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自然科学科2年生は、令和8年9月15日に、環太平洋大学次世代教育学部教授 川村康文先生を講師としてお招きし、「エネルギーと発電技術」と題した高大連携講座を実施しました。
講座では、さまざまな発電方法やエネルギーをめぐる話題、風車の種類とそれぞれの特徴についてお話しいただいた後、紙コップなどの身近な材料を使ってサボニウス型風力発電装置を製作し、発電実験に取り組みました。
生徒たちはペアで羽根の形や組み立て方を工夫し、多くの班が風車を回すことに成功しました。一方で、その回転をモーターに伝えてLEDを点灯させる段階では、摩擦や軸のぶれなどに苦戦しました。うまくいかない原因を一つずつ考えて改良を重ね、点灯に成功した班もありました。
講座後の感想では、多くの生徒が「難しかったが、原因を考えて改善していく過程が楽しかった」と振り返っていました。「少しの差で回らなくなる経験から、実際の発電設備がいかに精密に作られているかが分かった」「身の回りの風車も多くの試行錯誤の上に今の姿があると思うと、見方が変わった」など、ものづくりの難しさを通して技術への理解を深めた様子がうかがえました。また、「研究者が少ない分野をあえて選ぶという考え方に触れ、大学での研究のイメージがついた」など、講義の内容から新たな視点を得た生徒も多くいました。
答えの決まっていない課題に試行錯誤しながら取り組んだ今回の経験を、現在進めている課題研究に生かし、より深まりのある研究へと発展させていくことを期待しています。