12月20日(月)、終業式を行いました。
校長の式辞では、
パナソニック株式会社の創業者である松下幸之助氏の「困難こそ発展への好機である」という言葉を引用して、この2学期を振り返りました。
終業式後、教務部長と生徒指導部長の講話を行ない、教務部長からは
・冬休み中、学習の積み重ねをした人としていない人で、3学期以降差が出てくる。
生徒指導部長からは、冬休み中の生活態度について乱れがないように伝えるとともに
・3年生は卒業に向けて気を緩めず、しっかり加悦谷のバトンを後輩に繋いでいってほしい。
・1,2年生はそのバトンを受け取って、新たに歴史を作っていってほしい。
などと伝えました。
その後、伝達表彰を行いました。
表彰者は以下のとおりです。
<ウエイトリフティング部>
令和3年京都府スポーツ賞 優秀賞
長島 和奏さん(1年・江陽中)
下村 愛里さん(1年・加悦中)
令和3年度京都府秋季ウエイトリフティング選手権大会
女子59㎏級 2位 田村 結菜さん(2年・江陽中)
女子76㎏級 優勝 長島 和奏さん
男子81㎏級 優勝 今井 鼓太郎さん(1年・峰山中)
<陸上競技部>
第56回京都府高等学校ジュニア陸上競技対校選手権大会
女子走高跳 優勝 上田 桃愛さん(2年・弥栄中)
第16回京都府国立・公立高等学校陸上競技対校選手権大会
男子やり投げ 4位 橋本 昭博さん(2年・橋立中)
女子100mH 3位 多賀野 晴さん(3年・峰山中)
女子棒高跳 6位 小林 帆夏さん(1年・橋立中)
<書道部>
第38回京都府高等学校総合文化祭 書道部門
最優秀賞 松瀬 夏帆さん(2年・橋立中)
優秀賞 武縄 咲希さん(2年・加悦中)
<税に関する高校生作文>
京都府租税教育推進連絡協議会賞 和田 葉月さん(1年・大宮中)
宮津税務署長賞 廣野 明莉さん(1年・江陽中)
<令和のBuson俳句大会>
与謝野町教育委員会教育長賞 小西 智哉さん(3年・加悦中)
千賀壱郎賞 井﨑 音寧さん(1年・加悦中)
今年度、1年生で取り組んだ「税に関する高校生の作文」において、1年3組和田葉月さん(大宮中学出身)の「ひとつでも多くの命を救うために」が京都府租税教育推進連絡協議会賞、1年2組廣野明莉さん(江陽中学出身)の「身の回りの税」が宮津税務署長賞にそれぞれ選ばれました。
12月17日(金)、1年生は進路選択の視野を広げるために、企業講話を行いました。講師には、株式会社シオノ鋳工 代表取締役 塩野浩士 様、有限会社丸中モータース商会 代表取締役 長島由昇 様、社会福祉法人ひまわり特別養護老人ホームけやきホール ユニットリーダー 九谷寿朗 様、三景印刷株式会社 専務取締役 小林厚美 様、そして与謝野町教育委員会社会教育課 係長 井﨑洋之 様にお越しいただきました。
それぞれの仕事内容を御説明いただくことはもちろんながら、どんな思いで仕事をしているのか、仕事をする上で大切にしていることなども伝えていただきました。
業種も業界も異なる講師からの講話でしたが、共通することも多くあり、生徒たちは「働く」上で大切なことを感じ取っていました。
生徒の感想には、
12月14日(火)に本校第2体育館において、来年4月以降、18歳となり新たに選挙権を得る2年生を対象に模擬選挙授業を実施しました。
授業に際しては、与謝野町選挙管理委員会から田村書記、多賀野書記に御来校いただき、実際に選挙で使用される投票箱、記載台を設置し、投票所を再現していただきました。
選挙の仕組みや現状について多賀野書記から解説いただいた後、本校生徒代表3名が立候補者役となり、それぞれの政策を読み上げ、それに基づき、実際の投票行動を行いました。
働いている地域の人から直接仕事の話を伺って、自信を持って進路を決めるための機会を提供するKayadani仕事図鑑の7回目を、12月9日(木)に実施しました。
今回、講師として株式会社関西ケーズデンキ 木村 和輝 様にお越しいただきました。
「事前に資格は必要か?」
「やりがいはどんなことか?」
「仕事で悩んだことはあるか?」
等、働いているからこそのリアルな話を聴かせていただきました。
また、店内のセールス実績1位の実力者でもあるところから、販売をする上で必要な力、気をつけないといけないこと、意識してることなどもお話いただきました。
参加した生徒は
「1対1だったので、たくさん聞きたいことを聴くことができた!」
と、緊張ながらも収穫が多かった時間となりました。
木村様、今回はお越しいただきありがとうございました!
12月5日(日)、与謝野町青少年育成会主催の与謝野町子ども発表会で中西 陸さん(3年・橋立中)が発表しました。
「全国への挑戦」と題して、この町の小中学生に向けてメッセージを送りました。
発表では、陸上競技部で8種競技に取り組み、全国インターハイを目指してやってきた高校生活3年間について発表しました。
手の届くところにチャンスがあったのに、掴み取ることができなかった悔しさ、そこから得た気づきについて発表し、最後に大学に進学して、10種競技に取り組み、引き続き全国を目指すことを決意表明しました。
10月24日(水)、フードデザインの授業で、ダンデライオンカフェ 店主 岸本 穣 様にお越しいただき、魚(鯛)のさばき方と天婦羅のつくり方を教えていただきました。
鯛は捌いて姿造りにしましたが、捌き方だけでなく、なぜそのような手順を踏むのか、何を大切にしなければいけないか、お客様にお金をいただいて料理を提供するために必要なことは何か、等、様々なことを教えていただきました。
天婦羅では、揚げ方だけでなく、見栄えのする野菜の伐り方、揚げる順番、盛り付け方や天紙の織り方等を教えていただくとともに、なぜそのようにするのかの理由も教えていただきました。
生徒は、岸本様の見よう見まねでやりながら、分からない所は尋ねながら天婦羅を揚げていました。
生徒からは、
「初めて知ることが多くて、すごく勉強になった。」
「岸本さんが簡単そうにやっているのを見て、『できそう!』と思っていたのに、いざやってみると難しいことが多かった。」
「プロの方に直接色々教えてもらいながら料理をすることができて楽しかった。」
などの感想があり、多くの刺激をいただいていました。
岸本様、この度はお越しいただきありがとうございます!
11月19日(金)、京都府立学校事務長会丹後地域部会主催で「学校事務職員体験」を校内で実施していただきました。
丹後の府立高校生徒向けに実施している体験会で、今回は学校事務職員に興味のある1年生4名が体験をしました。
実際に学校の事務職員をされている方々が講師としてお越しになり、仕事の一部を演習として体験させていただけたり、実際に業務を行っている中での体験を聴かせていただきました。
体験談を聴かせていただいたり、実際に演習を行うことで全く知らなかった学校事務の仕事を知る機会となりました。
講師の皆様ありがとうございました!
11月18日(木)、アスリートスポーツコースの3年生が三河内小学校の5,6年生32名と一緒にスポーツ交流を行いました。
アスリートスポーツコースの小学生とのスポーツ交流は毎年恒例の取組になっていますが、毎回児童の数やその時の状況によって実施内容を少しずつ変えています。
今年度の3年生にとっては初めてのスポーツ交流。
当日までにどのようなメニューにするか、想定されることはどんなことかなどを考えながら、小学生がいることを見立てて練習して当日を迎えました。
始まった当初、緊張もあり、少し表情などが堅かった場面もありましたが、プログラムが進むにつれて互いの緊張も解け、トレーニング指導をとおして小学生と楽しく交流することができました。
また、見本を見せるたびに、小学生から「おぉ~!」という言葉をもらい、よい手本を示すことができました。
スポーツ交流中は、想定していなかったことが起こったり、思ったようにプログラムがこなせなかったり、トレーニングを指導することの難しさを実感しながら、その場その場で臨機応変に対応していました。
三河内小学校の児童の皆さんからは
「楽しかった。」
「また来たい。」
との声をいただき、また、三河内小学校の先生方からは、
「元気にハキハキとした姿がとても爽やかで、児童たちにとっていいモデルを見せてもらった。」
との言葉をいただきました。
交流を終えた生徒たちは、よかった点や反省点をすぐに洗い出して、次のスポーツ交流でどのように改善していくかを話し合っていました。
11月12日(金)、1年生対象の性に関する教育講演会を行いました。昨年度に続き、NPO法人 QWRCの近藤 由香 様に「LGBTって何?」をテーマに御講演いただきました。LGBTについて御自身の経験談を交えながらお話しいただき、生徒たちにとって大変貴重な経験となりました。
生徒の感想には
「知識としては知っていましたが、経験をもとに教えていただいたので、とても勉強になりました。」
「実際にLGBTの方から話を聴くのは初めてで、今までの中学校までのLGBTの学習とはまた違う、初めて聞くような話を聴くことができて興味深かったです。」
「お話を聴いて、どんな考え方を持っている人にも理解できる人間になりたいと思いました。」
などがあり、これまでの理解を更に深める場になりました。