今年度から2年生「総合的な探究の時間」を週2時間の授業としています。テーマ設定ができたチームから地域の関係者に連絡を取るなど、活動の場面は徐々に広がり、それぞれのチームがフィールドワークに取り組んでいます。
5月13日(火)には地元食材でのスイーツ開発を検討しているチームが「大槻菓舗」様へ伺い、お菓子の商品開発のポイントやこの地域ならではの農業とお菓子作りの関係性などについて教えていただきました。
5月14日(水)には、栄養関係の進路や子どものアレルギーや食について興味があるチームが、与謝野町立学校給食センター様に伺って栄養教諭(管理栄養士)の方にインタビューをしました。他にも、与謝野町教育委員会の方から与謝野町内の祭りの歴史の話、与謝野町役場の方から旧与謝小学校の案内、株式会社ローカルフラッグの方へプロジェクトの相談等、お話をお聞きしたり、アドバイスをいただいたりしました。お世話になりました皆様、ありがとうございました。
調理室では、丹後の郷土料理である「ばら寿司」を試作しているチームもありました。
現在は22チームに分かれて、それぞれのテーマを深堀りしています。地域内外の方々のお力もお借りしながら、各チームの探究活動に取り組んでいってほしいと思います。
5月16日(金)に令和7年度生徒総会と両丹総体壮行会を行いました。
生徒総会では、昨年度の決算を承認した後、令和7年度の活動方針及び活動計画、予算について提案し、承認多数で可決されました。いよいよ令和7年度の生徒会活動が動き出します。生徒会長のあいさつでは「Re:Start 私たちから」のスローガンのもと、新しい生徒会活動を展開していきたいとありました。加悦谷学舎らしい生徒会が始まります。
両丹総体壮行会では、総体に参加する部活動が決意表明をし、学舎長、生徒会長からの激励の言葉が贈られました。また、大会に参加しない部活動や文化系部活動からもそれぞれの目標を述べました。それぞれの目標に向かって力を尽くしていってください。
5月1日(水)、5月8日(水)の3,4限目に3年生の「服飾文化」の授業で、与謝野町織物技能訓練センターに伺い、手織りコースターを制作しました。
経糸と緯糸を織り合わせ一枚のコースターを完成させました。生徒たちは、黙々とコースター作りに取り組み、好きな色の毛糸を使ったオリジナル作品を完成させました。
機械式の織機に触れる体験もさせていただき、手織りとは違った迫力や難しさに心を動かされた様子でした。
与謝野町織物技能訓練センターの皆様、ありがとうございました。
3月29日(土)午後から、総合的な探究の時間で「地域の若者と一緒に運動をしたい」というチームが大運動会のプレ企画を校内で実施しました。大人になってから運動する機会が減っている方々と高校生が本気でスポーツをすることを検討したり、特定の競技ではなく運動会という形で交流できないかとアイデアを出したりと、さらには地域の体育館やスポーツチームにヒアリングをしてきました。
当日のプレ企画では高校生と教職員16名が参加し、普段の先生と生徒という垣根を超えてスポーツする楽しさを実感しました。
現在、6月に地域の方と一緒に取り組む大運動会の企画を検討しています。
3月23日(日)午前中、総合的な探究の時間で「千年椿のPR」を考えているチームが、よさの三四の森の会様が主催された「せせらぎの道」遊歩道整備に参加しました。
作業の前に、大田和の森の歴史や間伐などの森林管理の必要性、よさの三四の森の会の方がどんな思いで遊歩道整備をされているかなどのお話をお聞きしました。前の週にフィールドワークで歩いていたので、積雪による倒木や竹林の成長で歩きにくいところなどを見ていたので、生徒たちもイメージがつきやすかったようでした。整備作業はグループに分かれて担当の場所を綺麗にしていきます。縄付きのバケツを使って川から水を汲んだり、熊手を使って杉の枝を掃除したりしながら、頂上を目指しました。
作業後は、羽釜に作っていただいたお味噌汁の配膳を手伝ったり、記念撮影のための黒板アートを描かせていただいたりしました。オリジナルキャラクター「つばキング」を皆さんに知っていただける機会となりました。
4月の滝の千年ツバキまつりには、探究活動として関わらせていただきました。今後も地域の方の御協力のもと活動を進めていきます。よさの三四の森の皆様、ありがとうございました!
5月10日(土)、令和7年度PTA総会を開催しました。
令和6年度事業報告・決算報告、令和7年度の活動目標及び方針・事業計画・予算等について協議が行われ、賛成多数で全ての案件が承認されました。その後、進路指導部長と生徒指導部長から学校の現況報告及び、学年団の紹介をさせていただきました。
また、総会の前には授業参観を行い、生徒たちの普段の様子を保護者の皆様に御覧いただきました。お忙しい中、多くの保護者等の皆様に御来校いただきありがとうございました。
5月2日(金)5・6限に1年生レクレーションを実施しました。野田川フォレストパークで学年レクレーションとしてグラウンドゴルフを実施する予定でしたが、残念ながら当日午前中に雨が降ったため、第2体育館等でモルック・卓球・ボードゲームを実施しました。
モルックでは、生徒たちはすぐにルールを理解し、相手チームに勝とうと楽しそうに取り組んでいました。
卓球では、シングルスやダブルスなど生徒同士自由に取り組み、笑顔あふれる時間となりました。
ボードゲームでは、単にトランプをするだけでなくコミュニケーションを必要とするボードゲームを楽しみながら親睦を深めていました。
次回の学年レクレーションでは、HR企画委員が中心に企画・運営し、仲間と協働する力を育成していきます。
4月25日(金)3年生進路別ガイダンスを開催しました。
進学希望者はそれぞれの学校の特徴・魅力、学べる内容等の説明を聞くことにより、進学する目的と希望進路を具体的に確認し進路決定の参考にしていきます。
就職希望者は企業様をお迎えし、働くことや面接に向けての講話を聞き、就職活動に向けて意識を高めました。
これを機会に、希望進路実現に向けていっそう頑張ってください。
3年3組の佐賀真之介さん(加悦中)が、難関である実用英語技能検定準1級に見事合格しました。 準1級は、大学中級程度の英語力を要すると言われ、社会生活で求められる英語を十分に理解し、また使用できるレベルとされています。合格には、社会性の高い話題に関する理解力や、自分の意見を論理的に表現する力などが求められ、高校生にはもちろん、一般的にも非常に難易度の高い資格試験です。 佐賀さんの授業内外で積極的に英語学習に取り組む真摯な姿勢が、今回の素晴らしい合格へと繋がりました。また、佐賀さんだけでなく、多くの生徒が英検にチャレンジし結果を残しています。今回の合格が他の頑張っている生徒たちの大きな刺激となり、みなさんの今後更なる飛躍に期待しています。
「高校入学時は、あまり英語は得意ではありませんでしたが、中学英語からやり直してコツコツと学習を積み重ねてきました。早期から学習を進めてきたことが今回の合格に繋がったと思います。この経験を自信に変え、志望校合格に向けて受験勉強にも力を注いでいきたいと思います。」
4月10日(木)・11日(金)の2日間にわたり、新入生オリエンテーションを実施しました。
初日は、学舎長、教務部長、進路指導部長、生徒指導部長による講話を通じて、高校生活の心構えを学びました。講話から、コミュニケーションを通じて互いを理解し合うことの大切さや、思いやりのある行動、時間の管理、学び続ける姿勢の重要性を学びました。また、「進路は自ら選ぶものであると同時に、選ばれる自分になることが大切である」といったお話もあり、生徒たちは学業や部活動に主体的に取り組む意識を高めました。また、校歌に描かれた風景や込められた思いを学び、校歌練習をしました。
2日目は、学年レクリエーションとして、クラス対抗のボールゲームを行い、楽しみながら親睦を深めることができました。活動を通して、生徒同士の距離も縮まり、笑顔あふれる時間となりました。本学年では、「未来の自分は変えられる ―好機到来―」をスローガンに掲げ、生徒たちは新たな高校生活を力強くスタートさせました。