藤校長は、今話題となっている「生成AI」の急激な台頭を通して、私達自身が学ぶこと・学び続けることがこれからますます重要になっていくと話しました。その上で、自分自身の知識や判断の土台を築くために「日々の授業を大切に受けること」と、傾聴する力・説明する力・調整する力を養うために、ネットを介しない「対面での交流を大切にすること」の2つに特に心掛けてほしいと話しました。最後に、これから始まる夏休みでは、教養を高めるために進んで読書に挑戦し、考えを深めるために友人や家族とじっくり話す機会を持とう、と呼びかけて式辞を結びました。
 続いて生徒会執行部による伝達表彰・壮行会を行いました。伝達表彰ではレスリング部、体操部、演劇部、経営実習部及び企画経営科が校長からそれぞれ表彰を受けました。壮行会では、体操部キャプテンの谷口央弥さん(3年2組・網野中)が出場者を代表してインターハイに向けた決意を力強く表明しました。
 最後に、教務部長から成績などの学習面について、生徒指導部長から1学期の総括と夏休みの過ごし方についてそれぞれ話がありました。


 

 7月19日(水)、株式会社リクルートの樋口雄一様を講師にお迎えし、2年生を対象にオープンキャンパスに関する講演をしていただきました。生徒は、これまで事前に自身が調べた興味のある大学や専門学校の情報、オープンキャンパスの日程などをもとに講演を聴きました。講演では樋口様より、オープンキャンパスに行くことの意味や訪問したときに確認すべきことなどを具体的にお話しいただきました。
 2年生の皆さん、この夏は自ら動いて自らの目で確かめて、志望校を固めていきましょう。


 

  力と粘りで掴め「世界一」

 7月末からトルコ共和国のイスタンブールで開催される「2023U-17世界選手権大会」において、男子グレコローマンスタイル65kg級の日本代表として戦う江口さんに大会前の意気込みを聞きました。

江口 翼さん(1年3組・東京都大田区立蓮沼中学校)
 レスリングをはじめたのは3歳でした。小学生まではなかなか結果が出ず、「このままではだめだ、やるからには真剣にやってやろう」と思い直し、中学生からは筋力トレーニングを増やしていき、3年生で全国大会2位とようやく結果を出すことができました。
 当時から丹後緑風高校にはクラブチームの合宿で何度か来たことがありました。たとえ練習がきつくても、より厳しい環境に身を置きたいと思い入学を決めました。
 高校から始まったグレコローマンスタイルは、私のレスリングスタイルに非常に合っていました。高校入学後すぐに開催された4月のJOC杯では、このグレコローマンスタイルで、私にとっては初めての全国大会優勝を果たし、同時に世界選手権出場の権利を手にすることが出来ました。
 海外の選手とはまだ対戦の経験がありませんが、日本の選手と違い、パワーで押し切ってくる印象が強く、難敵ばかりだと感じています。私自身技術はまだまだ未熟ですが、これまでのトレーニングで鍛えた力なら負けないつもりです。「ポイントを取られたくない」と怖じ気づいて腰が引けるよりは、攻められても攻め返す中で相手より多くポイントを奪いにいく自分のスタイルを貫いて、どこまでも「世界一」を狙って戦っていきます。

...大切にしている言葉は「感謝」だと教えてくれた江口さん。恐れるモノは何もない。支えてくれたすべての人への感謝の思いを胸に、得意の「巻き技」と持ち前の「粘り腰」で世界にその名を響かせろ!
            

  (取材・文 安達卓能)


 

ファイル名:アカシヤの丘④.pdf

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   先輩を手本に 後輩の手本に

 7月7日に行われた京都府高等学校生徒商業研究発表大会(生徒商研)において、企画経営科のメンバーが調査研究の部と体験発表の部のそれぞれで最優秀賞に輝きました。各部門の代表者に喜びの声を聞きました。

調査研究発表の部 【最優秀賞】 企画経営科3年生(6名)
 「京丹後市物語」~地域の魅力プラスワンの取組リピーター獲得へ~

中垣俊介さん(3年3組・網野中)
 課題研究の授業で「地域とつながるコミュニティ通貨」について研究をしていたことからメンバーに選ばれました。内容はこのコミュニティ通貨の説明から、これを使ってどんな地域貢献ができるかをテーマに発表しました。検定や試験が重なる日程の中で原稿を覚えたり、新たな試みである寸劇の練習をしたりと大変でしたが、本番の発表では堂々とやり切ることができました。近畿大会では数値化したデータを増やしてより説得力のある資料に仕上げ、発表の完成度をさらに上げて、全国大会出場を目指して頑張っていきます。

小森知己さん(3年3組・網野中)
 コミュニティ通貨を、夏休みに開催するお化け屋敷のイベントにどう活用するのかや、この活動をどうすれば広めていけるのかを発表しました。練習では原稿をただ覚えて喋るのではなく、審査員に語りかけるように発表しようと心掛けました。本番は台詞が飛ばないようにと慎重になり過ぎたところもありましたが、何とか無事に終えることができました。最優秀賞を励みにし、将来たくさんの人の前で堂々と自分の考えをプレゼンテーションできる社会人になれるよう、コミュニケーション能力をさらに磨いていきたいです。

体験発表の部 【最優秀賞】 企画経営科2年生(2名)
 「おいしくて米(まい)っちゃうクレープ開発秘話」~米粉を使った商品開発~

大同翔太さん(2年3組・大宮中)
 夢は経営者になることです。そのためにはプレゼンテーション能力が必要になると思って発表に挑戦しました。私達は先輩方の昨年度の地産地消の取組を引き継いで発表をしました。本番は独特の緊張感の中でトップバッターでしたが、練習通りみんな元気良く発表できました。勉強は得意ではありませんが、発表という分野でこのような最高の評価をしていただき本当に嬉しく、自信にもなりました。今年度の丹後万博は先輩方の姿を見習ってぜひ成功させたいですし、そんな私達の姿を見て後輩達も育ってくれたら嬉しいです。

荻野優陽さん(2年3組・弥栄中)
 経営実習部の活動中に顧問の先生から今回の発表を勧められました。大きな場での発表は経験がなかったのでやってみようと思いました。原稿を覚えた後、発表に強弱を付けたり手振りを交えて話すこと、そして協力者の言葉ではその人になったつもりで感情移入して話すことなどプレゼンスキルを磨いていきました。本番は練習通りの力を発揮することが出来ました。最優秀賞を一番に喜んでくれたのは誘ってくれた顧問の先生でした。堂々と発表を行った先輩方のかっこいい姿を手本に、来年度はさらにいい発表をしたいです。

...先輩の勇姿を見て後輩は憧れ、やがて次の後輩の模範となっていく。企画経営科はこれまでも、そしてこれからも、この「美しき正の伝統」を継承していくことでしょう。
              

(取材・文 安達卓能)

 
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