平成21年度卒業生進路状況報告


◆今年も No.1  ~国公立大学合格者数184名~

進路指導部長 玉村 岳

◆さらなる飛躍のとき…

 「志は高く、チャレンジ精神をもって…」新校長着任の挨拶の一節です。“Sagano Dynamics”の取組も次のステージへと移り、嵯峨野高校は飛躍のときを迎えようとしています。 授業を中心として、「現役で希望進路を実現する」本校の進路指導は、【表1】のとおり着実に成果を上げています。
【表1】主な国公立大学合格数

国公立大学名 H22 H21 H20
京都大学  12  10  10
大阪大学  28  21  20
神戸大学  12  13  17
東・京・阪・神大計  53  44  48
国公立大合格総数 184 182 162
進学準備(浪人生)  28  13  20
卒業数 331 321 322
 

 現役での国公立大学合格者数は184名を数え、府内公立高等学校最多合格を継続しています。

卒業生331名のうち55%超の生徒が国公立大学に合格、一方、進学準備(浪人生)は僅か28名(8.5%)という結果です。28名の中には合格大学はあるものの、さらにもう1年、高い目標を目指すことを決めた生徒も含まれます。
 また東京大1名、京都大12名、大阪大28名、神戸大12名、名古屋大1名など難関国立10大学の合格者数も57名に上りました。国公立大学合格総数だけでなく、生徒個々の高い目標設定、適切な学習指導により、難関国立大学合格でも着実な成果を上げています。「現役合格」を目標としつつ、さらに「難関」突破に向けた“チャレンジ”においても飛躍のときを迎えています。今後も、様々な専門科目、普通科目による基礎基本の徹底、発展的な学習により、生徒個々の高い進路希望に応えていきたいと考えています。

【表2】その他近畿地区の国公立大学合格者数(現役のみ)

大学名 合格 大学名 合格
京都教育大 大阪府立大
京都工芸繊維大 滋賀大 18
京都府立大 滋賀医科大
京都府立医大 奈良女子大
大阪市立大    

 次に私立大学の入試結果ですが、近年の経済情勢の影響を受けて、私大受験総数は激減しました。しかしながら合格数においては、【表3】のように今年もすばらしい結果を残してくれたと思います。表中の( )内の数字は、複数合格であっても1人を1件と数えた実合格数です。
【表3】主な私立大学合格数(現役のみ)

主な私立大学 H22(実合格) H21(実合格)
同志社大学  67( 52)  73( 59)
立命館大学 147(102) 177(118)
関西大学  51( 44)  75( 60)
関西学院大学  20( 16)  37( 24)
関関同立計 284(214) 362(261)

 難関国立大学へのチャレンジを支援しながらも、着実に各自の希望進路を達成することの大切さをあらためて感じているところです。上記の他に看護医療系・栄養調理系を中心とした専修・各種学校には8名が進学しました。
◆学習のトライアングル
 生徒個々の希望進路に、一層対応するため、現3年生から大幅に教育課程が変更されています。自由履修科目により、より柔軟な科目選択が可能になり、また、可能な限り少人数講座を開講し、入試に即応した授業を展開しています。今後ますます京・阪・神大を中心とする難関国立大志望者は増加するものと予想され、本校の進路指導の真価が問われます。
 入学時より、授業を中心とし、放課後、家庭学習の自学自習の場を結びつけた「学習のトライアングル」を確立し、着実に実力の伸長を図ります。現役合格という本校の方針を大切にしながらも、今まで以上に難関大学へも合格者を輩出する高等学校へと、さらなる進化をし続けます。
 また勉学のみに偏るのではなく、高校生活をより豊かなものにするため、部活動などの課外活動も奨励します。挨拶の励行、マナーの向上はもとより、自分の意見を主張しながらも、他者を尊重する人権教育も大切にしたいと考えています。これら高校3年間を通じての諸活動の総和としての進路実現、より高次を目指すチャレンジ精神の育成に、さらなる御支援をお願いして、平成22年3月卒業生の進路概況報告とさせていただきます。


嵯峨野だより45号より転載