学校生活

 現在、宇多野病院展示ギャラリーにおいて美術選択者の授業作品を展示させていただいています。展示させていただいているギャラリーはリハビリルームへ向かうエレベーターホール前にあり、長期にわたり入院されている患者さんたちに、北嵯峨高校生の作品を見て、少しでも元気になっていただければと思っています。

展示は、8月25日(月)から1カ月間実施させていただき、その後の1カ月間は書道選択者の授業作品を、1月には美術部の作品を展示させていただく予定です。

感染症対策として、作品の展示については一般の方には鑑賞はしていただくことはできませんのでお知りおきください。

 
 
 
 

 1学期の終わりに美術の授業で「愛宕古道街道灯し」の行灯制作を行いました。「愛宕古道街道灯し」は化野念仏寺の千灯供養に合わせ嵯峨保勝会と瀬戸内寂聴氏が立ち上げたお祭りです。愛宕神社一の鳥居から嵯峨釈迦堂までの古い街並みが残る旧愛宕街道を行灯の明かりで灯します。

 毎年恒例となっている取り組みですが、今年度、街道灯しの催しは30周年を迎えるそうです。点灯時間は8月30日(土)、31日(日)の夜18:0020:30です。行灯に灯された作品が今から楽しみです。是非、御高覧ください。(本校のインスタグラムに制作動画をアップしています)

 ※今年も並み保存館周辺のみ点灯されます。お知りおきください。赤線部分に本校と広沢小学校の作品が並びます。

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7月22日(火)、サマーセミナーの一環として、2年生自然科学コースの生徒を対象に「学びの扉プロジェクト」を実施しました。今回は京都工芸繊維大学を訪問し、授業体験・図書館ツアー・入試説明会を通して、大学での学びの一端に触れる貴重な機会となりました。



講義Ⅰ:専門分野に分かれての体験授業

生徒たちは、生物講座と物理講座のいずれかを選択し、それぞれの専門的な内容に触れる講義を受講しました。
• 生物講座では、長岡 純治先生より「ムシ生物学」についてご講義いただきました。カイコの解剖を体験し、その組織からDNAを抽出・観察することで、生命の仕組みに対する理解を深めることができました。
• 物理講座では、飯塚 高志先生による「薄型成形による風鈴の作製実習」が行われました。素材を変形させて新しい形をつくる「塑性加工」について学び、大型の機械を使って実際に鉄板から風鈴を製作しました。生徒たちは、それぞれ世界に一つだけのオリジナル風鈴を完成させることができました。



講義Ⅱ:全体講義「染色の科学」

午後の全体講義では、安永 秀計先生による「染色の科学」を受講しました。「色とは何か」という基本的な問いから始まり、繊維と染料の関係について詳しく解説いただきました。講義の終盤には、錯視によって同じ画像が異なる色に見えたり、静止している線が動いて見えたりする体験が紹介され、生徒たちも興味津々で盛り上がっていました。



大学図書館ツアー

続いて、大学図書館を案内していただきました。膨大な蔵書や専門書の多さに、生徒たちは圧倒されていました。また、落ち着いた空間で集中して学習する大学生の姿にも強く刺激を受けた様子でした。



学食体験と入試説明会

昼食は大学の学生食堂を利用し、それぞれ思い思いのメニューを楽しみながら、大学生活の一端を体感しました。午後には、大学入試課の方による大学案内および入試説明会が行われ、進路選択や受験に向けた意識を高める良い機会となりました。

 
 
 
 

7月18日(金)、京都府立向陽高等学校で令和7年度図書館見学会・図書委員会交流会が開催されました。

本校からは図書委員長の村上絢香さんが参加し、北嵯峨高校図書委員会の取組を紹介しました。

会場には市内各校の図書委員が集まり、好きな本や理想の図書館について語り合うなど、活発な交流が行われました。

今回の経験を活かし、本校図書委員会の活動がさらに充実することを期待しています。

 
 
 
 
1学期終業式

本日、1学期の終業式が挙行されました。暑さ対策のため、各ホームルームにて放送とスライドの投影を用いて行いました。

1学期始業式には、校長先生から「授業を大切にしてほしい」と話されていましたが、1学期約100日間を振り返ってみて実践できたでしょうか。
本日の式辞では、普段から何かに「集中」する感覚を磨いておくことの大切さと、今やるべきことを意識して、夏休み40日間「継続」することに挑戦してほしいという話がありました。

次に生徒指導部長の西山先生から、1学期の日々の生活状況についての振り返りと、夏季休業中の注意事項について連絡されました。

その後、1学期に優れた成績を収めた各部活動等の伝達表彰と、全国大会に出場する美術部の宮島かなえさんと陸上競技部の小南柚香さんの壮行会が行われました。

今年から夏休みが約1週間長くなっているので、勉強や部活動、趣味など、計画を立てて充実した時間を過ごしてほしいです。

 
 
 
 

7月16日(水)3・4限、2年生自然科学コースの生徒を対象に、龍谷大学から講師の深尾武史教授をお招きし、授業担当の川端教諭と共同で高大連携数学講座を開講しました。

講座では「2次関数」を用いて、スロープを転がした鉄球が床に設置したペットボトルの中に入るように、班で実験や計算など試行錯誤を繰り返しました。

普段の座学で学ぶ数学とは一味違う、実験と考察を行き来する「生きた数学」に触れ、生徒たちは楽しみながらも真剣に問題に取り組んでいました。あまり使い慣れていない「関数電卓」の使用方法も学びながら、複雑な方程式や厳密な値の計算にもチャレンジしました。
最後は多くの班がペットボトルに鉄球を入れることに成功し、大きな歓声と達成感で溢れていました。

講座の最後には深尾先生から、現在世界を取り巻く様々な問題と数学とのつながりや、数学を学ぶ意義についてもお話していただきました。今回の貴重な経験を、今後の学習の糧としてほしいと思います。

 
 
 
 

令和7年7月12日(土)、長浜バイオ大学の福井充先生に、本校の生物実験室および生物講義室に大学で使用している機器を御搬入いただき、高大連携講座『PCRによる食肉の種類の鑑定』を実施していただきました。

 2年生の理系進学希望者15名が参加し、初めて目にする大学の機器や器具の取り扱いに戸惑いながらも、トリ、ブタ、ヒツジ、ウシ、ウマの肉片からDNAを取り出したあと、PCR法で遺伝子を増やし、アガロースゲル電気泳動法で自分が選んだ食肉が何の肉だったのかを判定しました。全員が修了証書をもらうことができ、大変有意義な1日となりました。

 
 
 
 

7月11日(金)に団体鑑賞を行いました。

 劇団銅鑼による演劇『「真っ赤なお鼻」の放課後』を鑑賞しました。今年度は会場をロームシアター京都に変更し、臨場感あふれる本格的な舞台を体験する機会となりました。

 物語は、高校2年生の青砥雛子が将来に悩む中、病院で出会ったクラウン(道化師)との出会いをきっかけに、自分の夢を見つけていくというものです。

 同じ高校生として、進路に悩む主人公の姿に自分を重ねながら鑑賞する生徒も多く、舞台に引き込まれるように真剣な表情で鑑賞している姿が印象的でした。

 終演後には劇団の方との懇談会も行われ、文化祭で演劇に取り組む2年生を中心に活発な質疑応答が交わされました。懇談会後にも個別に質問する生徒の姿が見られ、演劇に向けたやる気が感じられました。

 
 
 
 
「熱中症予防講座」

710日(木)、本校養護教諭が講師となり、各部活動の代表生徒を対象に「熱中症予防講座」を開催しました。会場の会議室には、多くの生徒が集まり、これからの季節に備えて大切な知識を学びました。

講座では、熱中症の予防方法や、万が一発症した際の適切な対応について分かりやすく解説し、日差しの強い季節に欠かせない「日焼け対策」についても触れられ、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。

講師の先生からは、「体調管理も実力のうち」という大切なメッセージが送られました。これからの部活動や日常生活において、健康を第一に考えた行動を心がけてほしいと思います。

 
 
 
 

3年生の希望生徒を対象に、公募推薦入試において重要な科目である英語の対策講座を実施しています。

全3回実施予定で、第1回目となる7月7日(月)は、佛教大学の対策講座でした。

講師に 中井 純氏をお招きし、佛教大学の入試における出題傾向の解説などを中心とした受験対策の講義を行っていただきました。

本日が1学期の期末考査最終日で、テスト勉強で疲れている中でしたが、受講した3年生のみなさんは大学受験に向けて頭を切り替え、しっかり集中して講義を受けていました。

この後は、7月9日(水)に京都産業大学、17日(木)に龍谷大学の対策講座を実施予定です。