SAGANO BLOG

【終業式】蝉の大合唱がはじまるとともに、嵯峨野高校の1学期が終わりました。

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校長先生の式辞ではスクールポリシー(学校の教育活動の方針)について、説明がありました。

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【グラジュエーションポリシー(どのような力を育てたいか)】

嵯峨野高校が伝統的に大切にしている「校是」に現れています。「校是」とは時代が変わっても揺らぐことのない本校の教育の根幹をなすものです。『和敬・自彊・飛翔』これを実践できる人を育成したいと考えています。

【アドミッションポリシー(こういう生徒に来て欲しい)】

他者を思いやることができ、仲間と協力して物事に取り組もうとする生徒(校是の和敬にあたる)。向上心をもって学び続ける生徒(校是の自彊にあたる)。自分の持てる力を十分に発揮し最大限にのばしたいと考えている生徒(校是の飛翔にあたる)。生徒のみなさんが、まさに日々実践してくれていると感じています。

【カリキュラムポリシー(どんな教育活動を行うのか)】

特に次の言葉を大事にしています。「ほんまもんの学びに出会い、一人一人が活躍できる学校」。「一人一人が活躍できる」については、受賞や成績に関わらず、全力で取り組めた生徒、それぞれの努力と成長を活躍だと思っています。一人一人の生徒の皆さんが、それぞれの場面や状況で活躍できる、そんな学校にしていきたいと考えています。「ほんまもんの学び」については、ただ大学に合格するためだけの勉強であるとか、暗記しただけの知識に留まらない、みなさんの将来に役立つような「ほんまもんの学び」を大切にしていきたいという思いを込めています。養老孟司さんの言葉に「変わっていくこと、それが学ぶということ、知るということです。自分が変わっていなかったら、何も学んでいないと思えばいい。」という言葉があります。こういうことこそが学んでいくことの醍醐味だと思っています。授業だけでなく部活動や学校行事でも、この学びは含まれています。自分で視野を狭めてしまうことがないように、大きな視野に立って「ほんまもんの学び」をぜひ深めてほしいと思っています。学校としても生徒のみなさんが「ほんまもんの学び」を経験できるような教育を提供していきたいと考えています。

また、夏休みを安全に過ごしてもらうために以下のことに注意してください。

「暑さ対策」熱中症警戒アラートなどに留意し、暑さ対策を意識してください。

「コロナ対策」コロナウイルスが再び活性化しています。夏休みは人混みに出かける機会も増えると思います。感染予防の意識を高めて行動してください。

「水の事故の防止」先日、鴨川上流で高校生の痛ましい事故がありました。水辺に出かける機会も増えると思いますが、事故防止に十分に留意してください。

夏休みは普段体験できないことが体験でき「ほんまもんの学び」に出会う絶好の機会だと思いますが、健康・安全があってこそ、それが達成できると思います。みなさんが全員元気で多くの学びを得て、2学期が迎えられることを願って式辞とします。

良い夏にしてください。


式典が終わって・・・

今年が高校生活最後の夏休みとなる、3年生のH Rを覗いてみると...

全員の夏休みの目標(?)を書いた黒板があったり、生徒同士で声を掛け合ったり...夏の日差しに負けぬ、青春のきらめきを見ることができました。さあ、この夏、精一杯を体験しよう!輝け!嵯峨野生!!



 
今月末に私は嵯峨野を離れ、米国に戻る予定です。8月から、私は故郷オクラホマの近くの高校で新入生(1年生)に英語文学を教えることになっています。嵯峨野高校で働くことができたのは生涯の栄誉です。温かく迎えてくれた生徒の皆さんに感謝したいと思います。さまざまな面で私を助けてくれた嵯峨野高校の素晴らしいスタッフ全員に深く感謝したいと思います。私はここで「良き地球市民になるにはどうすればよいか」という問いと出会いました。この問いはとても大きいですが、答えは小さいものです。私にとって、良き地球市民になるには、できる限り最高の自分になる必要があります。誰もが独自の才能と能力を持っています。誰もが独自の個性を持っています。良き地球市民になるには、まず自分に忠実になり、自分の心に従い、ただ良い人間になる必要があると私は信じています。世界を変えることは小さなことから始まり、それは自分自身から始まります。ですから、私はすべての人に、自分をユニークにするものを見つけて、それを開花させるよう勧めます。改めて、嵯峨野高校の生徒と教職員、そして京都の皆さんに心から感謝申し上げます。皆さんは私を温かく迎え入れてくださり、私の人生の一部を皆さんと過ごし、共有できたことを光栄に思います。ありがとうございました。
 

 6/10(月)本校にて、「人類の進化と歴史を振り返って、これからの学びを考える」という題目で山極壽一先生に御講演をいただきました。

 2025年国際博覧会のシニアアドバイザーも務めていらっしゃる山極先生は、人類進化論を専攻しておられ、今回の御講演では、ゴリラの生態とヒトとの対比から、人間であることの本質にもつながる大変興味深く、奥深いお話をしてくださいました。

 また、今回の講演会では、司会進行や講師の先生の誘導は生徒が行いました。希望した生徒による運営でしたが、1つ1つ丁寧にこなしてくれました。

今回の講演を聴いた、生徒の感想をいくつか紹介します。

・山極先生のご講演を聴いて、新しく知る、学ぶことがたくさんありました。最初の、不利益を承知で他人に何かを「教える」のは人間だけだ、というところから考えたことがなかったので、とても驚きました。私たちにとって、先生方に勉強を教えていただくことは当たり前だったので、自然界の他の動物たちと比べてみるとそのような違いがあるのだなと思いました。他にも、成長の仕方の違いや、共同体の発生の違いなど、様々なことを学ぶことができました。私たち人間が動物たちから学べることはたくさんあると知り、もっと知りたくなりました。

 

・ゴリラから学ぶということ自体が新鮮で、今回のお話を聞いて驚き、新しく学ぶことが沢山ありました。また、類人猿とまとめて見ていたものが、実は様々な違いがあると知れてとても嬉しかったです。人間以外のものとの違いから、人間を客観的に見て、在り方を考えることの大切さに気づけました。

 

・今日山極先生のお話を聴いて、人間しか持ちえないこと、または類人猿と似ていること、多くのことに気づかされました。特にお話の中で何度か共感能力や雰囲気ということをお話されているとき、私は「空気を読む」といった言葉が思い浮かんだのですが、今やインターネットで交流することも多い中、確かにそのように気を配ることは減ったなと思いました。

 

★山極先生からメッセージをいただきました!IMG_2570.jpg


 

スーパーサイエンスラボ、アカデミックラボで探究活動を行い、その研究成果を発表した3年生と、探究活動を始めた2年生が会し、合同でラボ活動を行いました。

2年生は研究テーマの設定や、研究の進め方について悩んでいることなどを話し、3年生はアドバイスをするとともに、自分たちが苦労したことや、工夫したこと、新たに発見をしたこと、気づいたことなどを語ってくれました。ラボ活動では本校の教員や、時には大学の先生からも指導していただくことがありますが、先輩からのアドバイスはより身近な視点で、2年生は目を輝かせて聞いていました。

 

こちらの記事の続編です。京都府立嵯峨野高等学校 6月10日 Sagano Global Forum for Student Research (SGF) PartⅠ - SAGANO BLOG (kyoto-be.ne.jp)

 午後からは学年ごとに、それぞれのステップに応じた活動を行いました。1年生は探究活動の原点であり,核となる問いについて深める「問いづくりワークショップ」に励みました。

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「質問と問いの違いとは?」「質問はどんなふうに分類できる?」「それぞれの長所と短所は?」「探究に向いている問いとは?」グループに分かれ様々な視点から問いについて深め、嵯峨野高校の探究活動のメインとなるラボ活動に向けて第一歩を踏み出しました。

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6月10日 AM「課題研究発表会」

 本校では毎年校内での課題研究発表会を行ってきました。今年度は初めて、全校生徒が終日参加し、講演会やワークショップなども組み合わせた、いわば「探究Day」という形でリニューアル開催しました。

 午前中は、3年生の課題研究発表会です。体育館での開会式の後、3年生1~6組の生徒はアカデミックラボの研究成果を英語で、3年生7・8組の生徒は、スーパーサイエンスラボⅠ~Ⅲの研究成果をそれぞれプレゼンテーションしました。

 アカデミックラボ58件、スーパーサイエンスラボ35件、サイエンス部1件、さらに海外からJunipero Sera High School 2件、Notre Dame Highschool Belmont校1件、合計97件の研究発表が行われる一大イベントとなりました。

 当日までに、オンライン上に全ての発表のスライド pdf資料 を閲覧できるようにしました。生徒達は予めこれらを閲覧し、コメントや質疑応答を行いました。英語のスライドは、質問コメントも英語です!

 いよいよ当日の発表会。各グループが2~3回ずつ発表を行うため、発表延べ数は268本! したがって部屋数もHR教室や特別教室併せて35会場と、文字通り全校あげてのイベントとなりました。聴講者は本校全生徒の他、TAとして留学生、教育関係者が来場されました。

 アカデミックラボの発表は、質疑応答も全て英語です!質問する側も回答する側も、頭をフル回転させながら真摯に伝えようとする姿が印象的でした。

 スーパーサイエンスラボの発表および質疑応答は日本語で行われることもあり、質問する側も回答する側も、科学的・論理的に深いレベルで議論する様子も観られました。各発表の司会は2年生が中心となって取り組みましたが、有志の3年生の他、1年生もチャレンジしてくれました

 終了後「これで終わりかと思うと、感慨深いものがあるな・・・」とつぶやいている生徒がいました。今回の経験を自信に変えて、さらに大きな課題解決と夢の実現に向かってくれることと思います。

 

入学式を終えて早1ヶ月。1年生も少しずつ学校生活に慣れてきました。


入学後2週間はステップアッププログラムとして、分掌オリエンテーションや教科ガイダンス、校内ツアーを実施しました。



また、ステップアッププログラム3日目には佛教大学副学長の原清治先生から、「新入生に向けたメッセージ」とのタイトルで御講演くださいました。

偶然にも講演前に原先生に話しかけた2人の生徒達。2人のやりとりを再現しながら、「探究活動を行ったり、これから先を生きていく中で、相手へのリスペクトを忘れないでほしい」というメッセージを受け取りました。



そして、ステップアッププログラムのラストは学年レクリエーション!

レクリエーション1つ目のペーパータワーコンテストでは、A4用紙20枚とはさみのみでどこまで高いタワーを立てられるか、各チームの工夫が光りました。これぞまさに、探究活動!


レクリエーション2つ目の大縄跳び。体力勝負かと思いきや、ここでも各クラス20人ずつのチーム分けや跳ぶメンバーの並び順など、工夫をするのが嵯峨野生。


盛り上がった結果は、以下の通りになりました。

ペーパータワーコンテスト 1位 2組5班  2位 7組1班  3位 6組3班

大縄跳び  1位 7組(82回)  2位 6組(54回)  3位 8組(46回)



嵯峨野高校での旅路は、まだまだ始まったばかり。少しずつ歩み始めたみんなの1歩を教員一同、あたたかく見守っています。

 

4月19日(金) 3年生神戸野外活動を行いました。


JR三ノ宮駅に集合後、神戸市内で班別活動を行いました。

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今回の野外活動では、事前にお題として提示していた9地点を生徒たちが探し出し、その場所で写真を撮るという取組に挑戦しました。


場所探しとともに、神戸の街並みを見て歴史や文化に思いをはせました。

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お題を全てクリアした班もありました。

天候にも恵まれ、どの班も楽しく過ごしていました。

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 初めのうちは火を起こすことに苦労していた生徒達でしたが、どの班も力を合わせて完成にこぎつけました。青空の下て自分達が調理したものを味わうのは、さぞ美味しかったことでしょう。普段の昼食時よりも一段と明るい表情で食べる姿がとても印象的でした。

 食事の後は用具をきれいに洗って後片付けを行い、各クラスで記念写真を撮影し現地を後にしました。

 

 広場に整列し、キャンプ場の方から諸注意をしていただきました。普段とは違い、ゴミの分別も5種類に分類することなど、細かな説明をしていただき、生徒達もしっかり注目していました。その後は火起こしからスタートです。

 

 キャンプ場の1.5km手前でバスを降車し、現地までは徒歩です。天気にも恵まれて飯ごう炊さんにはいい準備運動といったところでしょうか。右の画像がキャンプ場に到着したところです。

 

 野外活動当日を迎えました。最高の天気に恵まれて出発です。

 

本日のロングホームルームでは、昨日の班長会議の内容を班員で共有した後、野外活動で調理するメニューや必要な用具・食材などを話し合いました。皆が積極的に意見を出し合い、楽しい雰囲気で準備を進めている様子が伝わってきました。明日までにメニューと必要なレンタル用品の見積書を提出することになっています。班員全員で協力して決めていって欲しいと思います。

 

 4月19日(金)に実施する野外活動に向けて、昨日までに各クラス5つの班を編成し、班長を選出しました。写真は本日昼休みに行われた班長会議の様子です。担当の先生から内容に関する詳細な説明があり、班長はその内容を明日のLHR等で班員に伝達する役割を担っています。全員が真剣に説明を聴き、必要なメモをとっていました。今後メニューや必要な用具の選定などを班ごとに協議し準備を進めていきます。

 

2024年4月8日、今日はそれぞれのはじまりの日でした。

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【始業式】

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はじめて嵯峨野高校に来られた先生方...生徒のみなさんの心に、どんな好奇心の波紋を広げてくださるのか、とても楽しみです。

生徒部長の原田先生からは...新たな規定についてご説明と「実りある学校生活について」改めて考えるきっかけとなるお話をいただきました。

そして吉村校長先生...

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生徒のみなさんの目を見ながら、じっくり語りかけるように以下2点についてお話しされました。

「できたこと」もしっかり評価して、充実した1年に

3学期修了式でPDCAサイクル(Plan/Do/Check/Action)という方法についてお話ししたが、みなさんには、反省ばかりでなく「できたこと」をしっかり評価してほしい。PDCAサイクルだけでなく、人それぞれに自分に合う方法を見つけることも大切。行動を先行するDCAPサイクル、ほかにもOODAループ(Observe/Orient/Decide/Act)やSTPDサイクル(See/Think/Plan/do)など充実した1年を過ごすために計画を立てる方法は様々にあります。一度に無理な計画を立てず、1年という長期目標を元に、1週間くらいの短いサイクルで何度もこれらを回し、さらに改善を図ることを心掛けてください。

長続きする「幸福」とは?

2021年「ウェルビーイング」学会が設立され、近年話題になっています。代表理事で慶應義塾大学大学院の前野隆司教授によると「ウェルビーイング」とはWell=良い、Being=状態。つまり「心と体と社会が良い状態」のこと。しかし、何を「良い状態」と感じるか個人差は大きい。そこで前野教授は「長続きしない幸福の条件」を明らかにし、さらに「長続きする幸福の因子」を整理されました。ぜひ、この幸福の因子を意識しながら、自分を見つめ直してみましょう。ここにいる全員がウェルビーイングを実感できる1年となることを願っています。

・長続きしない幸福の条件

 社会的地位・お金・モノなど、他人と比較することで得られる幸せは長続きしない

・長続きする幸福の因子*人が幸せを感じる4つの因子

 「やってみよう」因子(自己実現と成長)

 「ありがとう」因子(つながりと感謝)

 「なんとかなる」因子(前向きと楽観)

 「ありのままに」因子(独立と自分らしさ)


...そして午後からは、見事な彩を添えてくれた桜に囲まれて、

京都府立嵯峨野高等学校第76回入学式が挙行されました!

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 【校長式辞】

「和敬(和をもって敬うこと)」「自彊(自ら務めて励むこと)」「飛翔(新しい世界に飛び立つこと)」本校の教育活動はすべてこの校是のもとに行われています。みなさんもこの3つの校是を心に刻み、日々その実践を心掛けてください。また自分が進むべき方向を正しく見極めるためには、世の中全体を幅広く見渡し、様々な意見や考え方に触れ、物事を色々な角度から捉える力が重要になってきます。それが「俯瞰」する力です。

 本校で力を入れている探究(ラボ)活動でも、この力が必要です。実験方法やデータにばかり目を奪われ「俯瞰」する視点を忘れた探究は、目的そのものを見失ってしまうことにもなりかねません。

 また、この「俯瞰」する力は人との関係をうまく築くうえでも欠かせません。相手のことを狭い視野で一面的に見ていたのでは、相手の良さに気付くことができなかったり、相手のことを客観的に理解できなかったりするでしょう。

 さらに、自分自身を「俯瞰」する力も大切です。自分自身を少し離れたところから見ると、自分の足りない部分や考えの間違い、もしくは自分の良さや魅力が見つかることもあります。そして何かに悩んで出口が見えなくなった時でも、自分を「俯瞰」することで冷静さを取り戻し、光が見えてくることがあります。

こうした力は「メタ認知能力」などとも呼ばれ、様々な分野で重要視されています。みなさんの周りにはまだまだ知らない世界が広がっています。「俯瞰」する力をぜひ心掛けてください。三年後、みなさんが今は想像もつかないような、大きく成長した自分と出会えることを心から願っています。

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この言葉を受けて生徒の宣誓と決意表明が続きました。

新しい制服のせいでしょうか...すでに中学生とは異なる顔つきになっています。

そして新入生担任の先生方の登壇...

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校長先生は式辞のなかで保護者等のみなさまに向けて「新しい家族を迎えたという気持ちで教育に力を注ぐ」と宣言されました。もちろん教職員一同、おなじ気持ちです。...そして新入生が「新しい家族」ならば...「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」も、なぜかすでに同じ気持ちのようです。先週、ワンダーフォーゲル部をはじめ、先輩たちが1年生が使う下駄箱等の大掃除をしていました。...しかも、なんだか嬉しそう。

そして新入生のみなさんがはじめて歌う校歌は、吹奏楽部の先輩方が生演奏で支えてくれました!

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つまり...

「新入生のみなさん、みんなで待ってましたよ!ようこそ、嵯峨野高校へ!!」ということです。

さぁ、私たちの高校生活のはじまりです!!

 

3月13日(水)の5・6時間目に「情報Ⅰ 合同発表会」を行いました。

3学期の情報Ⅰの授業では、「SDGs」をテーマにグループで探究学習に取り組み、プレゼンテーションを行いました。そして、各クラスで最も評価の高かったグループがクラス代表に選ばれ、合同発表会でプレゼンテーションを行いました。学年全員の前で発表するという機会はなかなかないので、よい経験になったのではないでしょうか。

どのクラスもさすが代表と感じるような素晴らしい発表でしたが、その中で教員の審査と生徒の皆さんの投票の結果、見事8組が最優秀賞、4組と1組が優秀賞に輝きました。おめでとうございます!

クラス内の発表でも素晴らしい発表がたくさん見られました。その様子は後日お伝えしたいと思います。

以下、合同発表会の各クラスの発表タイトルと写真を掲載します。


1組「教育現場における教員のイメージの改善」<優秀賞>

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2組「既存のマイクロプラスチックの回収方法の検討」

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3組「京都府で観光客が多くても住民が交通不便を感じない街づくりをできるのか」

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4組「教育虐待」<優秀賞>

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5組「教育~不登校への対応~」

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6組「牛とメタンガスと地球温暖化の相関関係」

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7組「3Rの活性化」

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8組「消費者が魚を守る!?~水産エコラベルの普及と消費者の意識~」<最優秀賞>

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本日、体育館にて修了式が行われました。

1年ぶりに全校生徒が体育館に集まり、校歌斉唱から始まりました。

 

校長先生の式辞では

PDCAサイクルへの言及から始まりました。PDCAサイクルとはPlan(計画)、Do(実行)、Check(測定・評価)、Action(対策・改善)の仮説・検証型プロセスを循環させ、マネジメントの品質を高めようという概念です。このサイクルで重要なのは、CheckとActionの部分である。春休みのうちに、この1年、自分ができたことはなにかをしっかり意識して振り返り、4月からの新しい計画に繋げて欲しい。

 さらに、阪神タイガースの矢野前監督の言葉を紹介しながら、自分が成功できると信じ切ることの大切さなどに触れ、4月から新しい目標に向けて頑張ってほしいとの言葉がありました。

生徒指導部長からは

制服の「正装」変更について経緯を添え説明がありました。そして、教育目標(安全安心・全員が主人公・感謝)について振り返りがありました。在校生の自己肯定感や自己有用感を高めたいという想いから設定に至ったという経緯のお話がありました。

 

進路指導部長からは

この春受験を頑張った3年生に想いを馳せ、彼らの受験勉強の体験を記した「合格体験記」を紹介しました。そのうち、夢をあきらめず、苦手を克服して志望校に合格した一人について焦点を当て、来年度学年が上がる在校生へ、自分が何をしたいか。どんな世界になって欲しいかを考えること。挑戦者になること。周りの人の力を借りること。それらを踏まえ頑張って欲しいとのお話がありました。


その後、伝達表彰式を行いました。

 

 

無題61_20240304113515_2.jpg令和6年3月1日金曜日

眩い光のなか、多くの人に祝福されて3年生が巣立っていきました。

これまでの努力を自信に変えて、羽ばたく姿の何と頼もしいことか。

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ずっと前を歩いているので見えなかったけれど、

晴れやかな嬉しさと、別れの辛さを噛みしめて、

最後の引率をする、担任の先生の表情は複雑です。


後ろをついて歩くだけではわからない、

大人のこんな顔も最後に覚えておいてね。

愛されるとはそういうものです。

さあ飛翔のとき。嵯峨野生よ、挑戦者であれ。

 
校長先生の開会あいさつ
メディアの取材も入っており、NHKの番組で放送されました。

令和6年2月8日(木)の午後、令和5年度アカデミックラボ課題研究発表会を開催しました。2年生1~6組の生徒が、1年間かけて探究した58のテーマについて、それぞれ発表しました。

視聴生徒として1・2年生全生徒が参加したほか、それぞれの探究活動でお世話になった方やSSH関係校の視察・メディアの取材などで来校いただいた方にもご参加いただき、活気あふれるポスターセッションが行われました。

発表は一つの区切りではありますが、この後も次年度の英語でのスライドプレゼンテーションに向けて探究活動を続けていきます。


 

22日(金)に第2学年で嵯峨野マッチを実施しました。

5種目の競技(ドッジボール、フットサル、ソフトバレー、ボードゲーム、百人一首)をクラス対抗で争い、どの競技も生徒達は楽しみながら真剣に活動していました。

結果は以下の通りです。

総合優勝:6組  準優勝:5組  第3位:2組、4

嵯峨野マッチ運営委員が事前の準備から当日の運営まで担当し、みんなで協力して作り上げてくれました。配信による委員長の結果発表時には歓声が沸き起こり、盛況のうちに無事終えることができました。

 
 
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