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学校生活

 
 
 

 1日目の11月6日(水)、冷泉流歌道門人の清水大史先生から伝統的な和歌について学びました。
近代短歌が個性の表現であるのに対して、伝統的な和歌は共通認識の上で詠むもので、よく知られた語句を用いて詠むということを知りました。
 「月」という題について、提示していただいた数多くの語句とそれを使った和歌を見ながら和歌を詠みました。

 

 2日目の11月13日(水)、先回に詠んだ和歌を添削していただいたものを半紙に筆で下書きをしました。   

この日は畳に正座し、自分で墨を摺り、筆を持つのは久しぶりの生徒も多くいました。部屋の入り方、歩き方、用具の受け渡し方等それぞれに作法があり、初めての体験に戸惑いながらも、興味深く取り組みました。

 

 3日目の11月20日(水)、いよいよ和歌を短冊に清書します。作法は先回と同じですが、清書はやはり緊張します。その後、和歌を声に出して読む「披講」を学びました。調子を図示したものを初めて見てそれに合わせて自分たちの詠んだ歌を披講しました。

 3回の体験で長い歳月を通して伝えられてきた「伝統」を実感することができました。また、めったにできないことを体験し、良い経験となりました。