給食室より(2025年2月)

三度豆は、「さやいんげん」というインゲン豆の別名です。年に何度も豆が収穫出来ることから、「三度豆」という名前がつきました。

「チゲ」は、韓国の料理で、「鍋料理」という意味があります。豆腐が入った「スンドゥブチゲ」や、ラーメンが入った「プデチゲ」など、色々な種類があります。

久御山町で最も生産量が多い野菜は、「ねぎ」です。20年ほど前までは、小松菜の生産量が最も多かったそうです。最近では、九条ねぎが有名になったことで、生産量が増えました。

「ふろふき大根」とは、厚く切った大根をだしで煮て、肉みそをつけて食べる献立です。風呂上がりに体に息を吹きかける「風呂吹き」と、大根を冷ます様子が似ていることから、この名前がつきました。

今日のカレーライスのご飯は、麦ご飯です。世界各地で古くから食べられてきた麦。大麦、小麦をはじめいろんな種類があります。

大麦:古くは古代エジプトやインド文明をはぐくんだ、食物繊維にすぐれた健康食です

小麦:パンや菓子、麺類などグルテンを生かした料理で世界中で食されています

ライ麦(黒麦):寒冷地で育つ麦で、ビタミンB群や食物繊維が豊富です

エン麦(オーツ麦):グラノーラやオートミールなどに加工されるます

はと麦:薬膳食材として用いられます

《 毎月19日は、食育の日 》

今月は、マグネシウムと亜鉛がたくさんとれる献立です。マグネシウムは骨の成分として重要で、筋肉が伸びたり縮んだりするのに関わっています。亜鉛は、舌にある味を感じる「味蕾(みらい)」の形成に重要です。不足すると、味を感じにくくなってしまいます。どちらも体に欠かせない栄養素です。肉や魚、野菜や大豆製品など、バランス良く食べるようにしましょう。

「全粒粉」とは小麦を皮ごと粉にしたものです。全粒粉パンは、普通のコッペパンよりもミネラルが多く含まれています。つぶつぶとした食感を味わって食べましょう。

「サンラータン」を漢字で書くと「酸辣湯」と書き、「酸っぱくて辛いスープ」という意味があります。味わって食べると、酸っぱい味や辛い味を見つけられるかも・・・。

「はるさめ」の名前の由来は、春の雨に似ているからです。はるさめは、漢字で「春雨」と書きます。細くて透明な姿が、春の雨に似ていることから、この名前がつきました。材料は、緑豆やさつまいもなどいろいろな種類があります。

今日は、揚げパンのセレクトです!給食の定番はきな粉ですが、今回はココア揚げパン、シュガー揚げパンの2種類から選びました。東角小学校では、ココアを選んだ人160人、シュガーを選んだ人90人で、ココアを選んだ人が多かったです。

「きんぴら」という名前は、江戸時代に流行した人形浄瑠璃(にんぎょうじょうるり)に登場する「金太郎」の息子「金平」が由来です。

「ジャンバラヤ」は、アメリカの家庭料理の一つです。当時アメリカのニューオリンズを支配していたスペイン人が伝えたパエリアが、アメリカ風にアレンジされました。

大根を干すと切干大根になります。100gの大根を干すと、約10gになります。大根は、約90パーセント、ほとんどが水分です。100gの大根を干すと、約90gの水分が抜けて、約10gの切干大根になります。

関西の特産品の消費拡大のため、兵庫県産のアカエイと味付けのりを提供していただきました。「アカエイ」は、瀬戸内海に広く生息する魚ですが、あまり利用されない「未利用魚」になってしまっています。給食では、香ばしく唐揚げにしていただきます。また、生産量全国1位の兵庫県ののりは、肉厚で歯切れが良く、深みのある色艶が特徴です。

《 2月6日は初午 》

2月の最初の午の日を「初午(はつうま)」といいます。初午には、穀物の神様「稲荷神」の使いであるきつねに、いなり寿司をお供えします。給食では、刻んだいなり(油揚げ)を混ぜ込んだ「こぎつね寿司」をいただきます。

パスタの1種である「ペンネ」は、「ペンの先」という意味です。丸い筒の形をしたパスタの両端を、ペン先のように斜めに切り落とした形をしています。

《 2月2日は節分 》

節分には、いわしを焼いて食べる習慣があります。これは、いわしを焼くにおいで鬼を追い払うためです。また、鬼はとがったものが苦手なため、ひいらぎの葉がついた枝にいわしの頭を刺して飾る風習もあります。

スーパーで見かけるにんじんは、オレンジ色をしていますが、これは「カロテン」という色素の色です。カロテンと言う名前は、英語の「キャロット」がもとになっています。

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