網野学舎

ファイル名:教育支援グローバル基金・ジャパン未来リーダーズサミット.pdf

※PDFを開くには下記「ジャパン未来リーダーズサミット 2024...」をクリックして下さい。

 
 

ファイル名:教育支援グローバル基金・ジャパン未来スカラーシップ・プログラム.pdf

※PDFを開くには下記「ジャパン未来スカラーシップ・プログラム2...」をクリックして下さい。

 
 

 7月28日(金)~29日(土)京丹後市弥栄町「丹後王国」において、本学舎企画経営科3年生が中心となり、恐丹後お化け屋敷2023を開催しました。当日は、大盛況となり感慨深い思いで終わることができました。お越しいただいたお客様、保護者等の皆様、OB・OGの皆様、クラスメート、下級生等支えてくださった方に感謝申し上げます。ありがとうございました。

※30日(日)はは開催予定でしたが、諸事情のため中止とさせていただきました。ご了承ください。

 

ファイル名:最終合格状況.pdf

※PDFを開くには下記「令和4年度卒業生進路状況」をクリックして下さい。

 
 

   「努力に勝る天才はなし」

 7月3日から3週間、教育実習で母校に帰ってきた高橋さんに、実習を終えた感想や生徒の皆さんへのメッセージなどを伺いました。

高橋夢大さん(日本体育大学体育学部体育学科4年生)
 私は小さい頃からレスリングで全国大会など大きな舞台を何度も経験し、試合直前の緊張感は数え切れないほど味わってきたつもりでした。しかし、教育実習に来て初めてのホームルームは、それとは全く違う初めて味わう緊張感でほとんど話せませんでした。それでもショートやロングホームルームで生徒の皆さんの元気な挨拶や笑顔に触れる度に、教室に行くことが毎日の楽しみになっていきました。ですから、実習を終えた今、もっと皆さんと一緒にいて話したかったと、少し寂しい気持ちになっています。
 私は元来寡黙な性格で、言葉よりも態度や行動、そして結果で示すタイプでした。ですから、生徒や先生とコミュニケーションを密に取って、授業や学級経営を円滑に進めていくことは私にとって簡単ではありませんでした。特に保健の授業は体育の授業以上に、自分自身の言葉で明確に伝え、生徒に理解してもらわなければならず苦労しました。それでも授業後に生徒から「ありがとう」とか「楽しかった」と感想をもらうようになると嬉しかったですし、明日への励みにもなりました。授業に臨むために何度も書き直したたくさんの指導案は、苦労した分だけ私の思い出であり宝となっています。
 私は今後もレスリングの道をさらに突き進んでいきます。小さい頃からの夢であるオリンピック出場とメダル獲得を賭けて、これからも戦い続けていきます。
 生徒の皆さん。毎日の勉強や部活、3年生は進路実現と、忙しく大変だと思いますが、皆さんの勝利と活躍を心から祈っています。3週間本当にありがとうございました。

...「努力に勝る天才はなし」。最後のホームルームでクラスにメッセージを送った高橋さんは、これからも夢に向かって努力を重ねていくことでしょう。頑張れ、高橋さん!
             

 (取材・文 安達卓能)


 

 7月20日(木)、第1学期終業式を行いました。今回は暑さ対策として、別会場からオンライン中継で各教室に配信し、それを教室で視聴する形式で実施しました。
 式辞の中で後藤校長は、今話題となっている「生成AI」の急激な台頭を通して、私達自身が学ぶこと・学び続けることがこれからますます重要になっていくと話しました。その上で、自分自身の知識や判断の土台を築くために「日々の授業を大切に受けること」と、傾聴する力・説明する力・調整する力を養うために、ネットを介しない「対面での交流を大切にすること」の2つに特に心掛けてほしいと話しました。最後に、これから始まる夏休みでは、教養を高めるために進んで読書に挑戦し、考えを深めるために友人や家族とじっくり話す機会を持とう、と呼びかけて式辞を結びました。
 続いて生徒会執行部による伝達表彰・壮行会を行いました。伝達表彰ではレスリング部、体操部、演劇部、経営実習部及び企画経営科が校長からそれぞれ表彰を受けました。壮行会では、体操部キャプテンの谷口央弥さん(3年2組・網野中)が出場者を代表してインターハイに向けた決意を力強く表明しました。
 最後に、教務部長から成績などの学習面について、生徒指導部長から1学期の総括と夏休みの過ごし方についてそれぞれ話がありました。


 

 7月19日(水)、株式会社リクルートの樋口雄一様を講師にお迎えし、2年生を対象にオープンキャンパスに関する講演をしていただきました。生徒は、これまで事前に自身が調べた興味のある大学や専門学校の情報、オープンキャンパスの日程などをもとに講演を聴きました。講演では樋口様より、オープンキャンパスに行くことの意味や訪問したときに確認すべきことなどを具体的にお話しいただきました。
 2年生の皆さん、この夏は自ら動いて自らの目で確かめて、志望校を固めていきましょう。


 

  力と粘りで掴め「世界一」

 7月末からトルコ共和国のイスタンブールで開催される「2023U-17世界選手権大会」において、男子グレコローマンスタイル65kg級の日本代表として戦う江口さんに大会前の意気込みを聞きました。

江口 翼さん(1年3組・東京都大田区立蓮沼中学校)
 レスリングをはじめたのは3歳でした。小学生まではなかなか結果が出ず、「このままではだめだ、やるからには真剣にやってやろう」と思い直し、中学生からは筋力トレーニングを増やしていき、3年生で全国大会2位とようやく結果を出すことができました。
 当時から丹後緑風高校にはクラブチームの合宿で何度か来たことがありました。たとえ練習がきつくても、より厳しい環境に身を置きたいと思い入学を決めました。
 高校から始まったグレコローマンスタイルは、私のレスリングスタイルに非常に合っていました。高校入学後すぐに開催された4月のJOC杯では、このグレコローマンスタイルで、私にとっては初めての全国大会優勝を果たし、同時に世界選手権出場の権利を手にすることが出来ました。
 海外の選手とはまだ対戦の経験がありませんが、日本の選手と違い、パワーで押し切ってくる印象が強く、難敵ばかりだと感じています。私自身技術はまだまだ未熟ですが、これまでのトレーニングで鍛えた力なら負けないつもりです。「ポイントを取られたくない」と怖じ気づいて腰が引けるよりは、攻められても攻め返す中で相手より多くポイントを奪いにいく自分のスタイルを貫いて、どこまでも「世界一」を狙って戦っていきます。

...大切にしている言葉は「感謝」だと教えてくれた江口さん。恐れるモノは何もない。支えてくれたすべての人への感謝の思いを胸に、得意の「巻き技」と持ち前の「粘り腰」で世界にその名を響かせろ!
            

  (取材・文 安達卓能)


 

ファイル名:アカシヤの丘④.pdf

※PDFを開くには下記「令和5年度 アカシヤの丘 第4号」をクリックして下さい。

 
 

   先輩を手本に 後輩の手本に

 7月7日に行われた京都府高等学校生徒商業研究発表大会(生徒商研)において、企画経営科のメンバーが調査研究の部と体験発表の部のそれぞれで最優秀賞に輝きました。各部門の代表者に喜びの声を聞きました。

調査研究発表の部 【最優秀賞】 企画経営科3年生(6名)
 「京丹後市物語」~地域の魅力プラスワンの取組リピーター獲得へ~

中垣俊介さん(3年3組・網野中)
 課題研究の授業で「地域とつながるコミュニティ通貨」について研究をしていたことからメンバーに選ばれました。内容はこのコミュニティ通貨の説明から、これを使ってどんな地域貢献ができるかをテーマに発表しました。検定や試験が重なる日程の中で原稿を覚えたり、新たな試みである寸劇の練習をしたりと大変でしたが、本番の発表では堂々とやり切ることができました。近畿大会では数値化したデータを増やしてより説得力のある資料に仕上げ、発表の完成度をさらに上げて、全国大会出場を目指して頑張っていきます。

小森知己さん(3年3組・網野中)
 コミュニティ通貨を、夏休みに開催するお化け屋敷のイベントにどう活用するのかや、この活動をどうすれば広めていけるのかを発表しました。練習では原稿をただ覚えて喋るのではなく、審査員に語りかけるように発表しようと心掛けました。本番は台詞が飛ばないようにと慎重になり過ぎたところもありましたが、何とか無事に終えることができました。最優秀賞を励みにし、将来たくさんの人の前で堂々と自分の考えをプレゼンテーションできる社会人になれるよう、コミュニケーション能力をさらに磨いていきたいです。

体験発表の部 【最優秀賞】 企画経営科2年生(2名)
 「おいしくて米(まい)っちゃうクレープ開発秘話」~米粉を使った商品開発~

大同翔太さん(2年3組・大宮中)
 夢は経営者になることです。そのためにはプレゼンテーション能力が必要になると思って発表に挑戦しました。私達は先輩方の昨年度の地産地消の取組を引き継いで発表をしました。本番は独特の緊張感の中でトップバッターでしたが、練習通りみんな元気良く発表できました。勉強は得意ではありませんが、発表という分野でこのような最高の評価をしていただき本当に嬉しく、自信にもなりました。今年度の丹後万博は先輩方の姿を見習ってぜひ成功させたいですし、そんな私達の姿を見て後輩達も育ってくれたら嬉しいです。

荻野優陽さん(2年3組・弥栄中)
 経営実習部の活動中に顧問の先生から今回の発表を勧められました。大きな場での発表は経験がなかったのでやってみようと思いました。原稿を覚えた後、発表に強弱を付けたり手振りを交えて話すこと、そして協力者の言葉ではその人になったつもりで感情移入して話すことなどプレゼンスキルを磨いていきました。本番は練習通りの力を発揮することが出来ました。最優秀賞を一番に喜んでくれたのは誘ってくれた顧問の先生でした。堂々と発表を行った先輩方のかっこいい姿を手本に、来年度はさらにいい発表をしたいです。

...先輩の勇姿を見て後輩は憧れ、やがて次の後輩の模範となっていく。企画経営科はこれまでも、そしてこれからも、この「美しき正の伝統」を継承していくことでしょう。
              

(取材・文 安達卓能)

 

ファイル名:恐丹後お化け屋敷.pdf

※PDFを開くには下記「恐丹後お化け屋敷」をクリックして下さい。

 
 

 7月7日(土) 京都経済短期大学(京都市)で行われた表記大会において企画経営科生徒が出場し、調査研究発表の部・体験発表の部ともに「最優秀賞」を受賞しました。今大会の成績により、調査研究発表の部に出場した3年生は近畿大会への進出が決定しました。

 

【調査研究発表の部】 

「最優秀賞 」
企画経営科 3年 

「京丹後市物語」~地域の魅力プラスワンの取組リピーター獲得へ~

入江 蓮(網野中)  小森 知己(網野中)  

嶋津 渚(峰山中)  中垣 俊介(網野中)  

廣瀬 久瑠実(網野中)  本井 晴大(網野中)

 

【体験発表の部】

「最優秀賞」

「おいしくて米(まい)っちゃうクレープ開発秘話」~米粉を使った商品開発~

企画経営科 2年 

荻野 優陽(弥栄中)  大同 翔太(大宮中)

 

「優良賞」
企画経営科 2年

「地産地消」~地域とともに、故郷のために~

稲本 郁海(丹後中)  大垣 柚斗(弥栄中) 

増田 雨音(峰山中)  森 直(網野中)

 

 6月28日(水)、1年生が「大学見学バスツアー」に行ってきました。
 文系コースは佛教大学を、理系コースは京都産業大学をそれぞれ訪れ、キャンパスや施設を見学したり、大学の先生による模擬授業を体験したりしました。
 大学見学は初めてという生徒がほとんどで、降り立った瞬間から敷地の広さや整った施設設備、学生の賑わいに目を輝かせていました。模擬講義では大学での学びを体験し、現役学生によるガイドツアーでは大学生に交じってキャンパスライフの一部を満喫しました。
 実際に大学での学びや学生の姿に触れ、生徒達は3年後の大学生活の未来像を描いてわくわくしている様子でした。今回のツアーは生徒にとって、より一層、勉強へのモチベーションが上がった有意義な1日となりました。

 

 7月5日(水)の期末考査終了後に、1年生普通科の生徒を対象にコース選択説明会を行いました。普通科は2年次より希望進路にあわせて、現在のコースから総合と探究の2コースに再度分かれて卒業まで学習を進めていきます。説明会ではそれぞれのコースの特性や履修できる科目についての注意点、コース登録の仕方などの説明が教務部からありました。自分自身の進路に関わる重要な選択を前に、1年生は説明を真剣に聞き入っていました。


 

   安全と安心を地域に届ける存在に...

 防犯寸劇やナレーションなどこれまでの活動が認められ、6月26日に丹後緑風高校演劇部が京丹後警察署より感謝状を頂きました。早速受賞された3名のメンバーにインタビューをしました。

部長 小倉萌香奈さん(3年1組・網野中)
 代々演劇部は警察署から依頼を頂き、様々な犯罪に対する防犯寸劇やナレーションの収録などをしてきました。今回、こうしたこれまでの活動を評価していただき、さらに感謝状まで頂いて本当に嬉しかったです。今後は後輩達にも、私達が心掛けていた仲の良さを大切にしながら、これからも地域に貢献する活動を続けていってほしいです。

井上明日香さん(3年1組・網野中)
 せっかく頂いたお話だったので挑戦しようと思いました。私は今回水難事故の防止を呼びかけるナレーションを担当しました。初めての本格的な収録は緊張しましたが、完成版を聴くといい出来に仕上がっていました。こうして警察の方から感謝状を頂くなんてめったにないことなので、恥ずかしかったですが嬉しかったですし、いい経験になりました。

畑中佑太さん(2年3組・網野中)
 私は海辺で盗難に遭わないように海水浴客に注意を呼びかけるナレーションを担当しました。私にとっては昨年の、特殊詐欺の被害防止を呼びかけるCMに続く2回目となる収録でした。たいしたことをしたつもりはありませんが、これが人を助けることにつながるのなら嬉しいです。今後も機会があれば、今度は後輩と一緒に挑戦していきたいです。

...これからも丹後緑風高校演劇部は、地域に安全・安心を届ける「頼られる存在」であり続けてほしいと期待しています。
              

(取材・文 安達卓能)

 

 7月28日(金)~30日(日) 課題研究の活動の一環として、丹後王国にて『恐丹後お化け屋敷』を復活開催する予定です。そこで、企画経営科の生徒達がPR活動の一つとして映像を作成しました。ご覧ください。詳しい内容についてはポスターや学校HPでこれからも紹介していく予定です!

※オーディオ・動画コンテンツは、一部の機種ではご覧頂けません。パソコン環境にてご覧ください。

 

   「得意だ」と胸を張って言えるもの

 6月17日(土)に開催された第39回全国高等学校簿記競技大会京都府大会に企画経営科6名が出場し、団体の部で優勝を、個人の部でも優勝を含め3名が表彰され、7月16日に行われる全国大会への出場権を手にしました。今回は企画経営科に入学した理由と学科で学ぶ簿記会計の魅力について語ってもらいました。

団体の部 【優 勝】 京都府立丹後緑風高等学校網野学舎

個人の部
【優 勝】 本井晴大さん(網野中)
 在学中にたくさんの資格取得に挑戦できて、将来進学や就職に強いと考えたので私は企画経営科に進学しました。
 簿記は得意なのですが、本番の問題は想定より難易度が高く出題傾向が変わっていた箇所もあり、終わった瞬間はまったく自信がありませんでした。結果発表で団体で優勝と知ったときには本当に驚きましたが、逆にその瞬間に個人の優勝を確信しました。
 次は7月の全国大会です。各地の精鋭が集うので入賞すら厳しいかもしれませんが、しっかり対策をして全力でぶつかっていきます。
 将来の夢は公認会計士になることです。得意の簿記に磨きを掛けて、夢に向かって突き進んでいきます。

【第3位】 廣瀬久瑠実さん(網野中)
 卒業生である姉から企画経営科の様々な取組や良さを聞き、とても興味が湧いたことが入学のきっかけでした。
 この競技会に向けて私はとにかく過去問を解きまくりました。しかし本番の試験問題を目にした瞬間、出題形式が傾向と違い焦ってしまいました。それでもとにかく答を埋めようと必死で解いていきました。結果発表で団体と個人で名前が呼ばれたときは状況を理解できず、一人だけ時が止まったようでした。表彰されたときは、これまで自分が努力してきたことが報われたと実感し、必死で涙をこらえていました。
 これまで支えてくれた方々のおかげで掴んだ全国大会というチャンスを精一杯楽しんできます。

【優良賞】 安田和奏さん(丹後中)
 挑戦すればたくさん資格が取れて将来の仕事の幅が広がるし、地域活性化に真剣に取り組んでいる企画経営科で学びたいと思い入学しました。
 これまでも様々な競技会やコンクールに出場しましたが、簿記競技会は初めてでした。試験は着実に解いていくことを心掛けました。高校から始めた簿記で結果を残すことができて本当に嬉しいです。
 全国大会までは期末試験や検定、イベント準備がたくさんあり、勉強時間を確保するのは難しいですが、隙間を見つけてコツコツと進めていきたいです。
 私はこれからも資格にたくさん挑戦し、大学で学び、将来は大好きな丹後に戻って故郷の発展のために働きたいです。

...最後に3人に「あなたにとって"簿記"とは何か」と尋ねたところ、「『得意だ』と胸を張って言えるもの」だと気持ちよく答えてくれました。
              

(取材・文 安達卓能)

 

ファイル名:R5 アカシヤの丘_第3号.pdf

※PDFを開くには下記「令和5年度 アカシヤの丘 第3号」をクリックして下さい。

 
 

 今回は美化委員会の活動を紹介します。
 毎日の清掃は少し面倒で、なかなか気が乗らない人も多いのではないでしょうか。そこで今回美化委員会は「ぴかぴか掃除週間」と銘打って、放送委員会とコラボして清掃時にリクエスト曲を流しながら全校みんなで隅々まで清掃する取組を実施しました。お気に入りの曲が流れると生徒達は、ときには口ずさみ、時にはリズムに乗りながら楽しく掃除をしている様子でした。
 美化委員長の伊東愛奏さん(3年2組・網野中)は、「毎日の清掃や今回の取組を通して、一人一人が普段からさりげなく校内の美化を心掛けるようになってもらえたらいいなと思っています。また、普段なかなか見えない物の裏側もしっかり意識をして掃除できるようにもなってほしいと思っています。今回のような取組を今後もぜひしていきたいです。」とにこやかに話してくれました。

 

   挫折は「栄光」の母である

 6月6日から15日に中央アジア・キルギス共和国において開催された2023 U17アジアレスリング選手権大会に、フリースタイル男子80kg級の日本代表として出場し、堂々の5位に入賞をした水崎さんにインタビューをしました。

水崎竣介さん(2年1組・静岡市立城内中)
 私は地元静岡で4歳からレスリングを始めました。小中学校時代においても全国大会で結果を残してきましたが、もっと強くなりたいという思いから丹後緑風高校への進学を決めました。
 4月に行われたJOC杯で2位に入ったことから、今回のアジア選手権に出場することが決まりました。1位で世界選手権出場とはいかなかったので少し悔しかったですが、初めての海外遠征だったので嬉しかったです。選手権に向けては増量と筋トレを中心に体を鍛えました。対戦相手の情報もないので、相手に合わせずに自分のペースで攻めようと決め、メダル獲得を目標に開催地に乗り込みました。
 大会では1回戦を勝ち、手応えを掴むことが出来ました。しかし2回戦では序盤はリードしたものの、私にとっては初めてとなる大技を食らってしまい、動揺して自分の闘いに持ち込めず逆転されて負けてしまいました。3位決定戦も、大きくリードを奪い、勝利まであと一歩のところで相手に乗られてしまい、そこからずるずるとポイントを奪われて、最後はほんの僅かの差で大逆転負けを喫してしまいました。この時ばかりは悔しくて悔しくて涙が止まりませんでした。
 次の目標は8月に行われるインターハイです。個人戦では決勝進出を、団体ではベスト8を賭けて練習に励んでいきます。そして、今年2位だった来年のJOC杯では絶対に優勝し、今度は世界選手権の舞台で戦うことを目標にさらに強くなっていきたいです。

...敗北も挫折も流した涙も、すべては歓喜と栄光と大勝利の「母」であると私は思います。この悔しさをバネに、さらなる高みを目指して登りゆけ!
           

   (取材・文 安達卓能)

 
Copyright (C) 京都府立丹後緑風高等学校 All Rights Reserved.