学校生活

6月5日(木)、全学年で1学期の人権学習を行いました。今年度も学年ごとにテーマを設定し、それぞれの発達段階に応じた学びを深める機会となりました。

1年生:「身近で起こる人権問題について考える」

1年生は、体育館で映画『アオギリにたくして』を鑑賞しました。この作品は、被爆アオギリと一人の女性の人生を描いた実話に基づく物語です。戦争と平和、そして命の尊さを考えるきっかけとなり、身近な人権問題について一人ひとりが深く向き合う時間となりました。

2年生:「『障がい』と生き方について考える」

2年生には、京都府立盲学校の教諭・大渕真理子先生をお招きし、ご自身の経験をもとにしたご講演をいただきました。障がいをもつ方の視点や日常の中での気づき、そして共に生きる社会について、あらためて考える貴重な時間となりました。

3年生:「進路、特に就職を通して考える人権」

3年生は、「就職差別」をテーマに、将来の進路選択と人権のかかわりについて学びました。ワークショップ形式で行われた学習では、自分たちの進路と向き合いながら、「差別に負けない、差別を許さない」姿勢について意見を交わし、実社会に向けた準備として深い学びを得ました。

 

今後も、本校では人権学習を通じて、自他の人権を尊重し、よりよい社会の一員として成長していけるよう取り組んでまいります。